2020/10/6の写真†
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等級ごとのヤング率の求め方など†
ガードレールの支柱間隔†
直交集成板の日本農林規格†
CLTの材料定数の与え方(平均化した直交異方性にする場合)†
- 弱軸:\( x \)
- 強軸:\( y \)
- ここで言う強軸・弱軸は、曲げを受ける際の回転軸(断面2次モーメントの軸)のことではなく、
CLTの板厚面に圧縮・引張を受けた場合に\( EA \)が大きい方が強軸、小さい方が弱軸
(つまり、梁として考えた場合、橋軸に強軸が一致しているときがたわみにくくなる)
- 板厚方向:\( z \)
の場合
- 弱軸方向ヤング率\( E_{x} \):弱軸直交面での\( \sum E_{i}I_{i} \)
- 強軸方向ヤング率\( E_{y} \):強軸直交面での\( \sum E_{i}I_{i} \)
- 板厚方向ヤング率\( E_{z} \):強軸方向ヤング率/25:\( \frac{E_{y}}{25} \)
- 弱軸直交面のせん断弾性係数\( G_{yz} \):強軸方向ヤング率/15:\( \frac{E_{y}}{15} \)
- 強軸直交面のせん断弾性係数\( G_{zx} \):弱軸方向ヤング率/15:\( \frac{E_{x}}{15} \)
- ある軸が梁として曲げ変形した際に、せん断変形する影響を考えるとすると、梁側面(梁の曲げ面)の
せん断剛性は、梁軸の1/15と見積もる考え方から
- CLTの板面のせん断弾性係数:\( G_{xy}=\frac{G_{yz}+G_{zx}}{2} \)
- 集成材梁の断面のせん断弾性係数をねじれ試験から測定している文献によると、曲げ側面のせん断弾性係数
(スパンを変えながら、ティモシェンコ梁のたわみの式から逆算した\( G \))とオーダー的にあまり変わりがなかったような気がするので、
軸方向ヤング率の1/15でいいかなという判断。CLTだと曲げを受ける軸が2方向あるので、それらを平均
高橋さんの場合(2021/11/30後藤ちゃちゃ)†
3層4プライ(強軸面で、強、弱、弱、強)だとすると、例えば、強軸:6GPa, 弱軸:3GPaとして、上の方法で、
材料定数を求めてみては。