(軽くするために)まずやること

不具合

Windows UpdateしたらGrubが起動しなくなりデュアルブートのUbuntuを起動できない

failed to load image \efi\ubuntu\gtubx64.efi: Volume Corrupt

ESCを押しながら電源を入れてもHPノートのHP起動メニュー(BIOS設定)が起動しない

ESCを連打しながら電源を入れる。「HP起動メニューを起動します」みたいなのが出たら、連打をやめていい。

HP起動メニューからブート順を変えても、DVDやUSBメモリから起動できない

HP起動メニューで、セキュアブート的な設定を一通り無効にする。

DVDからの起動ができるようになったら、boot-repairをインストールして起動

UbuntuインストールDVDやUSBメモリで、「Ubuntuを試す」状態で起動したら、boot-repairをインストールする。

ブラウザーからboot-repair deb等で検索して、boot-repair_4ppa200_all.debみたいな boot-repairのdebファイルをダウンロードして、インストール。

sudo dpkg -i boot-repair_4ppa200_all.deb

みたいにやると、

dpkg: 依存関係の問題により boot-sav の設定ができません:

みたいなのが出ると思う。それらのdebパッケージを検索して、dpkgでインストールして、また依存関係のエラーが出たら、そのdebファイルを検索して、 ダウンロードしてdpkgでインストールして、、、とやっていく。エラーが出なくなったら、逆順にインストールしていって、最後にboot-repairをインストールする。

boot-sav_4ppa200_all.deb
glade2script_3.2.4~ppa23_all.deb
glade2script-python3_3.2.4~ppa23_all.deb

これらのファイルを検索してダウンロードするのもめんどくさいので、Windows Updateで起動しなくなる可能氏のあるデュアルブートパソコンのUbuntu側に、上記のdebファイル一式をあらかじめダウンロードして入れておくといいかもしれない。UbuntuインストールディスクやUSBメモリから「Ubuntuを試す」状態で起動している場合、左側の「ホーム」(フォルダのアイコン)をクリック→「+他の場所」→デュアルブートのUbuntuがインストールされている領域(/dev/nvme0n1p4みたいな)をクリックで、デュアルブートのUbuntu内のファイルにアクセスできるので、予めダウンロードしておいてdebファイルをデスクトップとか適当な場所にコピーして、dpkgをやればいいのではないか。

sudo dpkg -i glade2script-python3_3.2.4~ppa23_all.deb
sudo dpkg -i glade2script_3.2.4~ppa23_all.deb
sudo dpkg -i boot-sav_4ppa200_all.deb
sudo dpkg -i boot-repair_4ppa200_all.deb

Windows Updateの後にUbuntuが起動しなくなったときにやることをルーチン化(推奨)

Ubuntu起動USBメモリはこの方法で作っておく。起動DVDだと起動までとても(10分以上とか)時間がかかり、作業をするたびに、いちいちDVDに読みにいって、何をするにも時間がかかっていらいらするので、起動USBメモリを作っておいた方がよい。

デュアルブートのUbuntuに、上のdebファイル一式と、上記のコマンドを書いて実行属性を777で与えたbrinstみたいなファイルを適当な名前(brとか)のディレクトリに入れておく。さて、Windows Updateの後にUbuntuが起動しなくなったら、(Ubuntu起動USBメモリを刺して電源を入れて、ESCを連打で、起動メニューに移動して、Bootメニューから、Ubuntu起動USBメモリのデバイスを選択で起動して)、「Ubuntuを試す」で起動して、左側の「ホーム」(フォルダのアイコン)をクリック→「+他の場所」→デュアルブートのUbuntuがインストールされている領域(/dev/nvme0n1p4みたいな)をクリックして、/home/kiso/とかの中のbrフォルダをコピーして、デスクトップに貼りつけ、Terminalを(検索して)起動してcd Desktop でデスクトップに移動し、そこで、./brinst を実行すると、上記のコマンドが実行されて、boot-repairがインストールされる。ネットワークにつなぐ必要もない。割と簡単だ。後は、boot-repairを(検索して)起動して、以下の「おすすめの修復」。

boot-repair起動用USBメモリ(非推奨)

Windows Updateでbiosをいじられる度にgrubを壊されると、上記のように復旧に苦労するので、 boot-repairがインストールされたUbuntuを起動できるUSBメモリを作っておくと安心だ。 と思ったが、この方法でboot-repairをやると、たぶん起動した外付けHDDから起動するパソコンとして、grubの修復がされてしまうと思うので、あまりいい方法ではないかも。というわけで、上記のUbuntuインストールUSBメモリで「Ubuntuを試す」状態で起動して、毎回 boot-repairをインストールしてからgrubを修復という手順の方が確実かも。

UbuntuのインストールUSBであれば、 ここに書いた方法で比較的簡単に作れるが、インストールUSBの「インストールせずにUbuntu Linuxを使ってみる」の状態のUbuntuには、その状態で上記の目的でインストールしたboot-repairやその他ネットワークの設定等は保存されず、次に使うときは、また、まっさらな状態からネットワークの設定やboot-repairのインストールをやらなければならない。 なので、USBメモリに、ちゃんとUbuntuをインストールしてしまえば(boot-repairとかもインストールしておけるので)いいのかとも思ったが、そうでもないようだ。ちなみに LinuxをUSBメモリーにインストールによると、USBメモリにUbuntuをインストールするには、5時間とか、とても時間がかかるようだ。そういうことなら、外付けHDDにインストールした方がいいかも。しかし、それをやると、インストールに使っているパソコンのブートローダーまで書き換えられたりして、簡単な話ではないので非推奨。上記のルーチン化(推奨)の方が、十分に確実で、時間も手間もほとんどかからない。


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Last-modified: 2023-03-01 (水) 17:22:10