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お知らせ

GNU/Linux を使ってみよう(準備中)

 ソフトウェア (のプログラム) という 「知的財産」 を(多くの場合) 無料で 公開して共有しながら (欠陥を指摘・修正し合い) より良いものに発展させていこうという GNU プロジェクトの精神 (と私が解釈しているものは、 成果を公表して批判に曝す 科学研究 の精神、更には言論の自由が保障された 民主主義 の精神にも通じるものだと私は思い込んでいるので) には共鳴するし支持もしたいから、 GNU/Linux を使いたいけど、 Linux って言うと、一昔?前までは、 それなりの知識のある人でないと使いこなせないような感があって なかなか敷居が高かった (サーバー用としてならともかくクライアントパソコンとしては)。 でも、最近の Linux は GUI環境が整備されてきて、 (マウスでクリックだのドラッグといった)操作感覚は Windows と特に 変わらないし、 Windows パソコン(しかも XP のNTFS )に (パーティションを切り直さずに Windows と共存させて) インストールできる Linux MLD 7 みたいなのも出てきているようで、だいぶ敷居が低くなってきた。 そろそろ Linux を(まずは Windows と共存させながら) サーバー用途ではなくクライアントパソコンの用途 (つまり普段、メールを書いたりインターネットを使ったり、文書作成したり お絵描きしたり)に使い始めてみたいが、 その準備段階の覚え書き集。

04/10/14追記: フリー版でクライアント用途でもじゅうぶんに使えて、 日本語TeXがデフォールトでちゃんと使える Linuxということで、 職場のデスクトップを Win98SE と Vine Linux3.0 のデュアルブートに、 自宅のノートを WinXP と Vine Linux3.0 のデュアルブートにしてみた。 予想(期待)していたよりも、だいぶ使いやすい。 「Win を捨てて Vine に乗り換えよう」かなあ (学生用も!)。 (linuxメモ)

目次

はじめに

Linux は、 「 自由に再配布することのできる, 独立した Unix 系オペレーティングシステム(OS) 」 で、誰でも (その核となる部分=カーネルや GNU ソフトウェアを 中心とするフリーソフトウェアからなるツール群は) 無料で使うことができる。 まあ、インストーラーとか日本語環境を整備して、 有料のワープロソフトやサポート料金 なども抱き合わせた有料の商品版とかも色々あるけど、 それでも Windows とかの OS に比べたらずっと安い (数千円〜一万円代とか)。 プログラムの本体(ソース)が公開されているから、 プログラムの中身が分かる人は、 不具合や欠陥を指摘したり修正したりすることができるし、 様々な周辺機器のドライバーを自分で作ることもできる (私はできないけど、そういうことのできる人たちは、 ネットワークで繋がれた世界中にいっぱいいる)。 これが、プログラムのソースが公開されていない市販の OS やソフトウェアだと、 ユーザーたちは不具合やバグを見つけてもそれを自分たちで修正することはできない (せいぜいバグ報告して、ソフト製作会社がそれに対応してくれるのを 待つしかない)。 たとえどんなに優秀であろうとも完璧ということはあり得ない 人間たちが何かをしようとするとき、 その成果を不特定多数のユーザーに公開・共有しながら (限られた数の関係者だけではなかなか気づかない欠点や 間違いを指摘し合い修正しつつ) 改善していくというやり方は、 (完璧ではあり得ない)人間の欠点を補うとても効率的で合理的な方法だと思う。 例えば、科学研究の世界も、基本的にはそのようなやり方 (つまり研究成果を 学会発表や論文として公開し、自由に利用してもらいながら 批判や議論に曝す)によって(エラーを修復され)発達してきているのだと思うし、 こうしたエラー修正機能は、 カール セーガンの言うように 言論の自由(を保障する権利の章典)によって機能している 民主主義のシステムにも似ている ( 例えば比較の問題として、 もうちょっとで微積分が発展しそうなとこまでいってたらしい 和算がそれ以上発展しなかったのは、 閉鎖的な研究集団を形成して秘密主義が取られていたために、 健全で効率的な発展が妨げられたということではないかと思うし、 ちょっと違うかも知れないけど、 芸術の世界に関しても、江戸時代は尺八は虚無僧しか吹いてダメとか、 ある種の音楽が庶民に禁じられていたりしたようだけど、 そういうのがなければ、邦楽は西洋音楽の影響を受ける前にもっと独自の 発展をしていたなんてことはないかな)。 このように、知的財産を無料で公開して共有しながらより良いものへと 発展させていこうという GNU/ Linux の 姿勢に私は共鳴するし、支持したいから、 GNU/Linux も使ってみたいとも思う。 しかし、Linux は、それなりにパソコンの知識がないと なかなか使いこなせないし、 インストールも難しい ―― と一昔?前まで私は思っていたし、 実際にそうだったと思う。 しかし、最近の Linux は GUI環境が整備されてきて、 Windows とほぼ同じような感覚で操作できるし (マウスでクリックしてファイルを開いてとか)、 インストールも(インストーラー付きの商品版とかだと)かなり自動化されている (無線LANとかの周辺機器の認識がまだ今ひとつだけど)。 とはいえ、ある種の大多数のWindowsユーザーたちの間で事実上の標準 (デファクト スタンダード) として広く普及(蔓延?)しているマイクロソフト製 Office という オフィスソフト(つまりワードとかエクセルとかパワーポイント)が 吐き出すまるで「標準」じゃない特殊形式のファイル (拡張子が.doc とか.xls とか.ppt のファイル といっても、.doc は本来はドキュメントファイルのことで テキストファイルの拡張子だったのに、Word が勝手に 独自形式のファイル拡張子に .doc を使って混乱を招いたんだけど) の読み書きができないと、マイクロソフト帝国主義な世の中と折り合いを付けて 渡り合うのに支障があり、 色々と処世上 都合が悪い。 その点、 OpenOffice というフリーソフトは、Linux版もあり、 (特にバージョン1.1からは)マイクロソフトオフィスの一連の 特殊形式ファイル(.doc,.xls,.ppt)の読み書きが、 (たいがいの文書や図であれば) おおよそできるようになったので、 Linux でも他人の作ったマイクロソフトオフィス文書を読んだり、 「マイクロソフトオフィス文書じゃないと読めない」という ある種の人たちに提出するための文書を作成したりすることができる。 とは言っても、他の Windows 上のソフトも色々と使わなければならないから、 当面はなかなか Windows を手放す訳にもいかない事情は多々ある。 まあ、パソコンを買い換えた時に古いパソコンに Linux を入れて遊ぶ(勉強する) ってことはよくやられているけど、 私の場合、古くなったパソコンは(事情?があって) 家族や学生にあげてしまうので、そうもいかない。 個人用に買った WinXP のノートは、 パーティション分割されていないので (ふつう、電機屋の安売りで買うようなものはパーティション分割なんて されてない)、パーティション別に Win と Linux を共存させることが できないし(XP だと後からパーティション分割するのが難しいし)、 Win パーティション内に Win ファイルとして Linux をインストール (ループバックインストール)できる Turbolinux (8とかSuzuka)とかも あるけど、それは FAT32 じゃないとできないから、XP の NTFS には入らないし、 と諦めていたら、 Linux MLD 7 というのがあるのを見つけたので買った。以上、取り敢えずの顛末?  以下、続く。

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「知的財産」という言葉

 最近、「知的財産(権)」という言葉を頻繁に聞くようになり (大学とかでも、講師を呼んで「知的財産(権)セミナー」みたいなものが 頻繁に開かれるようになったり)、 「知的財産」についてもっと勉強しなくちゃいけないかのような (更には、「知的財産」を賢く守っていかなければならないかのような) 雰囲気になってきつつある。 私も、そういう流れに合わせて(というか、そういう流れに 乗っている人たちにも理解されやすいように)、 プログラムや文書や創作物のことを「知的財産」と言ってみたが、 リチャード・ストールマン は、「知的財産権」について考えるのはよくないことであり、 「知的財産権」という言葉を使うこと自体も混乱を招くだけで避けた方が いいと言っている。 この問題についてストールマンが語っている言葉をウェブ上では、 ちょっと検索できなかったんだけど、 ストールマンの伝記『Free as in Freedom』の和訳プロジェクトの 「第9章 GNU 一般公衆使用許諾契約書 の下の方でこのことに言及されている。

フリーソフトウェアと自由な社会-Richard M. Stallmanエッセイ集 』(ASCII)から引用する:

[前略] 私は2つの理由から「知的財産権」について考えるのは 良くないと思っています。まず、この分野におけるもっとも 根本的な問いについて先入観を与えます。それは、これらのものを どのように扱うべきか、またこれらを一種の財産として取り扱ってよいものか どうかということです。「知的財産権」という用語を使うことは、 この問いに対する答えが「イエス」であることを最初に前提とすることであり、 他の考え方はないと決めつけることになります。
第2に、知的財産権という用語は、過度の一般化を招きます。 知的財産権という用語は、著作権、特許権、商標権、企業秘密、その他 独立した起源を持ち、異なる法政が敷かれているさまざまなものを ひとまとめにしていますが、これらはまったく異なる概念であり、 共通点はどこにもありません。 しかし、「知的財産権」という用語を聞いた人々は、 一定の領域に適用される知的財産権の一般原則というものが あるかのような誤ったイメージに導かれ、これらさまざまな法律に 類似点があるように勘違いします。
[後略]

私は、「財産」という言葉が「(人類の)共有財産」という意味でも使わ得るれる という想定から、 プログラムや文書や創作物のことを「知的財産」と呼んでみた訳だが、 (「知的財産セミナー」などの文脈で) 「知的財産」という言葉を使っている人たちは、 (自分たちの組織が)「お金を稼げる資産」という意味で「知的財産」という言葉を 使っているのだろうから、 「知的財産」という言葉を使うことで、 プログラムや文書や創作物が「お金を稼げる資産」なんだという認識を 再生産し、既成事実化することに与することは、 確かに避けた方がいいのかも知れない。
ちなみに、 ローレンス・レッシグ『コモンズ―ネット上の所有権強化は技術革新を殺す』 (SHOEISHA)には、「知的財産」について以下のような注釈がある:

[前略] もちろん、ある意味では知的財産も財産である。 [中略] しかし素人にとっては、財産という用語の意味するところは、 「財産」という言葉がもつべきである限定された意味を示すものではない。 Vaidhyanathan はこう論じている:

 アメリカの伝統における著作権は、一般の人が財産と考えているような 「所有権」を意味するものではなかったことを理解する必要がある。 もともとは、どこでも利用できて、 どこでもアクセスできるかわりに、限定された取引上の独占を認めるという 狭い意味での連邦による政策だったのである。

 日本では、 知的財産権法 というのがあって、知的財産とは、 正にストールマンが危惧するような形で、 著作権、特許権、商標権などなどを含むもののようだ。 今後、「人類が自由に共有できる共有財産」として プログラムや文書や創作物に言及する場合は、 「知的創作物」とでも言うことにしようか (これも注意が必要な用語だったりするかな)。 「コモンズ」でもいいのかも知れないけど、 クリエイティブ・コモンズ のライセンスのものに限定するようでもあるし、 「コモンズ」という言葉を知らない人には分からないだろうし……

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大学で書いたプログラムや文書の著作権は?

 奥村晴彦さんのWiki の 「 このWikiは誰の著作物? 」 や 「 10行以上のパッチは文書を交わす 」 を見ると、当面は大丈夫だとは思うけど、 大学によっては、 「職員は、知的財産を創出した場合は、速やかに学長に届け出るものとする」 みたいなところもあるみたいで、(文字通り解釈するなら) 教職員が自分で作ったプログラムや文書を勝手に コピー自由や改変自由の条件を付けて公開してはダメなとこもあったりする みたいだ。 うーん、秋田大は当面は大丈夫だよな。 念のため書いておくと、 私が http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotou/ 内に公開してる文書やプログラムは、 私が休み時間(裁量労働制だから随時?)や在宅時に 私物のノートパソコンを用いて個人の趣味として作成したものを、 私人としての私がプロバイダーに借りてる私的サイトに、 コピーや改変自由の条件で (仲間内に)公開しているものを、 秋田大の教職員としての私が、それは自分用の教材としても有用だからと、 自分の所属する講座で管理するウェブサーバー上にもコピーして 置いているに過ぎない....ということにでもしておくか (だから後藤資料は言わば裏の資料なのである)。 ゆくゆくは、 後藤資料 も、プロバイダーの(公開)個人サイトなり自宅サーバー(を立ち上げて)なりに 移動した方が安全かなあ。 まあ、 後藤資料 内の文書もプログラムも知的財産としての価値は極めて低いから、 杞憂だろうが。 講義録 をプロバイダーの個人サイト(たぶん)に公開している 前野昌弘さん などは先見の明があったのだろうか……

08/6/30追記: 秋田大学知的財産部門の人とお話したのだが、 私が 後藤資料上に公開しているようなテキストや プログラムは「職務著作」ではないので、私の責任で公開していて 構わないと思うとのこと。 ちなみに、 京都大学の知財ポリシーFAQでは、 「発明を届け出ずに発表を行うことに拘束はありませんが、」 となっているし、 大阪市立大学の知的財産知的財産に関するQ&A では、「講義のために作成した教材やマニュアル、プログラム、あるいはホームページの掲載物は著作物ではありますが、本学の知的財産取扱規程上の知的財産とはみなされません。」となっている。

この辺については随時調査

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Win を捨てて Vine に変えよう!

 Windowsマシンのパーティションをいじるのが億劫だったので、 LinuxMLD7 でひよっていたけど、 ちょっとパーティッションをいじって、 WindowsXP と Vine Linux3.0 をデュアルブートにしてみたら、 Vine が期待(予想)以上に使いやすい。 メーラーのSylpheedは、Al-Mailと同じように使いやすいし (振り分けの設定とか)、 日本語入力の Canna も(Turbolinux8で使いにくかったCanna-3.5b2-36?の頃の予想)に 反してだいぶ使いやすくなってるし、 Win版Atokのユーザー辞書も工夫すれば転用できるし、 日本語TeXは標準インストールで使える状態だし、 ホイール付き光学マウスやレーザープリンターや CD/DVDドライブや無線LAN(WLI-PCM-L11GP)も 問題なく認識してくれるし、Vine でもじゅうぶんにやっていけそうな 気がしてきた。 まずは、 現在 Windows上で、あるソフト(や周辺機器)を使って 行っている作業を Vine上で行うには、どのようなソフト (や周辺機器など)を使えばいいかのリストを作っていきたい。 大学は法人化して今後どんどん運営費交付金は減らされていくし、 かと言って私は、 安定して外部資金を調達するのが必ずしも得意な訳ではないので、 自分がめんどうを見ている学生さんたちには、 WindowsXP Professionalやら、 Office2003やら、 Acrobat6.0やら、AntiVirus2005やら…… といった贅沢なパソコン環境を実現するに必要なライセンス料を アップデートの度に人数分 払ってあげる余裕はなかなかない。 そんなことにお金を使えるくらいだったら、 計算サーバーを新設することを優先したい (というか、それ以前に低スペックで我慢してもらってる学生さんのパソコン を新しくしないとね)。 という訳?で、 フリー版のLinux上にフリーなツール群だけで構築したパソコン環境で、 卒論の論文作成を問題なく行えるようなら、 私が面倒を見ている学生さんのパソコンも 近い将来、Linuxに 移行しようかという想念?もあったりする。

Windows から Linux への移行支援という意味では、 「 Windows to Linux移行支援プロジェクト 」の 「プロジェクト推薦アプリ集草案」がたいへん参考になる。 あと、「Linux で科学しよう!」とかも。 私の日々の奮闘の模様は、 linuxメモ

Windows

Vine Linux3.0


WindowsXP Professional Upgrade Academic

約16800円(内ライセンス料3150円)

Vine Linux3.0FTP版雑誌付録版

フリー。


IME(2000?)

標準でインストール済み

Canna

フリー。標準でインストール済み。 IME2000も相当に使いにくいけど (ラ行にLが使えないし)、 Cannaも(少なくともTurbolinux8で使ってたCanna-3.5b2-36?の頃の記憶では) なかなか使いにくいと思っていたのだけど、 Canna-3.6p3 はだいぶ使いやすくなっている (漢字変換性能はだいぶ向上しているのでは?)。 私がAtokを使う理由の一つは、キーカスタマイズができるからで、 ラ行にLを使えるようにするのは当然として、 左手の親指(無変換キー)で 「文字未入力での漢字/半角モード変換、 入力中の部分確定、変換中の全文確定、次候補表示中の全文確定、 文節区切り直し中の部分確定、半角入力中の漢字/半角モード変換」 ができるように設定できるというのが非常に大きい。 で、デフォールト設定で ラ行にLが使え、 Shift+Space で漢字/半角モード変換 (変換中の確定に左親指の無変換キーが使える) のCannaは、私にとっては、 ホームポジションで作業できるぶんだけ、IMEよりもだいぶ使いやすい。 Atok for Linux が発売され次第、買うつもりになってたけど、 なんか Canna をカスタマイズすれば、じゅうぶんに使えそうな気もしてきた。 という訳で、 Win版のAtokのユーザー辞書をテキストで書き出して、EUCコードとLF改行で保存して、 Canna の辞書の書式に整形して /var/lib/canna/dic/user/hoge/usr1.ctd に追加。 /etc/init.d/canna restart で Cannaを再スタート。 なお、texのコマンドとか、\を登録するときは、\\とし、 htmlタグなど、スペースを含む時はスペースの前に \ を入れる。 品詞の指定は、 ここ 参照。辞書を整理したら、後藤辞書として、ここに置く予定。 という訳でLaTeXコマンドやXHTMLタグを 整備中の後藤辞書(usr1.ctd)。


Office 2003 Professional Academic

約29295円(内ライセンス料18165円)。 ワードやエクセルは別に Windows に標準インストールされてる訳でないんだから、 (テキストで済む情報を) ワードやエクセルの添付ファイルで送ってこられるのは、 Windowsを使っていてすら実に迷惑。 「会社に行くとワードやエクセルを使えないと話にならないので、 大学でワードやエクセルは使えるようにしてほしい」って、 言うじゃなーい。 でも、アンタ、ワードやエクセルしか知らないだけですから。 残念っ! ワードでテキスト保存する方法すら知らないのか斬り! それはともかく、 大学というのはソフトの使い方を教える 職業技能学校になっていいのだろうか。 そうすると、ますます ワードやエクセルしか知らない 社会人が排出されて、 ますます、 ワードやエクセルが蔓延する悪循環を拡大再生産することに貢献してしまうのではない だろうか。 XMLなど、アプリケーション非依存性が重要視されてくる近未来?では 事情が変わるだろうか?

OpenOffice 1.1.2

フリー。 Synapticで追加インストール。Linux上でフリーフォントを使っている場合、 ツール→オプション→OpenOffice.org→フォントの置換テーブルの設定で、 MS明朝をKochi Minchoに、 MSゴシックをKochi Gothicに、 MSP明朝をKochi Minchoに、 MSPゴシックをKochi Gothicに、 みたいなフォントの置換を設定しておかないと、日本語が表示されない。 さざなみフォントをインストールした場合には、さざなみに置換すればよい。


Al-Mail

学生や教育機関関係者は無料

Sylpheed

フリー。標準でインストール済み。 すごく使いやすい。Al-Mailのようにメールの振り分け設定が簡単にできて、 メールログも1通ずつテキストで保存されて、FDなどのファイラーから 覗ける。APOP対応。複数アカウントのメールを一つのメールボックスに 受信して振り分けることもできる。


Internet Explorer6.0

標準でインストール済み

Mozilla 1.7.3

標準でインストール済み。 ブラウザーの機能としては、申し分ない。が、 欲を言えば、(行間がなかったり字が小さかったり変なスタイルで) 見にくいページをクリック一つで自分用のスタイルシートに切り替える機能と、 新しいウインドウをクリック一つで開く機能を重宝しているので、 Linux版のOperaを インストールしたいのだけど、7.23辺りの日本語版はどこのサイトからも ダウンロードできなくて、 7.54英語版のRed Hat9辺り用のRPMをダウンロードして、 インストールしようとしてみたけど、うまくいかない (LinuxMLD7のときは、これでインストールできたんだけど)。 また、そのうち試してみる。

Opera7.52日本語版

04/11/20追記:7.52日本語版のRed Hat6用のRPMをインストール しようとしたら、libqtがないとか言われるので、 Synapticからqtをインストールしてから、 RPM(opera-7.52-20040706.2-sh ared-qt.i386-ja.rpm)をインストールしたら、 インストールできた (他のマシンでも試したら、Red Hat9用でも大丈夫だった)。 これでブラウザー環境も快的になった。 やはり、新規ページは、クリック一つで、いくつでも開ける方がいいし、 見にくいページは、自分用のスタイルシート (例えば、uzanto.css) に切り替えて読める方がいい。


MSフォント、HGフォント

MSフォトはWindowsに附属、HGフォントはMS Officeに附属

東風(こち)フォントさざなみフォント

標準でインストールされているフォントは、東風フォント(の代用品?)で、 印刷物の活字としては今ひとつ。 さざなみフォントを使えるようにするには、 「さざなみフォントを使うには 」参照 (追記:Vine Linux 3.1では、 TrueType-kochi-substが削されて、TrueType-sazanamiが追加された模様)。 これで OpenOffice とかブラウザーでは さざなみフォントが使える ようになる。LaTeX の xdvi と dvipdfm で さざなみフォントが使えるように するには色々な設定が必要 (中途半端に設定すると、dvipdfm が使えなくなる可能性あり)。 xdvi だけなら、まず、 /usr/share/texmf/xdvi/vfontmap の中の /usr/share/fonts/alias/TrueType?/mincho-mr-jisx0208.1983-0.ttf みたいに書かれてるとこを /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType?/sazanami-mincho.ttf に変更、 gothicのとこも同様に。 /usr/bin/mktexlsrを実行 すると、たぶん、さざなみフォントに変わる。 けど、dvipdfm が使えなくなってる可能性があるので、 /usr/share/texmf/web2c/texmf.cnfの中に、 CMAPINPUTS=.;/usr/share/ghostscript/Resource/CMap// の一行を書き足して /usr/bin/mktexlsr する (これで dvipdfm が使えるようになったけど、xpdf は東風フォントのまま)。 dvipdfm で さざなみフォントが使えるようにするには、たぶん、 この辺をよく読んで一連のパッチを当てる必要がありそう。 でも、 Acrobat Reader 5.0で開くと、きれいなフォントなので、 これで(TeXのプレゼンや印刷の)実用上は問題なさそう。


FFFTP

フリー。FTPソフト。

gFtp

フリー。標準でインストール済み。 SFTPも使える。使い方


ViX

フリー。ちょっとした画像の編集や画像形式の変換に便利。 ディレクトリー内の画像ファイルをアルバム化したHTMLファイルを作成する機能は 特に有用。

gThumb

フリー。 画像の切り取りやサイズ変更、画像形式の変更などに便利。 なんといっても、 WindwosのViXと同じように、 ディレクトリー内の画像ファイルをアルバム化した HTMLファイルを作成する機能は重宝する (HTMLのできばえもおしゃれだし)。


WinFD

約1500円。シェア。 マイコンピュータやエクスプローラは操作方法が直感的には覚えやすくて 初心者には優しいかも知れないけど、重いし、マウス操作が前提だから、 やりたいことをするのに時間がかかってイライラする。 FDのようなキー操作が前提のファイラーが必須。

FD

フリー。Synaptic で追加インストール。 使い方


QX

約3255円。シェア。 QXはDOS時代のMIFESみたいに、 ファンクションキー操作だけで(マウスを使わずに) 行選択や箱選択の切り貼りや画面分割ができるので重宝していた。 でも、実はviでもVやcntl+vで行選択や箱選択はできるし、 :spや:vspで画面分割できると知って、 安心してviに乗り換え。 フリーのテキストエディターとしては、 xyzzyもお薦め (文字コードや改行コードを指定して保存できるし)。

gedit

フリー。標準でインストール済み。でも私としては、 viの方が使いやすい。 当初はLinux版Mifesでも買おうかと思っていたが、 左に書いたようにviで事足りることが分かった。


日本語TeXW32TeX Web2C-7.5.3

フリー。

日本語TeX(tetex-2.0.2

フリー。標準でインストール済み。 TeX関係ツールのインストールは、 Windowsでもなかなか苦労するが、 TeX本体、xdvi, dvipdfmx, ghostscript などが標準でインストールされていて、 すぐに LaTeX が使えるという魅力は大きい。 自分のスタイルファイルを使えるようにするには、 /usr/share/texmf/tex/latex/のなかに usr_sty とかを作ってコピー。 usr_sty のパーミッションは 755 にする。 usr_sty の中の*.sty のパーミッションは644にする。 日本語が使われている*.styファイルはEUCコードに変換。 windows上でファイル名に大文字が混在している状態 からコピーするときは、ファイル名を小文字にしてからコピー。 /usr/bin/mktexlsr を実行 (mktexlsr の代わりに cd /usr/share/texmf/ で ls -R > ls-R を実行すると dvipdfmでpdfを作成できなくなるなどの不都合が生じる場合があるみたいだ。 そうなってしまった場合に /usr/share/texmf/web2c/tefmx.cnfの中に、 CMAPINPUTS=.;/usr/share/ghostscript/Resource/CMap// の一行を書き足して /usr/bin/mktexlsr すると解決する場合がある)。


Qfig

フリー。NgraphのGRA形式やLaTeXのeepic形式で出力できるので重宝している。

Xfig

フリー。標準でインストール済み。 使い方。 LaTeXのeepic形式で出力できる (倍率も変えられる)。


Ngraph ver 5.45

5.45ならフリー。 二次元のグラフ作成。 軽量で必要十分な機能がそろってる。 各種の回帰もできるし、 誤差棒とかも描けるし。 で、なにより、GRA形式の出力を gra2eepiというツールで LaTeX の eepic 形式に変換できるので重宝している。 まあ、 gnuplot でも eepic 形式は作れるけど、 矢印を引いたり、説明の文字列を好きな場所に挿入したりが自由にできないし (できるの?)、操作がめんどくさいし難しい。

Ngraph for X11。

フリー。 Synaptic で追加インストール。 04/11/18追記:gnuplotで xfig 形式の出力ができ、xfig でeepicに 変換できることが分かったので、Ngraph for X11用の gra2eepic は 作らなくてよくなった(次項参照)。 以下はそれに気づくまでの経緯: GRA形式の出力はDOS版とは違うし、 (仮に同じだったとしても、 Linux版の gra2eepiがないので) LaTeX の eepic 形式の出力に変換することができない。 うーん、 PC98 専用版の方に Quick BASIC のソースが入っているので、 これを解読して C かなんかに書き換えてコンパイルして、 (私じゃなくて)誰か Linux版の gra2eepi を作ってくれないかなあ。 まあ、eepic が欲しい時は、当面は gnuplot (Synaptic で追加インストール)を使いますか。 私が eepic にこだわるのは、グラフ中の文字や数式を LaTeX の書式に 合わせられることと、EPSみたいに縮小した時にディスプレー上で線が 細くなりすぎて消えたりしないことと、dvi の描画が速いこととかかなあ。 それにこだわらないなら、OpenOffice のグラフを EPS 出力してもいい訳だし。 gnuplotやtgifのeps出力の文字列をLaTeX形式に置き換えられる psfrag や、図に座標を指定して文字列を上書きできる labelfig とかもあるけど、eepicを直接 書き換えられるのと比べたらあまり手軽ではないような。やっぱり、gra2eepi を作るべきかなあ。


Ngraph ver 5.45 + gra2eepi

ともにフリー。 私が Windows 上でグラフを作るときは、 まず、データのテキストをNgraphに読み込んでグラフを描いて、 Ngraph上で、各プロットの説明のための矢印を書き込み (エクセルとかの 「凡例」による説明は嫌い) 説明文を簡単な文字列で入れておく。 Ngraph で GRA ファイルを出力し、 gra2eepi で eepic 形式に変換する。 これを LaTeX に取り込んで表示しながら、 eepic ファイル内の文字列を LaTeX の形式に修正したり、 位置を微調整したりする。

gnuplot + Xfig

ともにフリー。 ともにSynaptic で追加インストール。 Linux上でグラフを描くには次の手順で描く (より詳しく)。 まず、データをテキストで書く(例えば、hoge.d)。 gnuplot で、

set term fig
set output 'hoge.fig'
plot 'hoge.d' w l

みたいにして欲しいプロットだけを xfig 形式で出力する。 これだけの操作なら、 学生にとっても gnuplot の使用は負担ではないだろう。 次に xfig で hoge.fig を読み込み、 プロットの説明のための矢印や説明文を書き込む。 それを eepic 形式で出力し(hoge.eepic)、 LaTeX に読み込んで xdvi で表示させながら、 hoge.eepic の中の文字列を LaTeX の形式に修正したり、 位置を微調整したりする。


EPS-conv

フリー。JPEG, BMP, GIF, PNG などの各種画像ファイルを LaTeX 取り込み用に EPS に変換するのに重宝している。 この目的には必要最低限の機能で軽量だし。

GIMP

フリー。まあ、GIMPを使っておきましょう。


Photoshop

バージョンによって値段がピンキリみたいだけど、安いのは 約10000円ぐらいか。 私が この手のソフトを使いたい用途は主に塗りつぶしとか。 だからGIMPで十二分。因に、Windows版のGIMPは、 Cygwinをインストールしているとうまくインストールできない ことがあるみたい。

GIMP

フリー。 画像編集に関して、 たいていのことは、gThumbなり、Xfigなり、Tgifなりでやるので、 GIMPを使う用途は、塗りつぶしとか、eps形式やpnm形式にしたい時とか。


Score Grapher Lite Version5

約10290円。楽譜の作成、MIDIファイルの作成。

Rosegarden

フリー。楽譜の作成。MIDIファイルの作成。Synaptic で追加インストール。 MusicTeXPMX での出力もできる! 『作曲、作譜環境をLinux上に構築 するには』参照。

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Linx(MLD 7) / Unix 全般の覚え書き

Linux MLD にデフラグをかけると起動しなくなる

 Linux MLD のインストールされたパーティションに Windows 側でデフラグをかけると、Linux MLD が起動しなくなる ことがある(MLD7もか?)そうなので、 ここの対処法 に従って、C:\mld7load の中の boot.b, map, vmlinuz, ramimage.gz のファイル属性をシステム属性に しておく (気は心で、私は MLD7 に関連のファイルが入っているディレクトリー二つを システム属性にしました)。 ただ、アンインストールする場合には、システム属性を解除してから アンインストールした方がいいかも知れない。 この状態でデフラグをかけることは、(怖いので)まだ試してないが、 いずれ試したら報告する。

 という訳で、MLD7 の入っている C:\ ドライブにデフラグをかけてみたら、 起動しなくなったが、Windows を立ち上げて、 C:\mld7load の中にある lilo.bat を実行したら、 map ファイルが新しく書き直されて起動するようになった (関連記事)。 ところが、一旦 MLD7 を終了して再起動したら、また起動しなくなったので、 また、lilo.bat を実行して、書き直されたファイル (map とあともう一つなんだったか?)をシステム属性に変更したら、 あとは、いちいち lilo.bat を実行しなくても起動するようになった、 かと思ったら、いちいち lilo.bat を実行しないとダメなことが多いようだ。 めんどくさいので、 lilo.bat の末尾に、shutdown -r -t 01 を付け加えた reboot.bat というバッチと shutdown -s -t 01を付け加えた shut.bat というバッチを作って、 それらへのショートカットをデスクトップ上に置いた (-r はリブート、-s はシャットダウン、-t 01 は1秒後に作業開始の意味)。 で、WindowsXP から LinuxMLD に切り替えたい時は、 reboot.bat のショートカットをクリックすればいいだけにして、 WindowsXP を終了するときは、shut.bat で終了することにすれば、 次に LinuxMLD を最初に立ち上げることもできるようにした。

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無線LAN の設定

 無線LAN は、Windows 側で使っていた バッファロー:AirStation の WLI-CB-G54(54Mbps/IEEE802.11g,11Mbps/IEEE802.11b)は 認識されない。 Linux MLD 7 マニュアルによると 動作確認されている WLI-PCM-L11 は、 既に販売も製造もされてないそうなので、 WLI-PCM-L11GP(11Mbps/IEEE802.11b)を 買おうかと思って店員に訊いたら、 これは WLI-PCM-L11 とはドライバーは違いますよということなので、 1万円弱で実験するのは怖いので、中古屋で WLI-PCM-L11GPが3000円で売っているのを買ってきてためしたら、 認識してくれた。 「システムツール」→「ハードウェアブラウザ」の「ネットワークデバイス」 に現れる MELCO WLI-PCM-L11(として認識されている)ものの ドライバは、orinoco_cs なので、 (無線LAN動作状況参照)、 「システム設定」→「ネットワーク」→「新規」で 「ワイヤレス接続」を選択し、 「ワイヤレスカードの選択」のところで orinoco_cs (eth0)みたいなのが現れていれば、それを選択して、 あとは IP の自動取得とかのままにして進んでいけば、設定できる。が、 最初に有線LAN のイーサネットカードとかを選択していると、 「ワイヤレスカードの選択」のところに、 イーサネットカードデバイスしか現れていない場合がある (最初のインストールのときはそうだった)。 その時は、 「他のワイヤレスカード」というのを選ぶと、 ドライバーを選択できるのだけど、ドライバ一覧の中に orinoco_cs はない。で、仕方なく、近そうな? PCMCIA wavelan_cs (だったかな?)を選択したら、 ネットワークデバイスの起動時(だったかな?)に、 「eth1 は現在のモジュール wavelan_cs ではなく /etc/modules.conf に orinoco_cs へのエイリアスを持っています」 みたいな表示が出るもののそこで OK を押すとうまく起動する (うまくいかないこともある)。 無線LAN を使う場合は Linux MLD の起動後に、 ネットワークデバイスを起動させる必要があるようだ (Linux 起動時に自動的にネットワークデバイスも起動するような 設定方法もあるのかも。 この時、Mozilla などが立ち上がっていると、起動に失敗するようだ)。

 有線LAN用のイーサネットカードの設定(eth0とか)と 無線カード用の設定(eth1とか)とがある状態で、 有線LANの方を「休止中」にしておいて、 無線LANのみを起動しようとしても、うまく起動しないことがある。 一旦、無線LAN の設定を削除してから、上述のように 「PCMCIA wavelan_cs」のドライバーを選んでうまくいくこともあったと 思うけど、うまくいかないこともある。その場合は、 有線LANの設定もぜんぶ削除してから無線LANだけを新規設定すると、 自動的に適切なドライバーが選ばれてうまくいくようだ。 この辺の現象は、どうやるとどうなるのか、 まだ再現性や「何と何の組み合わせがまずいのか」とかが よく分かってない。

 Linux 起動後にネットワークデバイスを起動させることで 無線LAN は使えるようにはなったものの、その際に表示される 「eth1 は現在のモジュール wavelan_cs ではなく /etc/modules.conf に orinoco_cs へのエイリアスを持っています」 というメッセージが気になる。 そんなこと言われても、上述のようにワイヤレスカード設定の際の ドライバー一覧の中には orinoco_cs はないのだから選びようがない。 よく分からないが、 /etc/modules.conf を開いてみたら、

alias eth0 = wavelan_cs (みたいな感じ。記憶では)

と書いてあるところがあったので、そこの wavelan_cs を orinoco_cs に書き換えてみた。 そしたら、メッセージが出ないでネットワークが起動するようになった。

 今回は必要なかったけど、 The linux-wlan(tm) Company linux-wlan-ng ドライバ も要チェックか。

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RPM パッケージのインストール

RPM パッケージをインストールするには、 まず、/rpm とか、/usr/rpm とか、RPM パッケージを入れる ディレクトリーを作って、そこにインストールしたい rpm ファイルをコピーする。 その rpm ファイルを置いたディレクトリーで以下のように。

# rpm -ivh hoge.rpm       (新規インストール)
# rpm -Uvh hoge.rpm       (アップデート)
# rpm -e hoge.rpm         (アンインストール)

たいていの rpm ファイルは、hoge-1.23.4.5-6.i386.rpm みたいに 名前が長くて間違いやすいので、hoge* みたいに打ってもいい (他に hoge の部分が同じファイルがないことを確認した上で)。

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ファイル検索の find をやるとハングアップする

hoge-1.23.4.5-6.i386.rpm みたいな名前のファイルがどの ディレクトリーにあるかを捜したい場合は、

# find / -name hoge*

みたいなことをよくやるが、 どうもこれをやると「セグメンテーション違反です」 みたいなエラーが出てハングアップすることが時々ある (他にも色々な作業をしていると、 MLD 7が起動しなくなることもあるかも。 そういう場合は、まず Windows の方を最初に起動した方が、 MLD 7 が無事なような気がなんとなくする。 たった 1回の経験を根拠に)。 Linux MLD 7 では、find / とやってしまうと、 /initrd/loopfs の中にある Windows ファイルまで検索しにいき、 そこで(Justsystem のファイルの中かな)でエラーが出たりもする。 find /usr みたいにちゃんとディレクトリーを指定した方が安全かも。

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Linux MLD 7 の Windows ファイルの在処

 Linux MLD 7 を立ち上げている状態で、 /initrd/loopfs の中に Windows のルートディレクトイー以下が 見れる。但し、読み出し専用なので、書き込んだりはできない。

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Linux画面のキャプチャー

X-Window の画面キャプチャーの方法 -1 (GIMP を使った GUI 操作の画面キャプチャー)
画面キャプチャーのLaTeXへ貼り付け方法 (xwd を使った CUI 操作の画面キャプチャー)

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Linux MLD 7 インストール/使用時のトラブル例

確認版インストール後FDマウントでXPが壊れる

 Linux MLD 7を買って 自分のノート ( DynaBook T5/X16PME, Pen4:1.6GHz, メモリ:512MBに増設、ハード:40GB, ディスプレー:1400*1050, USB1.1, CD-ROM/R/RW/DVD-ROMドライブ)の WindowsXP HomeEdition に入れようと思い、まずは、 デバイス確認版 をインストールしてみた。 X は立ち上がったものの Gnome とかは入ってないので、 ターミナルで、telnet が使える(有線LAN)ことを確認。 mount /mnt/floppy でフロッピーディスクをマウントして、 フロッピーに入っている (Windows で作成した)テキストファイルを vi などで編集できることを 確認したりしているうちに、 ハングアップしてしまう。 電源を切って Windows を起動しようとしたら、 恐怖の STOP: c0000218 Unknown Hard Error が出て、Windows が立ち上がらなくなってしまう。 このエラーが出たら、XP の復旧はほぼ無理ということが経験的に 分かっているので、諦めて XP を入れ直す。 もし、Linux MLD の方が立ち上がるようだったら、 /initrd/loopfs の中に現れる Windows ファイル の中から、大事なファイルを救うぐらいのことはできるかも知れない (書き換えはできない)。

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OpenOffice1.1インストール中にハングアップ

 Linux MLD 7 に標準インストールされている OpenOffice1.0 では、 マイクロソフトオフィスで作成されたファイルが (特に日本語が化けたり、レイアウトもずれたりして)うまく開けない ことが多く、マイクロソフトオフィスのファイルを扱う用途としては まだ難があるので、OpenOffice1.1 (ユーザー会独自ビルド版日本語版)を インストールしようとした。 インストール用圧縮ファイルを適当なディレクトリーに置いて、 解凍し(Gnome のウインドーでアイコンを右クリックして解凍を選んで)、 setup ファイルをクリックして実行させた。 「Java 環境を検索できなかったから、手動で指定してちょうだい」 みたいなことを言われたので (Windows に OpenOffice1.1をインストールしたときは、 ここで、Mozilla の中にある java 環境を指定したらうまくいったので)、 ターミナルを開いて、find / -name java* みたいに検索して、 java 関係のいろんなファイルがでてきたディレクトリーを適当に指定して (具体的に必要とされているファイルが何かをちゃんと検索しなかったのは まずかったが)、「次へ」をクリックしたら、ハングアップしてしまった。 cntl+alt+del を押してもだめ (これでログアウトウインドーが開く場合は軽傷で対処できるのだが)。 で、仕方なく電源スイッチを押し続けて電源を落とした。 そしたら、Linux MLD が立ち上がらなくなった。 起動画面の途中で、IRQデバイスの認識の辺りでこけているようなので、 最初に現れる boot: のところに boot: linux nousb のオプションを入れたりして みたけどダメ。 という訳で、Windows を立ち上げて、アンインストールしてから、 デフラグをかけてインストールし直し。 デフラグをかけたら、かえって断片ファイルが生成されていって、 ディスク空き容量が、10GB 近くも減ってしまったので、 Linux MLD のファイルのシステム属性を解除しないで アンインストールしてしまったためかと後悔したが、 ひょっとして、と思って、Cygwin をアンインストールしてから、 デフラグをかけたら、容量がもとに戻った。 Cygwin でできることは、Linux MLD でできるので、 ひとまず Cygwin は怖いので使わない(Linux MLD とは共存させない) ことにする。

 Linux MLD をインストールし直してから、 (気は心で gcc-java なども予めインストールして) 再度 OpenOffice1.1 の インストールに挑んだが、 またしても、Java 環境のところで、 今度は、ターミナルで Java 環境の在処を検索中にハングアップしてしまった。 もしかすると、 find / みたいに検索すると、Windows ファイルまで検索しにいくので、 その辺でハングアップしやすくなるのかも知れない。 で、電源を切り、 今度は Windows の方を最初に立ち上げてみてから、 Linux MLD を起動したら、起動してくれたのでほっとする。 ハングアップした場合は、再起動の際に、最初に Windows を起動しておいた方が Linux MLD が復活しやすかったりするだろうか?  で、結局、OpenOffice1.1 は、Javaなしで OpenOffice1.0とは独立に インストールしました。

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ホイールマウスを認識しない、設定変更でマウス不能に

 ELECOM のホイール付きマウス(PS/2, ローラーも光学も)と ロジテックのホイール付きマウス(PS/2, ローラー)は、 いずれもホイール機能が有効にならない (これは Turbolinux8 でも同様。Turbolinux Suzuka ではホイールが使えた)。 「システム設定」→「マウス」で「汎用ホイールマウス」とかを設定してみたら、 マウスが使えなくなってハングアップ状態に。 という訳で、マウスの設定変更は怖いのであまり試してない (こういう場合は、 at を追加パッケージからインストールして、 at コマンドで数分後に shutdown するようにしておいてから試してみる)。
 ELECOM のホイール付きUSB光学マウスは、ホイールが使えるようになった。 どこかにも書いてあったけど、 PS/2 よりは、USB の方がホイールが使えるようになる確率?が 高いようだ。 新しいUSBマウスを差し込んで LinuxMLD を立ち上げると、 起動画面の途中で、画面がやや派手目の画面?に切り替わって 「新しいデバイスが発見されたけど、これは ELECOM(って出たかな?)のマウスでいいか?」みたいな確認メッセージが 英語で出るので、 そこで OK をクリックすればいいようだ (クリックしないと次も同じ画面が出る)。

 Turbolinux8 で、 kernel 2.4 をアップデートしたら、 ELECOM のホイール付きマウス(PS/2, ローラー)のホイールが 使えるようになった。

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ウインドーのボタン類が小さすぎる

  DynaBook T5/X16PME の1400*1050のディスプレーだと、ウインドーの 「最小化」「閉じる」などのボタン類が小さすぎるので、 「個人設定」→「テーマ」で「拡大版」を選ぶとちょうどよくなる (取り敢えずの私の設定画面。 Mozilla と GIMP と ターミナルで FDclone を開いている。 グールドの写真の 著作権がどうのとうるさいことを言う人がいる かも知れないので書いておくが、 この写真は、 Glenn Gould: His First Recordings (1947-1953), VAIA 1198 の CD ジャケットに使われていたもの。 写真だけの引用はどうのこうのと言う人がいるかも知れないので、 少しだけ CD の解説もしておくと、 グールドの 1955年版ゴルトベルクデビュー版 (CBSソニーになるの前のCBS の1955版CDにも同じ写真が使われていた) よりも前の録音ということで興味深い。 曲目は、ベルク、ショスタコ、プロコフィエフなどの現代もの(の編曲もの)と、 モーツァルトの四手もの(Allberto Guerrero と)とバッハの イタリア協奏曲(これは3楽章などは割と早弾きで、 後の演奏スタイルを予期させる)。 録音はかなり劣悪。ワウフラッターでビブラートがかかっていて (音程が揺れて)気持ち悪い。 グールドが当時から、それなりにノンレガートで弾いている 様子がそれなりにうかがえるが、 パラパラ感が残響に埋もれているために、今ひとつ (1955以降の演奏スタイルとの)比較が難しい。 )。

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標準インストールで Linux MLD 7 に入ってるもの

Mozilla 1.4日本語版(ブラウザー、メールソフト)

 Mozilla については、 もじら組 へ。 Linux MLD 7 の Mozilla 1.4 日本語版は、 midi, mp3 などの音声ファイルや、mpeg などの動画再生の プラグインは入ってないようだ。 画像ファイルは見れる。 Mozilla用(に使えるらしい)プラグイン各種は、 ネットスケープのページ からダウンロードできるようだ(そのうち少しずつ試してみる)。

Mozilla Mail の設定は割と簡単。 APOP 認証は Mozilla 1.4 ではサポートされていないが、 1.5以降でサポートされ(て?)るとか( 第三部 Mozillaの機能)。 メールの振り分け機能もある (複数のディレクトリーにそれぞれの条件に合致したメールを)。 ただ、未読メールを振り分けないでおく機能は、 まだ見つけていない (メールを受信したら、すべての振り分けディレクトリーに 目を通さなければならないのかな? あるいは、この振り分け機能は、 どちらかというとスパムの種類別?ゴミ箱としての機能が主なのかな?)。 複数のメールアドレスを使うこともできるけど、 SMTPサーバーは同じものを使うことが推奨されている。

Netscape6/Mozillaでルビ表示 」はいずれ試してみる(Win上ではうまくいってる)。

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その他、覚え書き

テキストエディターの gedit

(まあ、 私は vi を使うけど)

FTP の gFTP
pdf ビューアーの xpdf-2.02

Turbolinux8 に入ってる xpdf-1 前後以前のやつは、日本語の表示にかなり難があったが、 xpdf-2.02 は日本語もきれいに表示できるので、 dvipdfm で pdf 化した TeX ファイルを表示するのにじゅうぶんに 実用になる。プレゼン用の全画面表示ができると更に有り難い。

Wnn7 日本語入力プロセッサ

Canna よりは使いやすいかも知れないが、 まだまだ使いにくい。 カタカナを英単語に直してくれる辞書は便利かも知れないけど。 キーカスタマイズが分かりにくい。左親指の 「無変換」キーで、漢字/半角モードの切り替えと、 漢字入力中の確定ができるようにしたい (取り敢えず、右手親指の「変換」キーで漢字/半角モードの切り替えが できることが分かったので、そこは我慢することにした。 キーカスタマイズのとこで「\Nfer」とかと書いて「無変換キー」ならないかと やってみたらエラーを出されたし)。 atokx を買うかも(MLD7 で動作するのだろうか?)。 どうも atokx は、Wnn7 とかと比べて取り立てて使いやすいものでも ないらしい。 そのうち出るらしい ATOK16 for Linux というのが、Win版と同等の機能を持つらしいので、 それが出たら(値段にもよるけど)買ってみたい気がする。

画像ファイル編集の GIMP(定番)

OpenOffice1.0 は難があるので、OpenOffice1.1を入れる。

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追加用パッケージその他から Linux MLD 7 に入れたもの

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FDclone

 私は、 MS-DOS 時代から、FD というファイラーを愛用しており、 Window でも、 マウスでドラッグして操作するマイコンピューターやエクスプローラはどうも使いにくいので、 WinFDを使っている。 まあ、CUI なコマンド操作と、 GUI なマウス操作のちょうど中間のキー操作で、 私には、このくらいがちょうどいい。 UNIX 上でも、かつて UNIX版FD を使っていたので、どこかにある筈だと 思っていたら、 FDclone というのがあるのを見つけた。 更に、 [suse-linux-ja] SuSE linux 8.2 FDclone RPM に RPM版(FDclone-2.04-1.i386.rpm)があるのを 見つけたので、Linux MLD 7 にインストールしてみたら、すんなり インストールできて使えるようになりました (これの右側で開いてる)。 Turbolinux8 では依存関係にあるいくつかのパッケージ類が足りないと 言われて、ダメでした (足りないうちのいくつかは、捜してきて入れたんだけど)。 で、FDclone-2.04-1.i386.rpm を一旦アンインストールして、 Linux Evolution に置かれていた FD-2.02a-1.i386.rpm をインストールしたら、 Turbolinux8 でも FD が使えるようになりました。

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timidity(midi再生ソフト)

 Linux MLD 7 の追加パッケージから、 timidity++2.11.3-6.rpm をインストール。 Linux MLD 7 を最初にインストールしたときは、 それで Mozilla のプラグインも作動して、 ちゃんとウェブ上の midi ファイルも再生できていたんだけど、 (OpenOffice1.1インストールの失敗で) Linux MLD 7 を再インストールして、timidity も再インストールしたら、 ターミナルのコマンド上での

# timidity hoge.mid 

なら再生できるのに、 Mozilla からは再生できなくなった。 で、ファイルマネージャーでファイルの関連づけとか、 Mozilla で拡張子とアプリケーションの関連づけとかやってるうちに、 コマンドラインでも

# timidity hoge.mid
unsupported playback rate: 35000
Could not open なんとか dev/なんとか

みたいなエラーが出て、再生できなくなってしまった。 で、timidity (や plugger も)をアンインストールしてから 再インストールしなおしたりして、 それでうまくいくこともあったり、 ファイルマネージャーで mid ファイルを表示させておいて クリックして再生するとうまくいったり、 色々と再現性のない現象が起こって、 サウンドカードの問題かなと思い、 「システム設定」→「サウンドカードの検出」 →「テストサウンドを再生」をやると、 ちゃんとテストサウンドが再生できる。 で、どうも、これでサウンドカードを検出させてからだと、 Mozilla でも mid を再生できるようになるようだ (再現性はまだちゃんと確認してないが)。 つまり、起動時にサウンドカードがうまく検出できてないことが あるようなので、「サウンドカードの検出」のアイコンも デスクトップ上に置くことにした。

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Opera (ブラウザー)

 Mozilla は基本的に申し分のない機能を備えたブラウザーだと 思うけど、 私の好みの問題として、Opera の幾つかの機能 (ブラウザー内のボタンをクリックするだけで新規ブラウザーを いくつでも開ける。 字が小さかったり行間が狭かったりして読みにくいページを、 ブラウザー内のボタンをクリックするだけで、 自分のスタイルシートに切り替えて読める。 ブラウザー内にページ内検索用窓をつけられる。 「お気に入り」への追加が、ディレクトリーを指定してから そこに入れられる。などなど) が気に入っているので、 Opera 7.23 for Linux の rpm 版(QT Shared RedHat 9 )をインストールしてみた。 (依存性の問題もなく) すんなりインストールできた。 立ち上がりは、Mozilla 1.4 よりも速い。 フォントが読みにくいので、Kochi Gothic(だったかな?)とかに 変える。 日本語の入力ができない (たまにできることもある)。 日本語入力に関係する( ctrl + space とかの)ショートカット キーを削除する と日本語入力ができるようになるということなので、 ctrl/shift + space/alt/home などなどのショートカットキーを削除してみたけど、 それでもだめ。 私は、Wnn7 を「変換キー」(右手親指)で漢字/半角切り替えにしてるのだけど、 そもそも「変換キー」は、ショートカットキーの一覧にはないから、 削除しようがない。うーん(調整中)。

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Acrobat Reader (pdfビューアー)

 xpdf2.02は、全画面表示ができないため、 LaTeX で作成して dvipdfm で pdf 化した プレゼンシートのプレゼン用途としては今ひとつなので、 Linux版Acrobat Reader 5.0英語版 と日本語フォントをインストールしてみた。 Win版と同様に全画面表示ができるので、TeXプレゼン用途に使える。 \ovalbox なども、xpdf2.02 よりややきれいかも。

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その他(覚え書き)

Openssh

と Openssh-clients を追加パッケージからインストール。 ssh が使えるようになった。

OpenOffice1.1

は、インストールしたけど、 色々とトラブルがあった。 OpenOffice1.1 をもっと、安全に確実にインストールする方法は? 

TeX

tetex を追加パッケージからインストール。 ユーザーズマニュアルに書いてある通りにインストールしてできた。 EUC日本語コードを含む数式とかの文書をコンパイルして xdvi で表示できること、 eps ファイルを epsf.sty で読み込んで表示できることを確認。 それらを dvipdfm で pdf 化して xpdf で表示できることを確認。 あとは、 ここでやってることと 同じことが一通りできるように、eepic その他の一連の スタイルファイルを適切な場所に入れて、 texmf.cnf を書き換えたりする予定(いずれ)
texmf.cnf を書き換えて自分用のスタイルファイルのディレクトリーを 捜しに行くようにしたいんだけど、なかなかうまくいかない。 めんどくさいので、 /usr/share/texmf/tex/latex/ の中に自分用スタイルファイルのディレクトリーを 入れてみたり、 /usr/share/texmf/ptex/platex/base の中に自分用スタイルファイルをいくつか 入れてみたりしてみたけど、それらを捜しに行ってもらえない。 で、 ここに書いてあるように

# cd /usr/share/texmf/
# ls -R > ls-R

を実行したら、捜しにいってもらえた。 しかし、あちこちにスタイルファイルを置いてしまったので、 どこに置いたやつを捜しに行ってもらえたのか分からなくなってしまった。 が、 /usr/share/texmf/tex/latex/ の中にディレクトリーごと、 /usr/share/texmf/tex/latex/usr_sty/ みたいに置いた自分用のスタイルファイルを捜しにいってもらえるように なった(platexで)。 texmf.cnf の設定はいじってない。 mktexlsr も試してみたが、うまく行かない(エラーも出たかも)。 上記の ls -R > ls-R の方法がうまくいった。

hyperref でリンクを張るのが、うまくいかない(調整中)。

hyperref

04/8/9追記: windows版platex では、

\usepackage{hyperref}

と書いて1回コンパイルした だけでリンク付きの dvi ファイルを生成し、それを dviout で開くとリンク先に(適宜ブラウザーを開いて)飛べるし、 dvipdfm で生成した pdf ファイルをアクロバットで開いてもリンク先に (適宜ブラウザーを開いて)飛べるが、LinuxMLD7 の場合は、 \usepackage{hyperref} と書いただけではリンク付きの dvi も pdf も 生成されない。LinuxMLD7 の場合、

\usepackage[dvipdfm]{hyperref}

と書いて1回コンパイルして生成された dviファイルを xdvi で開いても リンク先に飛べないが、dvipdfm で生成した pdf を xpdf または アクロバットで開くとリンク先に飛べる。 但し、\usepackage[dvipdfm]{hyperref} と書くと、 今度は Windows 版の platex でコンパイルした場合に、dviout で 開いてもリンク先に飛べない dvi ファイルとなる。

参考リンク:
dvipdfm で日本語 PDF を作る
LaTeXとXHTMLを一緒に学ぼう

at

at を追加パッケージからインストール。 マウスの設定変更など、ハングアップする可能性のある操作をする前に、 at で時間指定して、logout とか shutdown しておくようにしておきたい と考えたんだけど、うまくいかない。 まずは、普通のソフトが at で起動できるかどうか試してみよう(近日中)。 あれ、shutdown はできるようになった。

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Turbolinux 関係

現時点での主な使用用途
いずれは、LaTeX, Ngraph, gnuplot, gedit, gimp, OpenOffice などを Windows 端末の Cygwin の Window Maker から使えるように計画中。
04/8/10追記: 1台のLinuxマシンをサーバーとして複数のWin端末のCygwinから 使うのはあまり実用的でないような気がしてきた。 むしろVine Linux 3.0など、日本語TeX システムが(dvipdfmxなどのpdf化ツールを含めて) デフォールトでちゃんと使えるLinuxを学生の個々の端末に インストールしてしまうという方向性も見据えておきたい。 ただ、Linux用のかな漢字変換システムとして、フリー版のWnnやCannaは、 まだまだ使い勝手が悪いので、 Atok17 for Linux が04年12月頃に発売されたら、使い勝手を試してみたい (OpenOfficeとの相性とか)。

Turbolinux 8 Workstationのプロモーション版をFTP版相当にするには 」 に書かれている方法で、プロモーション版をFTP版に格上げすることができた。 但し、 zabomパッケージのバージョンが古いと、 turbopkgコマンドによる自動アップデート/インストール機能が使えないので、 「 turbopkgコマンドを使用するためのパッケージアップデートの方法について 」 に書かれている方法で、zabom をアップデートする。

作曲、作譜環境をLinux上に構築 するには 」 という頁で紹介されていた rosegarden という楽譜作成ソフト (X窓で楽譜が書け、midiからの読み込み、midiへの出力、 MusicTeXやPMXでの出力ができる)を、 Turbolinux8 にインストールできた。

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Cygwin 関係

現時点での主な使用用途、インストール
いずれは、上記の Turbolinux8 にログインして、 LaTeX, Ngraph, gnuplot, gedit, gimp, OpenOffice などを Window Maker から使えるように計画中 (Cygwin上だとWindow Makerは重いので却下)。 学生さんが自分たちの Windows パソコンに LaTeX や Ngraph などの一連のソフトをインストールして 卒業研究に使えるように自力でセットアップできるようになってほしいと こういうページを作ってみたけど、 結局、学生さんたちは、 自力でパソコンのセットアップができるようになってはくれず、 依然として、 私が何台ものパソコンのセットアップ(とサポート?)をしなければならず、 なかなか大変である (ダウンロードして解凍すればいいだけのソフトぐらいは 自力でインストールできるようになってちょうだい)。 だったら、LaTeX やお絵描き関係のソフト一式は、Linuxサーバー1台に セットアップしておいて、学生用のパソコンには Cygwin の X環境(とWindow Maker)と日本語環境だけをセットアップする ことにすれば(まあ、これは私がやってあげないといけないにせよ)、 だいぶ楽になるのではないか (そうでもないような気がしてきた。 04/8/10追記)。

Cygwin の日本語化は、 「 真ゼロ円でできるXサーバ[Windows XP編]Cygwin/XFree86最新事情と日本語化 」の方法が、 一番 うまくいった。X ウインドーの中で日本語が使えるようになった。 インストール手順がめんどうなので、 バッチファイルを作ってみた (けど、うまくいかない)。 インストール後に wmaker をセットアップしたりしてるうちに、 漢字変換しようとすると「かな変換サーバーと通信できません」の 表示が出て漢字変換できなくなったが、 $ cannaserver -d をやってみたら、 「/tmp/iroha_unix/IROHA みたいなのがあったら消してみたら?」 と英語で助言されたので、 IROHA を mv で名前を変えたら、漢字変換できるようになった。
wmaker を立ち上げて、Xterm 上や vi の中とかでは、 漢字が使えるけど、 Turbolinux8 につないで、Turbolinux8 側の Mozilla とか gedit を 立ち上げて漢字を使うことはできていない。

Cygwin で Gnome や KDE も使えるということなので、やってみたが、 確かに使えるようにはなったが、日本語が使えないし重いし、 ただ、使えることが分かったというだけ (Win 上で Gnome の画面を見せられるという面白さはあるが)。 Cygwin のウインドーマネージャーとしては、 Window Maker の方が実用的。
因みに、Turbolinux8 の Nautilus を Cygwin の wmaker から起動すると、 こんな感じ

Gnome や Mozilla をソースからコンパイルして、cygwin上で 日本語環境で使ってみてる例をどこかで見たような気がするが、 どこだったろう (「 Cygwin でコンパイルしよう 」と勘違いしてるかな)。 「cygwinでコンパイル」 にメニューが一部日本語化している Cygwin 上 Gnome のスクリーンショットがある。

 Cygwin をXサーバとして使おうとすると、設定が面倒だし、 日本語環境の整備が難しいので、 ゼロ円でできるXサーバ に紹介されている VNC の方が(Linuxマシン側もいじれる場合は)簡単かも知れない (いずれ、試してみたい)。

04/8/10追記: いずれにせよ、Cygwin で日本語が使えるようにするのは、 かなり苦労するので、 メディアラボ かんたんXサーバー・スターターキット+IMEプロキシ みたいな有料製品(3150円ぐらい)を買った方がラクかも知れない。

その他、リンク集

フリーソフト運動・著作権・特許などについてのリンクは後藤リンクの方にまとめていきます。
Linux Square
バグ・セキュリティ情報
セキュリティ関連ページへのリンク
日本の Linux 情報
japan.linux.com
LinuxMLD 
Turbolinux
Fedora JP Projectオフィシャルサイト
The Unofficial Fedora FAQ 日本語版
レッドハット株式会社_オープンソースとともに
Vine Linux Home Page
Debian GNU/Linux
Gentoo Linux Users Group Japan
The FreeBSD Project (Japan)
NetBSDプロジェクトへようこそ
OpenBSD
Free Unixen Mascots Gallery (Linuxペンギンとか、BSDデーモンとかのマスコット/グッズ情報)
若草OpenBSD友の会
Linux で科学しよう!
ペンギンの杜 (Linux(PC UNIX)用ソフト集)
Opera 7.23 for Linux
.OpenOfficeダウンロードサイト。ワード、エクセル、パワーポイントと同じ形式で読み書きできる フリーのオフィスソフト。 なんせ標準の保存形式は XML を zip で圧縮した形式だから、 他の XML 対応ソフトでも扱えるし、 なんといってもマイクロソフトのワード/エクセル/パワーポイント で書かれた流用困難な特殊形式の図でも、eps など (TeXとかでも)流用可能な形式にも 出力してくれる実に良心的で有用なソフト。pdf 化もしてくれる。 他人の作成したマイクロソフト/オフィス関係のファイルを 読み書きするためだけにマイクロソフト/オフィスなんて高額のソフトを 不本意ながら買ったり不法コピーしたりしてる人は、 この OpenOffice を試してみましょう。 Windows版の他に、Linux版、FreeBSD版、Solaris版、MacOS X版とかも あるようだから、Linux上でワードのファイルを扱ったりもできる。 ワードの添付ファイルで提出書類を送ってきたり、 ワードでの提出を求めるマイクロソフト帝国主義な世間との折り合いを つけながら、Linux を使うためには恰好のソフトでは)。

GNOME 1.4 ユーザガイド

科学は著作権を離れなければならない