パソコンのセットアップ  WinFDの使い方  TeXの使い方  画像合成  計算サーバーの使い方  プログラム置き場  後藤班  後藤資料

基礎工学講座でのメールの使い方

目次
メールソフトの設定方法
怪しい添付ファイルは開かない!!
他人に読まれて困ることは書かない
文字コードにも気をつけよう
その他の注意点(ネチケット)

メールソフトの設定方法

 まず、メールソフトのインストール/設定の仕方を簡単に説明します。 まず、Windows についてくるメールソフトである Outlook Express は (APOP と呼ばれるセキュリティーの高いユーザー認証の方法を使えないので、 APOPによる認証しか許可していない学科のサーバーでは)使えませんので、 それ以外のメールソフトをインストールして利用して下さい (いっそのこと Outlook Express をアンインストールしたい人は、 How to Manually Uninstall Outlook Express in Windows 2000 を参照して下さい。但し、各自の責任でやって下さい)。 ここでは、AL-Mail の インストール方法について説明します (AL-Mail には、学生や教育機関関係者に対する送金免除制度があり、 学生は無料で 利用することができる)。 まず、ここから、 alm32113.exe(1.63MB) を、適当な(というか、AL-Mailをインストールしたい) フォルダーにダウンロードします。 様々なソフトを、 C:\Program Files の中にサブフォルダーを作ってその中にインストールしている人は、 C:\Program Files の中でもいいですが、 「パソコンに最初からインストールされているソフトと 自分が後からインストールしたソフトを区別できるようにする」 「パソコンが起動しなくなった時などに、 名前にスペースを含むフォルダの中のファイルを救い出せないかも知れない」 といったことを気にする人は、 C:\exe とか C:\softs とか C:\programs みたいなフォルダーを 作って、その中にalmailみたいなサブフォルダーを作りましょう (C:\Program Files\almail とか C:\exe\almail みたいに)。 その中に、alm32113.exe をダウンロードします。 ダウンロードしたら、そのファイルをクリックすると、 勝手に展開してセットアップを始めてくれます。 そうすると、たぶん、どこにインストールするかと、 訊いてくるので、alm32113.exe を置いた場所 (C:\Program Files\almail とか C:\exe\almail とか)を 指定して下さい(たぶん、何もしなければ、そうなってると思います)。 あと、メールボックス(送受信メールの保管場所) をどこに作るかとか訊いてくると思いますが、 これも各自で判断して適切なフォルダーを指定して下さい (何も指定しないと、たぶん、AL-Mail がインストールされている フォルダーの中にメールボックスが作られると思います。 既に AL-Mail を使っていて、再設定をする場合は、 前に使っていたメールボックスのフォルダーを指定すれば、再設定した場合でも、 前に使っていたメールボックスが前と同じ設定で使えます)。 例えば、メールアドレスが gotou@hoge.akita-u.ac.jp の人の場合、 AL-Mail を立ち上げて、ツールのオプションで、 このように、必要事項を設定します (hoge.akita-u.ac.jp というドメインは 適当な例なので、このまま 書き込まないこと。ちゃんと、自分のメールのドメインを確認して下さい)。 次に、その画面の「高度な設定」というところをクリックして、 「APOPで認証する」のところにチェックを入れます (土木環境工学科のメールサーバーを利用している場合)。 1台のパソコンで2人以上のメールアドレスを使う場合は、 ツールの「新規アカウントの作成」から同様に、他の人の設定をします。 各自の使うメールアカウントの切り替えは、フォルダの「アカウントの切り替え」で やります。AL-Mail に関するその他の詳細な使用方法 (メールの振り分けとか)については、 AL-Mail 32入門&活用 を参照して下さい。

家のパソコンから大学のメールを読みたい

家のパソコンでプロバイダー経由でインターネットを使っていて、 例えば、家のパソコンでは、 gotou@hogenet.co.jp というプロバイダーのメールを AL-Mail で使っているとします。 この家のパソコンの AL-Mail で大学のメール(gotou@hoge.akita-u.ac.jp)も 読みたい場合は、次のようにします。 まず、「ツール」→「新規アカウント」を設定します。 POP3サーバの欄までは、大学のAL-Mailと同様の設定内容を 書きます。SMTPサーバには、大学のサーバ名を書いても、 外部からの送信は認められないので、送信はできません。 多くのプロバイダーでも、受信しないで送信だけすることは 認めないことが多いので、送信はできない場合が多いとは 思いますが(できる場合もあるので)、 ためしに、 SMTPサーバの欄には、プロバイダーの 送信サーバ名(例えば hogenet.co.jp みたいな)を書いてみて下さい (これで送信できない場合は、家のパソコンでは大学宛のメールの 受信だけをして、送信はプロバイダーメールのアカウントから 行いましょう)。 さて、大学のメールを家でも受信する場合、 受信したメールをサーバーから削除する設定になっていると、 家で受信したメールは、大学では受信できないことになってしまいます。 同じメールを大学でも家でも受信したい場合は、 どちらか一方(例えば家)のAL-Mailの 「ツール」→「オプション」→「受信」の「受信したメールをサーバに残す」に チェックを入れておきましょう。

先頭目次

怪しい添付ファイルは開かない!!

 メールウイルスは、 基本的に、添付ファイルを開く(ように仕組まれる) ことによって感染します。 だから、添付ファイルの扱いには十分に気を付けて下さい。 AL-Mail では、添付ファイルは、メールリスト左端のクリップのマークで 示されます。 AL-Mail では、クリップマークのところをクリックさえしなければ、 添付ファイルが開かれることはありません。 メールを開いても、メールのテキスト部分だけを読むことができます。 メールのテキスト部分を残して、添付ファイルだけを削除したい場合は、 メールを開くと、 枠の下の欄に添付ファイルが表示されるので、 そこにマウスのポインターを持っていって右クリックすると、 「削除する」という項目が出てくるので、そこを選択すれば削除できます。 まず、 知らない人から受け取った添付ファイルは原則として削除して下さい (メールごとゴミ箱に捨てて構いません)。 「先日の夜は、お世話になりました」とか、 「依頼されていた例の件です」とか、 「どうして、連絡をくれないの!」とか、 うっかりファイルを開きたくなるような言葉には惑わされないで下さい (英語の場合も同じ。「わー、英語のメールをもらっちゃった」と はしゃいでむやみに添付ファイルを開いたりしないように)。 知っている人から受け取った添付ファイルであっても、 本人は自覚せずにウイルスに感染したままそれをばらまいている可能性もあるので、 送信者が添付ファイルを送ったということがメールの文面から確認できない場合は、 送信者に確認するまでは添付ファイルを開かないこと。 逆に、他人に添付ファイルを送る場合も、 「……のデータを添付ファイルで送ります」のように、 メールの文面で添付ファイルを送ったことに言及すること。 このように、添付ファイルの扱いには特別な注意が必要だし、 サイズの大きい添付ファイルはネットワークの負荷を大きくするので、 添付ファイルの送信は(どうしても研究に必要な)必要最小限に留めて下さい ( 1MB を越えるデジカメの画像を何枚も添付して送りつけるなどということは、 くれぐれもしないように )。 あと、(テキストにすれば数キロバイトにしかならない) 単なる文書情報をわざわざワードなどのワープロで整形して 無意味に馬鹿でかいバイナリーファイルにしてから 添付ファイルで送りつけるなどという愚挙 もくれぐれもしないように。 どうせ打ち込むんなら余計なことをせずにテキストで 送れば殆どの場合それで必要十分だし、 テキストの方が文書情報の再利用(引用して返信とか)が非常にやりやすい。 あと、 単なる数行のテキスト文書を (そのままメール本文に貼り付ければ済むものを) hoge.txt みたいなテキストファイルに保存したものを 添付ファイルにしてから送るという奇行もしないように(念のため)。 最近は、ウェブ領域を無料で使わせてくれるサービスが増えてきたし、 URI を暗号化してアクセス制限をかけられるようなサービスとかもあるので、 そういうサービスを利用すれば、添付ファイルをメールでむやみに送ったりせずに、 相手に渡したいファイルをウェブ上に置いて、 メールでパスワードなどのダウンロード方法を教えた人だけが ダウンロードできるようにするというやり方も使える。

先頭目次

他人に読まれて困ることは書かない

 学生が使えるパソコンの台数には限りがあるので、 学生によっては1台のパソコンを共有してメールソフトを 使うことになると思います。 他人のメールボックスを覗かないのは、当然のエチケットだと思いますが、 何かの間違いで(またはちゃんと悪意のある人によって)他人から パソコンに保存されているメールを読まれてしまうという可能性はないとは 言えません。 自分専用のパソコンを(パスワード制限して)使っている人でも、 研究室に置きっぱなしにしている以上は安全とは言えません。 そのようなことを十分に考えて、 大学に置いてあるパソコンからメールの送受信を行う場合は、 他人に読まれて困るような私的な内容のメールは書かないように気を付けて下さい。 また、自分では読まれて困るメールを書かなくても、 知人から、そういうメールが届いてしまった場合も、 その人のプライバシーを守ってやる必要があると判断したならば、 そのメールを削除するなどの処置をして下さい。

先頭目次

文字コードにも気をつけよう

 AL-Mail は通常の設定では、JISコードでメールを送信するし、 HTML 形式で送信したりしないし、 名刺ファイルみたいなものを勝手に添付したりしないので、 文字コードとかメール送信の基本設定とかをあまり気にしなくても大丈夫なのですが、 最低限、 次の二つのことには気を付けて下さい。

半角カタカナを使わない。
絵文字や記号は避ける。

 様々な技術的な事情により、半角カタカナを使ったメールは、 殆どの場合、文字化けしてしまいますので、使用禁止です。 全角文字でも、絵文字や記号などは、 パソコンの機種に依存している(自分のパソコンでは読めても、 他の人のパソコンでは読めない)可能性があるので、 その文字が文字化けすることがあります。 例えば、「TEL」を一文字にしたような字とか、 「(株)」を一文字にしたような字とか、 ○の中に数字の入った「まるいち」、「まるに」、「まるさん」……とか、 ローマ数字の「III」や「IV」などをそれぞれ一文字にしたような字などです (ローマ文字の I や V や X の組み合わせで表記するから「ローマ数字」 という訳でもないのかな……)。 この他にも、文字コードなどに関して気を付ける点は色々とありますが、 「インターネットメールの注意点」などを参照して下さい。

先頭目次

その他の注意点(ネチケット)

 他にも、メールを送る際に注意すべきことは、色々とありますが、 まずは、ネチケットについて書かれた以下のページを参照して下さい。

電子メール(Eメール)を使用する時に注意すること
ネチケット
メールのマナー
メールを送る際のネチケット