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'25.7.30
ずっと書いてなかったけど、教科書に書いてあるモデルを手計算したものと解析で回したもので、下フランジの引張応力がほぼ同じになったのでそのモデルを今後解析することにした。
ただし、その近い値になったのは線載荷を行ったときのみで、面載荷を行ったときはもっと小さな値となった。
これに対し線形解析である点やメッシュが50という大きな切り方になったことが可能性としては挙げられる。
解析自体は座屈解析を行い、繊細化のみで判断することにした。鋼材や木材の補剛材をはめて座屈荷重がどのように変化するかを確認している。
なお多積層板を補剛材としてはめ込んだCLT、LVLだが、座屈荷重が同じかつ大きすぎること、メッシュのサイズがこれまでの倍である100でしか切れなかったことを踏まえ、解析がほぼ確実に正しくないといえる。
これに関して辻くんから聞いた話だが、メッシュを細かくすると座屈荷重は小さくなる(メッシュを大きくすると座屈荷重は大きくなる)らしいのでモデルを小型化しメッシュを細かく切ることで最適な解析結果を得ることができるのは間違いないと考えている。
メッシュを細かくするにはモデル全体を小さくするか、何分の1解析にするかを変更する必要があるが、いまいまの変更は無理なので、スイスで学んだものや今後のことも考えて、スイスから帰ってきてから青木さんもしくはDaia先生と相談して変更することになると思う。

'25.6.11
20枚4層のC-shapeモデルまでと等方性(E=205GPa)のすべて解析終了。
載荷する荷重を変化させても座屈荷重は変化しないことも確認できた。
4層でも解析が落ちることがあったが、縦に補剛材を入れるバージョンはもっと厳しいかもしれない。
→C-shapeモデル(縦補剛あり)に関してモデル作成と解析。

'25.5.28
C-shapeで45MAとCLTの座屈解析であまり変化なかったため、青木さんと相談したところ10枚2層と15枚3層のモデル作成と解析をする。
縦に補剛材入れたものもやれとのこと
とりあえず層厚を増やすことで高い座屈荷重が出てくれるとありがたい。
→C-shapeモデルに関して10枚2層と15枚3層のモデル作成と解析。

'25.5.9
C-shapeで45MAとCLTの座屈解析が成功。しかし挙動はあまり変化なし。座屈荷重的にはCLTのほうが大きいがそれもほんの少し。
田村さんの研究から行けば、平板においてはMAのほうが良い結果だったため座屈もそうなってくれるとありがたかったが… このC-shapeモデルは大きさが高く長いため、そのような挙動になった可能性も否めない。
→C-shapeモデルに関してこのサイズのまま研究(解析)を進めるのか来週のスイスからの先生と青木さんと話し合ってから次の解析に移行。
→→解析とブリコンの同時進行.
→YECの英語プレゼンのレジュメ作成。発表練習。

'25.4.24
C-shapeで45MAとCLTのモデルの解析が成功したが,異方性解析よりもよじれた挙動になってしまった.
オイラー角の設定は多分合ってるから,そもそもCshapeで面固定・面載荷した際の挙動がどのようなものなのかを調べたほうがいいかもしれない.
根本的に面載荷・面固定の解析で何を見るべきか青木さんに確認しないとかも.
→Cshapeと座屈関連に関して下調べするのと,青木さん・辻くんに色々聞いてみないと...
→→解析とブリコンの同時進行.
→→まとめスライドの英語化とグラフのキャプチャの英語化

'25.4.23
C-shapeのモデルは作成できたのでとりあえず異方性で面固定,面載荷の線形解析.
工場見学終わったのでトルコの先生に話せるように自分の研究とブリコンを進めていく.
YABSEの発表の英語版スライドも完成させて青木さんに見せるのと話す内容も確定させていく.
→解析とブリコンの同時進行.
→まとめスライドの英語化とグラフのキャプチャの英語化

'25.4.4
とりあえず青木さんのとこ行って研究の流れの大枠と留学の事もちらっと話した.
来週からIABSEの個人とブリコンの本始動と自分の研究(とりあえずはコの字型の座屈の下調べと解析モデルの作成・解析かな)を始めていく.
5/11にスイスから先生来るからそれまでにはこっちから何か成果出せるように精進していかなきゃかな.
→コの字型モデルの座屈の調査(青木さんにもっらた資料&河合さん卒論参考)とそのモデルの作成・解析.

'25.4.2
何から手を付けていいか分からないので,そもそもどんな研究をすればいいかも分からないので,4/4(金)に青木さんに今後の研究の流れとかの話し合い.
とりあえずIABSEに向けて英語版の卒論スライド作成と英語の勉強.
→青木さんと話し合い.4/4(金)
→英語版卒論スライド作成.

教科書のモデル

モデル
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_model1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_model2.png

モデル座屈荷重
補剛材なしの木はめ37975kN
下端部のみ木はめ47950kN
全てに木はめ60725kN
上部のみ木はめ42700kN
上端部のみ木はめ44800kN
水平・鉛直補剛材あり42175kN
補剛材なし16730kN

補剛材なしの木はめ

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_7_1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_7_2.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_7_3.png

下端部のみ木はめ

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_62_1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_62_2.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_62_3.png

全てに木はめ

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_61_zaku_1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_61_2.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_61_3.png

上部のみ木はめ

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_52_zaku_1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_52_2.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_52_3.png

上端部のみ木はめ

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_51_1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_51_2.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_51_3.png

水平・鉛直補剛材あり

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_4_1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_4_2.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_4_3.png

補剛材なし

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_2_1.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/kyoukasyo_zaku_2_2.png

Cshape_aモデル(縦補剛材あり)

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/Cshape_1a_model.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/Cshape_1a_model2.png

Cshapeモデル(縦補剛材なし)

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/45MA_CLT_zakutu.png
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/45MA_CLT_zakutu+tetu.png

Cshape_1 座屈解析(面載荷_面固定)

モデル
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/Cshape_model.png
5枚で1層
長さ4600mm

線形解析
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/Cshape_1_1_touhou.png

座屈解析_45MA(100倍)
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/zakutu1_1_100times.png

座屈解析_45MA(1000倍)
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/zakutu1_1_1000times.png

座屈解析_45MA&CLTの比較(1000倍)
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/zakutu1_1&2_1000hikaku.png

Cshape_2 座屈解析(面載荷_面固定)

10枚で2層
座屈解析_45MA&CLTの比較(1000倍)
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/2sou_CLT_45MA_1000times.png

Cshape_3 座屈解析(面載荷_面固定)

15枚で3層
座屈解析_45MA&CLTの比較(1000倍)
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2024/kaji/3sou_45MA_CLT_1000times.png

メモ

JIS G 3350:2021 一般構造用軽量形鋼

JIS G 3350:2017 一般構造用軽量形鋼

オイラー角

座屈計算ツール

インテリアコーディネーター試験【家具の材料~木材~】

木材を利用した建築構造向け制振デバイス「アーキテツト®木補剛制振間柱」を開発~木+鉄混合構造「アーキテツト®」シリーズ第2弾~

参考文献

橋梁建設で生じるCO2排出量の算定と小規模木製歩道橋架設の有効性

土木建設物の二酸化炭素排出量原単位の推定

木橋建設で生じるCO2排出量の算定とその評価


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