解析結果やsalome解析で疑問に思って解決できたことなどを共有したいので、何かあれば書いてください。

課題で取り組むこと

片持梁を引っ張って、応力ひずみ曲線を作成し、降伏応力が235N/mm^2になることを確かめる。(余裕があれば、単純梁も引張で確かめてみる。)

解析結果

強制変位(5mm)(DDL_IMPO)を使った解析結果[モデルは10mm✕5mm✕100mm]

ひずみ応力
00
0.0002550.1
0.00050100.2
0.00075150.3
0.00100200.4
0.00124234.9
0.00152235.2
0.00179235.5
0.00206235.7
0.00233236.0
0.00259236.3
0.00286236.5
0.0031236.8

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/chiyooka/2hipari5mm.png

メモ

エラーメッセージについて

wikiに載っているやり方で引張解析を行うと、以下のようなエラーが出てくると思います。その場合、asterstudyでAnalysisにあるCOMPORTEMENT→DEFORMATIONをPETIT(微小変形)にしてみてください。 また、MaterialのDEFF_MATERIAUをTRACTIONからECRO_LINEに変えてみてください。(ECRO_LINEの設定は降伏点検証を参考に、ただし、パソコンによってはTRACTIONに設定してくださいといったエラーが出ることも。理由は不明。)

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/chiyooka/error.png

片持梁の引張の変化について

236N/mm^2で片持梁を引っ張っていますが、以下の図のようになります。(図のモデルは10mm✕5mm✕100mm)

しかし、Time0.9までは変形せず、1.0にすると以下の図の変形が出てくるので、恐らくasterstudyでの設定が何かしらおかしいのかなと考えています。(ちなみに、0.01秒刻みで変化させたらTime0.99まで変化せず、1.00で下の図と同じ変形が起こります。また、wikiに載ってる弾塑性解析のモデルで変化させても同じような変形が起こりました。)

弾塑性解析(2021)に載ってるような変形になると思うので、できたら教えてください。

(2/23 追記)もしかすると、降伏後のヤング率が小さいのが原因である可能性があるかもしれません。 ECRO_LINEでやる場合、D_SIGM_EPSI(降伏後のヤング率の傾き)を0.0001にせず、1000とかにしてみる。TRACTIONでやる場合、DEFF_FUNCTIONのVALEのEPSIを調整してみる(wiki降伏点検証を見ると、SIGMをEPSIで割った値がヤング率になるみたいです。)といいかもしれません。

236N/mm^2で引っ張った様子

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/chiyooka/danso1.png

弾塑性解析(2021)の変化(恐らく、このような変形になると思うが...)

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/chiyooka/danso2.png

部材ごとに応力を見る方法

参考


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS