後藤資料

(土木環境工学|社会基盤)コースのフェースブック 土木環境工学コースfacebook への後藤の書き込み(一部、他の人が構造研や後藤に言及している書き込みも含む)を資料としてここにコピーすることにした。 それにしても、facebookにせよTwitter(現X)にせよ、 過去ログを確認するにはアカウント登録してログインする必要があるし、 1年以上古いものは検索しないと出てこなかったり、 検索しても時系列順に見渡せなかったり、 資料としての閲覧性・検索性があまりにも低いのではないかと感じている。 デフォールトで、このページみたいにログを1ページのhtmlに 保存する仕様のSNSってないんだろうか。 まあ、1ページがあまりにも長いのがいやだという場合は、 一定の長さに達したら別ページにするとか、 一定期間(一年とか)ごとに別ページにするとかを管理者が設定できる ということでいいと思うのだが。


2025

250929

構造研の後藤です。9月13日(土)に構造研の同窓会を実施しました。会食が制限されていたコロナ期間中の2020〜2021年頃だったか、当時の鬱憤のたまった学生たちと、コロナが明けたらきっと構造研同窓会を開催しようと企画して、2023年度から毎年9月に開催、今年で3回目です。今回は9月12日の大雨の影響等で、参加者が少なめでしたが、一応、ほそぼそと続いております。東京開催してほしいという要望もあるのですが、秋田だから参加しているという秋田の方もいるので、その場合は日をずらして秋田でも有志の会をやったらいいのではないかとか、そんな話をしておりました。
 ところで、一学年の卒業生規模が数十人の学科やコースの同窓会の持続というのは、なかなか難しい課題で、秋田大学土木環境工学科同窓会は2023年に残念ながら解散となりました。それでも、2010年頃までは数年おきに総会を開催し、2001年頃までは、毎年 同窓会名簿も発行していたのですから、大したものだと思います。当時は、土木環境工学科内に、同窓生の教員が複数いたので、こうした先生方のボランティアによって同窓会が支えられていたところもあるのでしょう。私が2002年に秋田大学に来てから20年以上が経ちましたが、教員一人に課される研究・教育以外の業務は年々増える一方で、これでは同窓会に限らず、大学の業務以外の活動に手を出す気力はどんどん削がれるだろうなと実感します。
 まあ、そんな中で研究室レベルぐらいだったら、卒業生の連絡先をリスト化して、同窓会の案内を出すぐらいであれば何とか持続可能かなとやってみていますが、メーリングリストの管理や出欠フォームに大学のサーバーを使っているところがちょっと持続可能ではないかもと自己点検しました。特定の民間サービスを利用することへの抵抗はあるものの、LINEとかのSNSグループに移行してしまえば、卒業生の誰かが管理者をやってくれそうだし、その人が管理できなくなっても、別の卒業生に管理者を変更するのはたぶん簡単にできるから、こうしたやり方の方が持続可能かなあと、検討中です。
 そう言えば、今年度の新入生からは総合環境理工学部 社会システム工学科 社会基盤コースの所属になりますが、ここのフェースブックのアカウント名もそのうち変更しなければならないのでは? アカウントの顔写真は「工学資源学部1号館」になってますが、同窓生への発信と考えるか高校生への広報と考えるかで、この辺も変更の余地はありそうです。

250616

構造研の後藤です。マトリクス構造解析のプログラム言語は、ながらくFortranでやっていたのですが、最近の学生は選択科目でPythonをやってたりするようなので(今の2年生からは必修かな)、Pythonにしてしまった方が話が早いかなと思い立ちました。もちろん、Pythonはインタープリター型の言語だから、100万自由度を超えるような構造計算には向かないでしょうが、マトリクス構造解析で扱うのは、せいぜい5要素とかのトラスとか骨組みということで、Pythonで全く支承^H^H支障はないので、今年度からPythonに切り替えてみることにしました。そこで、情報統括センターの実習用端末で、Pythonの実行環境がどうなっているのか確認してこようと、情報データ科学部の新棟の1階にある新しい情報端末室に行ってきました(ちなみにマトリクス構造解析は、今までの実習室で行います)。1階の談話スペースみたいなところにはきれいなソファーやテーブルが並び、学生たちが談話していたり、食事していたり、イヤフォンをして寛いでいたりして、なかなかいい感じなんですが、こういう談話スペースは図書館の談話スペースを筆頭に、静かに使うことが前提です。一方、以前 学会で訪れた とある大学の学食の談話スペースにはビリヤード台だか卓球台が置いてあって、ああいうのもいいなと思いました。そう言えば、秋田大学も正門脇のインフォメーションセンターにはグランドピアノが置いてあって、コロナ前は授業時間外であれば自由に弾いてよかったのですが、今はどうなってますかね。ちょっと前に街ピアノの撤去問題がニュースで話題になってましたが、静かな環境におけば、そうなるのは想像できます。ノイズの発生源がピアノに限らず、卓球台とか、ダンスの練習スペースとか、炊事スペースとか、十分にたくさんあって、その中の特定のノイズなんて、その雑踏ノイズに十分に紛れるような環境であれば、それぞれのノイズは環境音の一部ということになって気にならなくなるのではないかなと。まあ、大学内にそんな理想的?にぎわい空間をつくるのはなかなか難しいでしょうが、秋田市内でも難しいかも。とはいえ、人口100万人当たりの街ピアノ設置台数を私が計算した怪しげな統計データによると、秋田県は21.9台(実際の街ピアノは21台で人口は96万人)でダントツ1位です。2位は富山県の11.6台、3位は山形県の11.4台と続きます。ちなみに東京都は2.7台で42位(実際の街ピアノは37台で人口は1379万人)。こういうのは計画系の卒論ネタにならないですよね。では少しだけ話を戻しますが、Pythonという言語名は、イギリスのコメディーグループのモンティ・パイソンから来てるそうです。モンティ・パイソンのネタから定着した言葉としては、スパムメールのスパムもあります。この手のネタならダラダラと書き続けられますが、スパム投稿になってきたので、この辺でやめときます。


250305

構造研の後藤です。
2/28(金), 3/1(土)と宮城県仙台市の東北大学 川内南キャンパスで土木学会東北支部の学会(研究発表会)があり、4年生や大学院の学生たちが発表してきました。 今回は青葉山のふもとの川内が会場でしたが、東北大学と言えば山の中腹に理学部・薬学部があり、山の上には工学部(現在は農学部とかも山の上に集約されているようですが)、そのちょっと隣には宮城教育大学、八木山橋を超えてしばらく行った先の八木山には東北工業大学と、山の上にたくさんの大学が立ち並んでいて、地下鉄東西線が開通する前の大学生たちが山の上のキャンパスに通うための手軽な交通手段は、なんと言っても原付バイクでした。だから、私が30年前に仙台に住んでいたときは、赤信号の交差点で車を止める度に車の四隅に原付バイクに止まられたりして、なかなか怖い思いをしたものです。実際、原付バイクによる交通事故も多かったと思います。現在は地下鉄東西線が開通して大学生たちが地下鉄でキャンパスに通えるようになったおかげだろうと推測しますが、街中で見かける原付バイクはめっきり減ったと感じます。地下鉄東西線の開通の前後で原付バイクの保有台数や交通事故率がどう変化したかとか、そういう統計データは調べてません。興味があるので今度、計画系の人に聞いてみます。



2024

241121

構造研の後藤です。
11/20(水)に日本橋梁建設協会で企画している出前講座(3年次開講の土木環境工学特別講義の1コマとして実施)を行いました。 講師は、日本ファブテック(株)橋梁設計部の中尾圭佑さんで、「鋼橋へのアプローチ」〜未来の若手技術者に向けて〜というテーマでお話いただきました。最後にクイズ正解者5名様に橋のジグソーパズルが当たるということで、1問ごとに正解に手を挙げた人が講師とじゃんけんをして1名を決定。
問題1「この写真は明石海峡大橋ですが、中央径間長(主塔間距離)が当初予定(1990m)と完成時(1991m)で変わりました。理由は何でしょうか。」

240807

構造研の後藤です。 6月に秋田県藤里町の坊中橋(キングポストトラス)と7月に秋田県大仙市の百目石橋(タイドアーチ)の調査に行ってきたときの写真です。学生を何人か乗せて調査に行くときは、大学の公用車を利用できますが、それなりに、手続きはめんどくさいです。事前にウェブから出張内容を登録して、それを印刷した紙も提出し、出発前に学部の総務課でアルコールチェックをし、出発時と到着時の距離を測って、帰ってきたら報告書をウェブ登録と印刷した紙で提出するとか、この手の書類手続きはめんどくさいですが、アルコールチェックだけは重要なので、是非やった方がいいでしょう。でもそれ以外は...(後略)


240426

構造研の後藤です。構造研のとある1週間の様子です。 1枚目:火曜日。大館市の深沢橋(木橋)の調査に行きました。ヤング率や固有振動数を測定して、劣化状況を調べます。後藤と青木先生の授業のない日が火曜なので、現地調査は割と火曜が多くなります。調査のない通常の火曜日は、16:10から研究室の掃除と実験室前の花壇・畑の手入れです。掃除隊長とか生き物係とか各種の役職があります。
2枚目:水曜13:00. 英語ゼミ。青木先生が英語で仕切り役を行います。4年生は授業(外国文献購読)の枠内として全員参加ですが、後藤や院生、技術職員なども随時 生徒として参加しています。2人組のペアを作り、最初のうちは、趣味についてとか、週末に何をしたかとか、指定された話題について10分ぐらいずつ相手に英語で話して質問に答えます。ペアのそれぞれが10分ずつ話し終わったら、相手を変えてまた同じことをします。卒論テーマが決まって卒論の研究が始まったら、同じやり方で卒論の1週間の進捗報告を10分ずつ英語で相手に説明して質問に答える(ペアのそれぞれが10分ずつ話し終わったら、相手を変えてまた同じことを繰り返す)というのをやります。前期の最後に、スライドを作って卒論の中間発表を英語でやってもらってますが、学生から英語の質問もそれなりに出て、割と国際会議みたいな感じにはなります。
3枚目:水曜14:30. ゼミ(ここからは日本語)。院生は1週間の研究の進捗報告をします。進捗報告のためのスライドを作り込んだりするのに時間を使ってほしくないので、wikiページに貼り付けた画像やホワイトボードなどを使って、その場で簡単に説明してもらいます。4年生は、4月はまだ卒論テーマが決まっていないので、春休みの課題をグループごとに発表します。3年後期に研究室配属された後、3年生は構造解析ツールを使いこなせるように、単純梁の曲げ解析とか基礎的な例題で訓練を受けます。せっかく習得したスキルを春休みの間に忘れるともったいないので、春休みの課題として、もう少し発展的な課題(梁の弾塑性解析、振動解析、座屈解析など)を3班にわかれて取り組んでもらいます。もちろん、春休みに帰省したりするのは自由ですが、班ごとにいつ集まって打ち合わせするかとか作業をどう分担するかといったことも含めて、各班ごとにコミュニケーションを取りながら期限付きの課題をグループで計画的に進められるかという訓練でもあります。4年生になった4月最初のゼミで春課題の発表を行いますが、おかしな結果が出た原因の分析とか、結果を見て新たに湧いた疑問の解決とか、追加の課題が出されるので、春課題の発表は何回か続きます。
4枚目:金曜12:00. 金曜の昼休みはランチの日ということにしています。研究室の一角に設けた談話コーナーで、弁当を食べたりお茶を飲みながら常備?されているおやつをつまんだりしながら駄弁ります。その学年のノリによっては、英語でしゃべりながらとか、各種東北弁だの韓国語が飛び交ったり、多言語環境になったりします。


240120

構造研の後藤です。今、大学院生と青木先生は韓国の国際会議(The 3rd IABSE Young Engineers Colloquium in East Asia)に行っています。写真が送られてきたのでアップします。口頭発表に、ポスターセッションに、ブリッジコンテストのプレゼンにと、盛りだくさんで、海外の大学生たちとも交流しているようです。




2023

231021

構造研の後藤です。3年生が研究室に配属されました。構造研には11人の3年生が配属されましたが、11人ぶんの机とパソコンとスペースを確保するのに、なかなか苦労しました。パソコンは構造研の共通の仕様で、Ubuntu LinuxのOSに構造解析ソフトなど、構造研で使うツール一式がインストールされています。2020年のコロナ期間中に対面授業は座席を2m離すというルールを課されたので、3年生が大教室にパソコンを持ち運べるように(あるいは感染拡大してオンライン授業になっても自宅で実習できるように)、後藤担当の5人ぐらいの3年生用に(当時はまだ青木先生は来てなかったので)6台ぐらいのOSなしノートPCを購入したものは、今も有効利用しているのですが、(21年に青木先生が来たこともあって、ありがたいことに院生とかも増えたので)、新3年生11人のPCとなると、更に数台のPCの確保が必要になり、技術職員の石黒さんに、故障して捨てられているノートPCのHDD類をジャンク品のSSD等と交換するなどして復活させてもらい、なんとか11台のノートPCを確保することができました。この日は、初回の顔合わせなので、自己紹介と質問コーナーでアイスブレーキングした後に、構造研PCにログインする方法とか、タッチタイプのやり方とか、ホームポジションから打てる左手親指(無変換キー)を全角/半角キーとして使えるようにしてあるとか、基本的なことの触りだけやりました。次回はUNIXコマンドとか、その辺の実習になります。4年生や院生が手取り足取り?サポートしてくれますが、最初のうちは、てんやわんやというか、しばしばカオスな状態になったりします。こういう雰囲気は、座席2m離間ルールやオンライン授業では絶対に味わえません。新3年生のみなさん、がんばってください。

230718

構造研の後藤です。
7/14(金)からの記録的大雨により、秋田市は15(土)には、秋田駅東口周辺や、金足線の城東十字路周辺などが冠水して、なかなか驚きました。渡辺先生がテレビの取材を受けて話していましたが、内水氾濫による都市型の水害なのでしょう。
城東十字路など主要道路の冠水は16(日)には解消していましたが、水没した地下道の水は、17(月)時点でも引いていませんでした。
今、大学でも学生や教職員の被害状況を確認していますが、被害にあわれた方は、本当に大変だと思います。お見舞い申し上げます。
浸水被害その他の心配事に関する問い合わせ先
秋田大学学生相談ダイヤル
https://www.akita-u.ac.jp/.../eventa/item_pro_154.html

230523

構造研の後藤です。先日、東京四ツ谷の土木学会で行われた第13回木材利用シンポジウムに博士2年の及川さんと出席しました。及川さんは、昨年8月に行われた第21回木材工学研究発表会で「加速度センサ搭載タブレットを用いた振動測定によるめおと橋の動的特性調査」と題して発表し、優秀講演賞に選ばれたのですが、その授賞式が、このシンポジウムで行われました。シンポジウムは対面とオンラインのハイブリッド開催で、対面での参加は主催関係者や発表者や受賞者など、せいぜい20人弱といったところですが、オンラインでの参加は400人とか、大勢いたようです。コロナ関連の会合の規制はほぼなくなり、学会等も対面で実施されるようになりましたが、オンラインやハイブリッドでの会議スタイルは、確かに各地の人が(移動や旅費の観点から)参加しやすいメリットがあるので、今後も定着するかもしれません。我々は副賞を受け取るために対面参加の必要がありましたが...

230417

構造研の後藤です。小ネタをいくつか。 1枚目:2002年に私が秋田大学に来てすぐ、1号館が改修されましたが、その際、教室の天井から、白い棚がいくつもぶら下げられました(今は、前方の2つぐらいだけ残してあります)。何を置く棚かわかりますか。ブラウン管のテレビまたはモニターを置くための棚です。2002年当時とはいえ、既にプロジェクターを使って、ノートPCからDVDの動画をスクリーンに投影するのは、ごく一般化していたと思いますが、なんとレトロな嗜好なんだろうと当時も思いつつ、無用の長物と化していたこの白い棚が、最近は無線LANルータ置き場として重宝しています。あと、最近の土木の教室は大型ディスプレイが設置されているので、電子ファイルをディスプレイで見せながら、同時に黒板を使うこともでき、なかなか便利です。私は、コロナ時代に整備したオンライン授業用のウェブテキストをディスプレイに表示させながら、それを講義ノート(カンニングペーパー)として、黒板を自由に使っています。昔は、片手に講義ノートを持ちながら板書していたので、片手がふさがって、色々とジェスチャーがやりにくかったですが、今は両手が使えてなかなか快適です。
2枚目:コロナ期間中にトイレの前の床には、間隔を空けて並んでもらうためのシールが貼られました。PLEASE KEEP SOCIAL DISTANCE と書かれています。当初、たぶん英語では社会的な目的で距離をあけることを social distancing (強いて直訳するなら「社会的な距離あけ」)と表現していたのではないかと思うのですが、日本ではなぜか social distance(社会的な距離)というコロナ時代を象徴する意味の用語が定着してしまいました。ちなみに、このシールが、distancing(距離あけ)の目的で使われているのを見たことはありません。
3枚目:2014年頃から実験室前にチューリップその他の球根を植えています。チューリップに関しては、大部分は佐藤工業さんからいただいたもので、ときどき、植え足したりしてます。今年も咲き始めました。
4枚目:毎週火曜日は構造研の掃除の日で、「ごみ投げ」や花の水やりなどもやるのですが、この日は花壇を増設して、新たな植物の種を植えていたようです。私は会議で参加できなかったため、どんな植物の種子が植えられたのかは謎です。
5枚目:構造研では、3年後期から研究室に配属された学生に基本的な構造解析の手順を実習形式で修得してもらいます。春休み期間にせっかく修得したスキルを忘れてしまっては困るので、もっと実践的なスキルを確実に身に着けてもらうため、やや応用的な「春休みの課題」を出しています。今シーズンは3年生10人を3つのグループに分けて、それぞれ、弾塑性解析、振動解析、座屈解析の課題にグループで取り組み、4月に新4年生となってから、ゼミで発表してもらいます。もちろん、春休み期間はゼミは休みで帰省も自由なので、各グループで課題をやるための連絡や日程調整も訓練の一部です。写真は新年度のゼミでの発表会の様子です。3年の授業終了時の発表に比べると、着実に進歩しているようにうかがえます。この調子で卒論もがんばってください。



230119

構造研の後藤です。
 昨シーズンの冬は雪がいっぱい降ったので、当時中学2年の下の子が友達とかまくらづくりを始めて、私もそれにつきあわされたという話1)をしたのですが、今シーズンの冬は、割と暖かく雪もあまり降らなくて助かっております。中学3年になった下の子も高校受験で、かまくらづくりどころではないので、今回は去年のかまくらの顛末をご紹介します。私が手伝って、私が内部に立てる高さのかまくらが完成した後、下の子は友達と1基目のかまくらにつなげて、2基目のかまくらを「増築」しようとし始めました。当初の計画では、連結部の壁はぶちぬかずに、2基目に独立の入口を設けようとしていたようですが、それでは面白くないので、連結部の壁をぶちぬいて「奥の間」にすることを提案しました。うちの子としては、連結部の壁をぶち抜くと強度が落ちることを心配していたようですが、1基目の壁に直角に連結された2基目の壁は補剛材の役目を果たしているので、連結部の1基目の壁に孔を開けても大丈夫だと説明し、むしろ2基目の連結部から離れた壁の方が補剛材がなく、そこに入口を設けることによる剛性低下の方が心配だと説得して、結局、連結部の壁をぶち抜いて、2基目の入口は塞ぐ方向で設計変更しました。
というわけで、1基目の入口から入って、ぶち抜いた壁を通り2基目の「奥の間」へと入れるようになっています。折り畳み椅子だのテーブル代わりのケースだのLED照明だのを持ち込んで、一時期は毎晩のようにかまくらでの飲み喰いにつきあわされました。 3月上旬に融け始めて崩壊するまで、1ヶ月以上の供用に耐えました。
参考文献1)
https://www.facebook.com/akitadai.doboku/posts/pfbid02FtwEnQ5iNkEAYWKJVvcYUKG9hTaLkcGadZzpJXbdjVhSgvEpPyWgLetyg9k2Dmqdl?__cft__[0]=AZVVP8KUGCeYF677OZJRrBeB1ZK5T7DSP1Q5MqZW47FsaU34dhW9iYfEsGdPMLyzinwSaXfXjWiJvU23MZXMoP0mS7jkSfm8IAg7qKDEZ8OOVGAGCBaMztp0Z2QXdSlh5aj__pEFH6tDUAYWRGVJoXDE0RD2JMHzJ4Xal1LbGdGyg0BocRrLi1RFW9p7cN9exzdQWpGTQTt0RM6Tjup_oOMV&__tn__=%2CO%2CP-R



2022

221017

構造研の後藤です。
構造研では、構造解析シミュレーションにSalome-Mecaというオープンソースのツールを利用しています。
構造解析と一口に言っても、弾塑性解析や幾何学非線形解析、振動解析など、各種の解析があり、一つの解析ができるような状態にするまでに、3Dモデルを作って、材料や荷重や拘束条件など各種の条件を設定してと、とにかく膨大な設定項目があり、それらがちょっとでも不適切だとすぐにエラーが出て動いてくれないなど、解析できる状態にするまでに、なかなか苦労します。このような膨大な設定項目のあるツールを使いこなせるようになるうえで、同じツールを使う複数の人がノウハウを共有することがとても有効です。その点、Salome-Mecaのようなオープンソースのツールは、研究室のパソコン数十台に無料でインストールすることができるので、学生たち全員が同じツールでノウハウを共有することができるのがメリットです。というわけで、構造研ではSalome-Mecaのインストールされたパソコンがたくさん転がっているので、「3D構造解析シミュレーションを体験しよう」という高校生向けの体験教室をときどき行っています。これは秋田大学理工学部が企画しているサイエンスラボという高校生向けの実験・実習体験教室として行っています。
https://www.riko.akita-u.ac.jp/high_school.../sciencelab/
今年度は、8/2(火)秋田北高校1年生4名、9/6(火)由利高校2年生6名、10/13(木)秋田北高校2年生6名が参加しました。この実習では、長さ100mm, 断面積100mm2の木材ぐらいの固さの棒の断面の形を自由にデザインしてもらって、なるべく曲がりにくい断面を競います。本来 時間のかかる材料や荷重や拘束条件の設定は、(料理番組のように)既に用意してある設定ファイルを使ってもらって、断面をデザインするところに時間をかけてもらっています。



220718

構造研の後藤です。
 研究室ごとに行っている外国文献講読という演習で、構造研では今年度は英語の発話訓練も行っているという話を以前しましたが、最近は、2人ずつのペアになって、1週間の各自の研究の進捗状況をお互いに英語で説明し合う(相手を変えてまた同じことをやる)みたいなことをやっています。
 こうした日頃の訓練の成果を実践する機会はないかと考えていたところ、青木先生のお知り合いのオーストラリアのディーキン大学のサード先生が、数カ月間、宇都宮大学にいらっしゃるということなので、秋田に招待して研究会を行いました。
 まずは、サード先生の行っている木質ハイブリッド材料や非破壊試験について紹介していただき、質疑応答を行った後、研究室の大学院生や4年生が各自の行っている研究について英語で説明しました。説明スライドなど、事前に多少の準備をしていたとはいえ、学生たちはなかなか堂々と説明できている感じで、日頃の発話訓練が功を奏しているのではないかと思いました。
 もちろん、込み入った事柄を表現できるようになるには、実践練習のみならず、文法や語彙といった基礎の学習が重要なことも付け加えておきます。楽器や料理や数学や構造力学の修得に関しても同様。


220418

土木環境工学コースの4年生は、研究室ごとに外国文献講読という演習を行っています。基本は論文等の外国文献を講読することですが、それだけでは外国語(最近は主に英語)の発話能力の訓練にはならないので、構造研では、今年度から発話訓練もやってみることにしました。オーストラリアで数年間暮らしたこともある青木先生に進行役をお願いし、私(後藤)も生徒の一人として参加しました。授業は英語のみで進行し、2人ずつのチームに課題を与え、5分とかチームの二人で英語のみのやりとりで課題をこなした後、みんなの前で英語で発表するというやり方です。
初回の課題は、bridgeとかtunnelとか、1チームに1つずつ単語を指定して、その単語の意味を知らない人に英語でそれが何かを説明しなさいというような初歩的な課題です。チームの2人は、自分たちの知っている語彙を駆使しながら、「まっすぐ道路を作りたいけど、山があるとまっすぐ作れないので、山に穴をほって、、、」みたいな感じで、なんとか英語で説明していました。対面で参加の人は、1課題ごとに相手を変えて(2m離れて対面し)、zoomで参加の人は、zoomで参加の人どうしの対話で課題をこなしてという感じで、ときどきカオスな状態になりますが、まあ、みなさん楽しんでいるようです。今後、最終目標としては、自分で調べた文献を英語で発表して、それに対して英語で質疑・応答というところまで持っていけたらいいですが、さて、どうなるでしょう。
先日 最終回を迎えたNHKの朝ドラでは、英語をしゃべれなかった人が突然ペラペラになってたり、ピアノを弾けなかった人が突然 弾けるようになってたりしてましたが、現実には、語学であれ楽器であれスポーツであれ数学であれ構造力学であれ、修得には日々の基礎訓練と努力の積み重ねが必須ということで...

220117

構造研の後藤です。
 年明けの3連休に下の子(中学生)が、雪ブロックでかまくらを作る作り方を教えてくれというので、それはとうちゃんのウェブサイト(後藤資料)にちゃんと写真入りで解説してあるから、それを読めと言ったら、子供が教えてくれというのに教えてくれないのかと不満を言いながらも、連休2日目に友達と何か作っていたようなので、良かった良かったと思っていたら、数段を重ねたところで、ブロックを傾けられないから、やっぱり手伝ってくれということになってしまいました。
 作り慣れてないことや自分たちの身長を考慮せずに、一段目の半径をだいぶ大きく作ってしまったので、途中から半径を狭めるのになかなか苦労して、上の方は私の身長でも届かず(しかもこっちは五十肩で重いブロックを持ち上げるのはなかなかつらいというのに)、脚立に上がって、内側から子供に支えてもらいながら、なんとか屋根をかけることができました。おかげで、内部は私が立つことができるほどの高さとなりました。
 ちなみに、自重に対して(なるべく曲げが入らずに)圧縮で抵抗する形は、カテナリー曲面になりますが(ちなみに球面は中心方向荷重に圧縮で抵抗する形)、かまくらの場合、クリープで日に日に変形が進行していく影響の方が大きいので、カテナリーや球のような偏平なドームにしてしまうと、秋田のように日中は0度以上の気温になる地域では、クリープでどんどんつぶれていくので、尖塔アーチのように屋根を高くとがらせた方がクリープに対しては強いのではないかと思います(これまで子どもたちにかまくらを作ってきた経験から)。
 連休明けに気温があがって、1月には珍しく一日中雨が降っていたので、これでつぶれるかなと思ったら、意外と持ちこたえました。一週間たっても、私が立てる内部高さを確保できているので、もうしばらくは、中で飲み喰いしたりできるでしょう。



2021

211005

構造研の後藤です。
9/24(金)秋田北高校の2年生6人に理科実践研修で構造解析シミュレーションを体験していただきました。
長さ10cm, 断面積100mm2の片持ち梁をなるべく曲がりにくくするような断面を各自デザインして、シミュレーションの中で10kgfの荷重で曲げました。
色々と凝った断面を作った人もいましたが、単純な縦長の長方形が最も曲がりにくいという結果になりました(まあ、中立軸の近くに面積を集めてしまうと断面2次モーメントが小さくなってしまうということですね)。


211005

構造研の後藤です。9/28(火)構造研の中間発表がありました。県外移動により自宅待機の人もいるので、大型ディスプレイで発表している様子をカメラで撮ったものをZoomで配信して、自宅から発表の人はZoomの画面共有で発表というやり方です。中間発表後の打ち上げは、ひとまず延期。ちなみに、昨年の中間発表(2回)の打ち上げも延期中...

211005

構造研の後藤です。9/10(金)、めおと橋の2回目の調査に行ってきました。


210907

構造研の後藤です。
10年以上 使っている研究室の椅子がだんだん汚くなってきたので、新しいのに買い替えようかと学生に言ったら、椅子なんかよりスペックのいいパソコンがほしいということだったので、椅子を洗ってみました。まあ、それなりにはきれいになったかなと。


210824

構造研の後藤です。
仁別の国有林内に架かる木橋(めおと橋)の調査に行ってきました。当初は、6/29に調査に行く予定で準備していましたが、6/25から急遽、学生は大学に入れなくなったり(7/17から入れるようになりましたが)、その他いろいろとあって、体制を立て直し、きのう(8/23)、どうにか初回の調査に行くことができました。可能なら、あと何回か調査に行きたいところですが、コロナの感染は拡大傾向だし、どうなることやらです。
ちなみに調査内容は、木材に傷をつけないように、軽く叩いて振動の伝播(でんぱ)速度を測定し、そこからヤング率を推定したりとかです。


210719

構造研の後藤です。
大学では、コロナの感染状況に応じて、学生の大学への入構規制が通知されたりということが、ある日、突然に起こります。そうなると、かろうじて対面でやっていた授業もすべてオンラインに変更しなければならなくなるし、研究室配属されて研究している4年生や大学院生も研究室に来れなくなってしまいます。構造研では、解析ツールのセットアップされたLinuxパソコンで解析することが、不可欠の研究活動の一部なので、学生が大学に入構禁止になってしまった場合は、学生の自宅まで解析用パソコンを配達したり、車でパソコンを受け取れる学生には、正門の外に車を停めてもらって、そこに台車でパソコンを運んだりして、入構規制中も学生が自宅で解析できるようにして、Zoomゼミで進捗確認をしています。6/25(金)から続いていた学生の入構規制が7/17(土)から解除されたので、今日(7/19月)は、正門前で学生のパソコンを受け取って研究室に戻す作業を行い、久しぶりの対面ゼミを行いました。

210409

構造研の後藤です。今朝、大学に来たら桜が咲いるのに気づきました。まあ、咲き具合からして、恐らく きのう以前から咲いていたのに、ここのところの新学期の てんやわんやで気づいていなかったのかなあと。もう少し気持ちに余裕を持った方がいいかなと、深呼吸して桜の写真を撮ってみました。
この4月から、高橋先生が北海学園大学に移られましたが、新たに、青木先生や技術職員の石黒さんがコースのスタッフに加わりました。
昨年から、送別会も歓迎会も基本的に自粛が続いていて、 野田先生や鈴木さんの送別会も1年以上「延期」が続いています。コロナが収束したら、順次 遡って実施されるであろう延期中の歓送迎会各種に、毎週のように参加しなければならなくなるから、なかなか大変だなあと今から楽しみにしています。


210316

構造研の後藤です。3/16(火)に大館桂桜高校の土木・建築科の生徒さん4人がサイエンスラボ「3D構造解析シミュレーションを体験しよう」に参加しました。長さ10cm, 断面積100mm2の片持ち梁をなるべく曲がりにくくするような断面を各自デザインして、シミュレーションの中で10kgfの荷重で曲げました。十字型のデザインの梁のたわみが0.6mmで最も曲がりにくかったですが、実は断面積が196mm2だったという落ちがつきました。
https://www.riko.akita-u.ac.jp/high.../sciencelab/list.html



2020

201214

構造研の後藤です。コンクリ研と構造研の学生の一部をつれて、秋田雄和本荘線の水沢橋架け替え工事の現場見学を行いました。天候の関係もあり、「送出し架設工法」自体は見れませんでしたが、水平ジャッキを(桁を載せずに)動かしていただいたり、現場でしか見れない装置を見れたので、収穫はあったことでしょう。発注側の秋田県の方、受注側の宮地・アキモク・東北機械・特定建設工事共同体の方々にわかりやすい説明をしていただきました。



200825

構造研の後藤です。今年度のオープンキャンパスはオンラインで相談等が行われました。コース紹介等も動画で公開されています。
秋田大学オンラインオープンキャンパス2020特設サイト
https://www.akita-u.ac.jp/admission/ooc_2020/
今回は、私が広報の委員だったということもあり、 土木環境工学コースのコース探検は、構造研の学生に協力いただきました。ミニミニ講義は私が教員室で自撮りしたものです。


200722

構造研の後藤です。
コロナウイルスの影響で大学の講義はオンライン授業となり、先生方は、様々な方法でオンライン授業を実施しています。多くの先生方が採用しているのは、Zoomというオンライン会議システムを使ったライブ型の授業だと思います。私はどうも、こうしたオンライン会議システムを使った授業には抵抗があり、ウェブテキストとそれを補足する授業動画という極めて少数派の方式を試しています。学生がどう思っているかは、アンケート結果等を見ないとわからないところではありますが。 テストも教室ではできないので、WebClassというeラーニングシステムを使って、授業時間内に写真のような10択式の小テストを行っています。ちなみに、正解の選択肢を何番にするかというのは、うちの子が小学生のときに使っていた算数教材の12面体サイコロを使って決めています。
授業動画は、YouTubeにアップしてますが、すべての授業を新規に録画するのはなかなか大変なので、過去に資料用に録画していた動画もこの際 有効利用しています。 ウェブ上に、学生が自学自習できるようなテキストを整備することは、常々やりたいと思いながら、そんなことをする余裕はなかなかありませんでしたが、コロナウイルスで、オンライン授業の準備に一定以上の時間を割かざるを得ない状況になってしまったので、この機会に、構造力学関係のテキストをウェブ上に少しでも整備しておこうと思います。
https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotou/kouzou/kouzou1.html

200418

構造研の後藤です。4/17(金)の朝、実験室前に行ってみたらチューリップのつぼみが出ていました。あと数日で咲きそうです。この日の午後は、在学生の新学期に向けての遠隔オリエンテーションをZoomという会議システムで行いました。2年担当は、後藤と網田先生ですが、網田先生がZoomの操作に手馴れているので助かりました。

200319 (コロナの始まり)

構造研の後藤です。 2/19の卒論・修論発表会の終了後に、構造研で打ち上げに行った時の写真をアップします。このときは後期から研究室に配属された3年生も参加しましたが、これが事実上の「追いコン」になってしまったような感じです。みなさん、晴れやかな笑顔ですね。 ちなみに、卒業式が予定されていた3/24(火)は、コース内で卒業証書の手渡しを行います。2011年の震災のときも、卒業式が中止になり、コース内で手渡しを行いましたが、コースだけのミニ卒業式もなかなか思い出深いものになると思います。


2019

191224

昨日、構造研究室では後藤班、野田班合同で4年生の中間発表会を行いました。順調に進んでいる人もいれば、やや苦戦している人も…。年が明ければ、卒論発表会まであと1.5ヶ月あまり。1年間の集大成を披露するまであとわずかです。他の研究室の学生も含め、集大成を見せてもらうのが楽しみです。  夜は毎年恒例の忘年会です。このお店は3年生のバイト先なのですが、なまはげクンが席までやってきてくれました。なまはげクンを始めて見た学生は満足そうでした。OBも駆けつけてくれ、みんな楽しい時間を過ごせたことでしょう。


191011

構造研の近況です。 1枚め:10/4(金)に構造研4年生の中間発表を行いました。 2枚め:中間発表の後、後藤班で「反省会」(打ち上げ?)に行きました。 3枚め:ええと、これは3次会?かな。大学院を修了してコンサルに努めている先輩や野田班の学生等もいるようです。 4枚め:10/11(金)新3年生が構造研(後藤班・野田班)に配属されました。3年生の座席を決めて、自己紹介を行いました。大学院志望の人も何人かいるようですが、この新しいメンバーでこれから楽しくやっていきましょう。後藤


190603

構造研の後藤です。フォントや表示環境に依存しますが、真ん中の4行が右下がりに見えるでしょうか。

せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!
せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!
せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!
せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!
!正りが下右は力断んせ!正りが下右は力断んせ
!正りが下右は力断んせ!正りが下右は力断んせ
!正りが下右は力断んせ!正りが下右は力断んせ
!正りが下右は力断んせ!正りが下右は力断んせ
せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!
せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!
せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!
せん断力は右下がり正!せん断力は右下がり正!

190218

2/15(金)に謝恩会が行われました。 謝恩会では写真撮影、後藤先生(コース長)の挨拶、記念品贈呈、花束贈呈が行われました。 また、前日の修論発表会・卒論発表会の優秀者の表彰も行われ、みんなで労をねぎらいました。 修士2年生および学部4年生のみなさんお疲れ様でした。(齋藤)



190213

構造研の後藤です。今日は卒論・修論発表会の1日めです。発表が終わった人はお疲れ様でした。ひとまず構造研(後藤班)の発表の様子をアップします。あしたの発表の人もがんばってください。


20190130

構造研の後藤です。卒論・修論の概要の締切が2月1日(金)なので、学生たちが研究室で一所懸命 原稿を書いています。みなさん、大事なファイルはくれぐれもバックアップを取るように。パソコンは締切の前の日によく壊れます。それで泣いた先輩もいます。バックアップを取るように口を酸っぱくして言っていたのですが...

190122

間が空いているようなんで、去年の8月に家族で横浜に行った時の写真をアップします。遊覧船から横浜ベイブリッジ(斜張橋)の教材用写真を撮ろうとしていたら、大型客船 飛鳥IIがくぐっていきました(後藤)。



2018

181009

夏休みが終わり、いよいよ後期が始まりました。 環境構造工学分野(通称「構造研」)では中間発表のゼミが行われ、これまで自分が行ってきた研究の成果や、今後の課題についてプレゼンテーションを行いました。 ゼミ終了後は反省会が行われ、(今さらですが)自己紹介を全員で行いました。また、後藤先生の誕生日をお祝いしました。 これから研究活動がより活発になります。体調に気を配りながら邁進しましょう。(齋藤)


181001

構造研の後藤です。ゼミのときなど、みんなで大画面のパソコン画面を見れると便利なので、55インチのモニターを買いました。後期からは3年生が研究室に配属されるので、このモニターで構造解析ツールの3Dモデリングや、Ubuntu LinuxというOSのUnixコマンド操作の実習が効率化されるのではと期待しています。

180731


180722

構造研の後藤です。7/28(土)のオープンキャンパスで展示予定の虹橋(一つ前の投稿参照)を、卒論生たちが構造解析すべく、3Dモデル化しているらしいのをこっそり撮影。基本部材のモデル化はできているようだけど、これを回転させてコピーして組み合わせて、境界条件と荷重条件を設定して、計算を走らせてみてエラー取りをして...って、本番まで間に合うでしょうか。がんばって下さい。

180709

構造研の後藤です。7/28(土)のオープンキャンパスで展示予定の虹橋を構造研の学生で仮組みしてみました。

180706

後藤です。ちょっと前ですが、6/27(水)に日本橋梁建設協会さんに「鋼橋へのアプローチ -未来の若手技術者に向けて-」と題した特別講義を行っていただきました。講師は駒井ハルテックの板垣 定範さんと佐藤 悠樹さんです。写真は途中で行われるクイズですが、応力の式はさすがに3年生には簡単すぎたことでしょう。 

180428

後藤です。先日、土木環境工学コースの教職員で、千秋公園に花見散策に行きました。桜の花に取り付けられたスピーカーからBGMが流れています。最近は花火大会とかも総合芸術とかで、BGMサウンドが当たり前になってますが、私からすると、花火はあの爆音それ自体が美しい純粋音楽なのにと思うし、花の美しさなんて、ましてやトランペットスピーカーの安っぽいBGMとは相容れないなんて思ってしまうのですが、とか言いながらこの後は花の美しさの余韻なんか忘れて酒飲みに行ったのですが...



180428

後藤です。今年も実験室前に植えたチューリップが咲きました。去年は咲かなかった実験室「左側」も咲きました。半分ぐらいは、佐藤工業さんから頂いた球根です。


構造研の後藤です。 4年生や大学院生が、卒業論文・修士論文の作成に向けて、 構造解析を行っています。 橋などの構造物に力が加わると、どのように変形するかとか、 ボルトなどで接合された部分にどんな力が集中するかとかを計算したいのですが、 複雑な構造では手計算ができないので、 一定の物理法則が成り立つコンピューター内のバーチャルな世界に3Dのモデルを作成してシミュレーションをしています。 ちなみに、Ubuntu LinuxというOS上で、 Salome-Mecaという解析ツールを使っています。 こうしたツールを使いこなせるようになるまでには、 一定の鍛錬が必要ですが、ある程度 使えるようになってくると、なかなか楽しいのではないかと思います。



2017

171005

構造研の後藤です。ちょっと前になりますが、8/24(木)に青森県の鶴田町で全国木橋サミットが行われました。交流会の会場は、津軽富士見湖にかかる橋長300mの三連太鼓橋「鶴の舞橋」のすぐ脇にある つがる富士見荘で、翌日は現地視察でしたが、ちょっと早起きして、人通りのない時間帯に写真を取ってきました。鶴の舞橋を渡って行けるアスレチックには、ほぼ直角のすべり台があります。何年か前にうちの子どもたちを連れて来た時は、木橋よりもこの直角すべり台に喜んでおりました。




170726

構造研の後藤です。一昨年の伊藤さんの卒論で、3Dプリンタでトラスの格点を造形して、ホームセンターの角材と組み合わせて組み立て性能の評価をしようとしたものの、ものづくりセンターの3Dプリンタの調子が悪くて断念。昨年、研究室で購入した3Dプリンタを使って、大学院1年の遠藤さんがリベンジ。伊藤さんが作っていた部材を使って、きちんと組み立て成功しました。


1707176

構造研の後藤です。6月28日(水)日本橋梁建設協会で企画している出前講座(特別講義)を行いました。講師は、JFEエンジニアリング株式会社の佐藤 豪さんで、「鋼橋へのアプローチ」〜未来の若手技術者に向けて〜というテーマでお話いただきました。写真は、途中で数回 入るクイズですが、鋼構造設計学をまだやっていない3年生(前期)には、溶接の問題はちょっと難しかったか? 正解者複数の場合、じゃんけんで勝った1名が勝鬨橋のジグソーパズルをもらえる!

170509

後藤です。小ネタ。構造研実験室入口右側のチューリップは毎年越冬して咲くものの、入口左側のチューリップは全滅した件(よく見ると、葉っぱだけ出ているものがいくつか残ってはいるのですが)。試しに、入口右側の土と左側の土とを水に溶かして、ペーハー試験紙でpHを調べてみました。どちらもほぼ中性ではないかと思います。左側の土が強アルカリ性なのではという仮説はひとまず棄却。

20170501

後藤です。まずは写真投稿の練習から。複数の動画と写真を一度にアップというのがどうもできないようなので何回かに分けます。3年ぐらい前に学生たちと実験室前に植えたチューリップのうち、入口右側に植えたもののみが毎年、越冬して花を咲かせていますが、入口左側に植えたものは、1年目の冬を越冬できずに全滅しました。何らかの環境の違いがあるのでしょう。今年は、オープンキャンパス(7/29土)頃に咲く球根(オススメは何?)で再度、実験してみたいところです。

20170515

後藤です。構造研の大学院1年の遠藤さんがSalome-Mecaで解析している螺旋折り円筒です。折り目は、厚みのある板同士の2辺で節点共有すると山折り側は自動的にヒンジになるんだとか。谷折り側は節点共有していないので、たまたま2辺の挙動が同じだけなのでは?とか。要調査。

20170501

後藤です。研究室で3Dプリンタ(PRN3D-A4)を買いました。

m170501.mp4

後藤です。上の3Dプリンタ(PRN3D-A4)ですが、設計データなどがオープンソースで公開されているRepRapの3Dプリンターです。今までは、ものづくり創造工学センターのEden260Vを使っていたのですが、研究室内で手軽に使えた方が便利かなと。モデルのデータは、パソコン上でG-codeという書式で作成して、それをSDカードにコピーしたものをプリンターに差し込んで入力します。学生たちが色々と調べて試行錯誤しています。 投稿文が長すぎるとテキストが消されて動画だけがアップされるらしい。