#author("2024-03-07T18:03:35+09:00","default:kouzouken","kouzouken")
#contents

*春休み課題 [#obaad600]

**振動班 [#ied439b5]

--細長い長方形断面の梁(想像しやすい材料と大きさ)の梁
--境界条件は単純梁、片持ち梁、両端固定、その他
--モード解析で、曲げ振動(縦方向、横方向)、ねじれ振動の1次、2次、それ以上のモードの固有振動数と振動モードを求める
--上記の理論値を求め、比較する
--梁の細長さや要素数を変え、収束値が理論値に近くなる条件を考察

**梁条件 [#p33e0269]

単位:mm

鋼材(E=206000MPa)で解析

--単純梁1【幅20×厚さ10×長さ120(スパン長100)】かつ【メッシュ0.7~4.0】  ・・・皆川

--単純梁2【幅×厚さ×長さ(スパン長)】かつ【メッシュ】 

--片持ち梁1【幅20×厚さ10×長さ100】かつ【メッシュ0.7~4.0】  ・・・服部

--片持ち梁2【幅×厚さ×長さ(スパン長)】かつ【メッシュ】

--両端固定1【幅20×厚さ10×長さ100】かつ【メッシュ0.7~4.0】  ・・・永山

--両端固定2【幅×厚さ×長さ(スパン長)】かつ【メッシュ】

--一端固定他端単純支持梁1【幅20×厚さ10×長さ100】かつ【メッシュ0.7~4.0】  ・・・兼田


--理論式  f = $\frac{ω}{2π}$=$\frac{1}{2π}\frac{λ^{2}}{l^{2}}\sqrt{\frac{EI}{ρA}}$

    (λ:無次元定数 L:長さ E:ヤング率 I:断面二次モーメント ρ:密度 A:断面積 f:固有振動数)

    λ・・・下記の図中に書いてある数値がそれに当たる。

    f・・・固有振動数=10コ  で入力

**やること [#ubb50974]

--salome-mecaでのモード解析

--理論値の算出 →一次モードが面内一次振動

           →二次モードが面外一次振動

--texで概要作成

--viなどでグラフ作成→理論値と解析値の比較

--必要な図

--パワーポイント作成



-ラムダの説明図

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/shindo/shindoukaiseki_ramuda.png


**解析結果 [#v7d66f27]


***単純梁1【幅20×厚さ10×長さ120(スパン長100)】かつ【メッシュ0.7~4.0】 [#o30d69e1]





***片持ち梁1【幅20×厚さ10×長さ100】かつ【メッシュ0.7~4.0】 [#tee35154]





***両端固定1【幅20×厚さ10×長さ100】かつ【メッシュ0.7~4.0】 [#l670adca]





***一端固定他端単純支持梁1【幅20×厚さ10×長さ100】かつ【メッシュ0.7~4.0】 [#eef1ec21]






**メモ [#u9425a80]

-面外と面内

面内は考えている面の水平方向を意味する。面外は考えている面との直交方向を意味する。

平面内に横たわる構造系がその平面内で荷重載荷を受けていながら、その平面から外に飛び出してたわむような座屈をする場合、この座屈を「横倒れ座屈」とか「面外座屈」と言う。これに対して載荷平面内で生じる座屈は「面内座屈」と言う。 

平面内に載荷を受ける構造部材では、この面内で強度を発揮するのが目的だから一般に面内の剛性を最も大きくとっているが、相対的に面外の剛性は低くなるので面内座屈よりも面外座屈が構造部材の強度を支配することは少くない。 



-自由端反射と固定端反射

自由端は、位相のズレがなくそのまま壁にぶつかった形で反射する。

固定端は、位相がπズレて反射する。


-固有振動数

構造物が持つ固有の共振周波数のことである。

形状・拘束位置・材料のヤング率や密度によって異なる。

v = f ×λ

また、対象物が自由振動を行うときの単位時間に起こる往復運動の回数のことであり、1秒間に10往復であれば固有振動数は10Hzとなる。

固有振動数は質量が大きくなるほど低くなり、剛性が高くなるほど高くなる。

固有振動数が重要である最も大きな理由は、共振を避けて破損や機能障害を防ぐことである。


-モード解析

構造物の振動特性をモードの重ね合わせで表現する解析方法を指す。

「モード」とは「振動モード」または「振動形態」を意味する。

固有周波数とその周波数での振動形状を調べる解析がモード解析(固有値解析)である。


-他端

梁やスラブの支持条件をいうとき、一端が固定で他端が違う支持条件のこと。不静定梁である。

-振動のモードについて

振動の変位方向によって、鉛直、水平、ねじれの3種類に分類できる模様(他にもあるかも)。振動の仕方はParaVisより確認できる。スクショを貼った方が分かりやすいので、余裕があれば貼ります。鉛直、水平、ねじれによって理論式が変わるみたいなので現在調べ中(日本機械学会のページがなくなってしまった)。


-単純支持とは

両端ピン支持・片側ピン・片側ローラー支持の支持条件をいう。全てにおいて支点曲げモーメントが生じない。

単純支持は、両端に曲げモーメントが生じない静定構造のことである。

曲げモーメントとは、部材を曲げようとする力のこと。 


**参考資料 [#sfe710f7]


-[[code-asterの説明:http://dugi6514.odns.fr/doc/v15/en/index.php?man=commande]]
-https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?cmd=read&page=%E5%8F%8A%E5%B7%9D%E3%81%AE%E4%BF%AE%E8%AB%96%E6%97%A5%E8%AA%8C&word=%E6%8C%AF%E5%8B%95%E8%A7%A3%E6%9E%90#n44f5ae1
-https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?cmd=read&page=salome-meca%E3%80%80%E6%8C%AF%E5%8B%95%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%83%A1%E3%83%A2&word=%E6%8C%AF%E5%8B%95%E8%A7%A3%E6%9E%90#zdff5a62
-[[code-aster質問ページ:https://forum.code-aster.org/public/]](説明書読んでも分からなかったら,このページで調べてみるといいかも.ただし,英語でキーワード等を入力する必要があります。)~
-https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?Salome-Meca%E6%BC%94%E7%BF%92_%E5%8D%98%E7%B4%94%E6%A2%81   ーー単純梁の作成方法

トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS