梁B,C,Dの試験結果と一緒に結果を示している. グラフの赤い点はデータを取っている梁中央下縁の木材部が設定した降伏応力に達した点 試験で測定した木板のヤング率は右表に示している通りで、解析で設定したヤング率(9GPa)より高いのに対して グラフでは解析結果の方が剛性が高くなるような結果となった. ↓ 一旦試験で測定したヤング率を、解析モデルの木板一枚ずつに設定し、降伏応力も半分程度に落として解析してみる
上のグラフと比べると降伏応力を落とした分の変化はあるが、グラフの傾きはほぼ変わってなく解析の剛性が高く出ている. ↓ 試験後の梁の破壊形状や梁スパン長が断面に対して短かったことからせん断変形の影響が大きいと考えられたため 解析において弾塑性と一緒に異方性も考慮して解析を行うことにした
前の解析と同様にヤング率を9GPaと測定値で設定してぞれぞれ解析を行った. どちらのヤング率でも異方性を考慮した分若干試験結果に近くはなったが、まだ剛性は解析結果の方が高いまま ↓ 試験後の梁の状況で接着面での剥離が見られる梁があったので接着性能に問題があるのではないかと検討 試験体作成時の様子から梁に接着樹脂の層があることも確認できたので解析モデルで再現してみることに
abaqusのサブルーチンを頂いて参考にできる値がないか解読中...
概要:http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/tamura/gaiyou/zenkoku.pdf スライド