#author("2023-02-23T17:26:40+09:00","default:kouzouken","kouzouken") #contents 解析結果やsalome解析で疑問に思って解決できたことなどを共有したいので、何かあれば書いてください。 *課題で取り組むこと [#zb051450] 片持梁を引っ張って、応力ひずみ曲線を作成し、降伏応力が235N/mm^2になることを確かめる。(余裕があれば、単純梁も引張で確かめてみる。) *解析結果 [#y52507b7] *メモ [#wcaf6252] **エラーメッセージについて[#q0d9913f] wikiに載っているやり方で引張解析を行うと、以下のようなエラーが出てくると思います。その場合、asterstudyでAnalysisにあるCOMPORTEMENT→DEFORMATIONをPETIT(微小変形)にしてみてください。 また、MaterialのDEFF_MATERIAUをTRACTIONからECRO_LINEに変えてみてください。(ECRO_LINEの設定は降伏点検証を参考に、ただし、パソコンによってはTRACTIONに設定してくださいといったエラーが出ることも。理由は不明。) http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/chiyooka/error.png **片持梁の引張の変化について [#vc47c13a] 236N/mm^2で片持梁を引っ張っていますが、以下の図のようになります。(図のモデルは10mm✕5mm✕100mm) しかし、Time0.9までは変形せず、1.0にすると以下の図の変形が出てくるので、恐らくasterstudyでの設定が何かしらおかしいのかなと考えています。(ちなみに、0.01秒刻みで変化させたらTime0.99まで変化せず、1.00で下の図と同じ変形が起こります。また、wikiに載ってる弾塑性解析のモデルで変化させても同じような変形が起こりました。) 弾塑性解析(2021)に載ってるような変形になると思うので、できたら教えてください。 (2/23 追記)もしかすると、降伏後のヤング率が小さいのが原因である可能性があるかもしれません。 ECRO_LINEでやる場合、D_SIGM_EPSI(降伏後のヤング率の傾き)を0.0001にせず、1000とかにしてみる。TRACTIONでやる場合、DEFF_FUNCTIONのVALEのEPSIを調整してみる(wiki降伏点検証を見ると、SIGMをEPSIで割った値がヤング率になるみたいです。)といいかもしれません。 236N/mm^2で引っ張った様子 http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/chiyooka/danso1.png 弾塑性解析(2021)の変化(恐らく、このような変形になると思うが...) http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/chiyooka/danso2.png **部材ごとに応力を見る方法 [#p10b3527] -パイプのブラウザーでファイルの選択(medファイル)>Apply>フィルター >Alphabetical>Extract Group>見たい部材にチェックを入れる(2つあるので一応どっちにも入れる)>Apply>Spread sheet viewのShowingでExtract Groupを選択>select points throughで見たい部分を選択する>選んだポイントがピンク色で表示される>Spread sheet viewで選択した部分のデータが緑色に表示される *参考 [#sd0cd727] -[[Salome-Meca演習_弾塑性解析(2021) :https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?Salome-Meca%E6%BC%94%E7%BF%92_%E5%BC%BE%E5%A1%91%E6%80%A7%E8%A7%A3%E6%9E%90%282021%29]] -[[Salome-Meca_降伏点検証 :https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?Salome-Meca_%E9%99%8D%E4%BC%8F%E7%82%B9%E6%A4%9C%E8%A8%BC]] -[[Salome-Meca演習_弾塑性解析:https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?Salome-Meca%E6%BC%94%E7%BF%92_%E5%BC%BE%E5%A1%91%E6%80%A7%E8%A7%A3%E6%9E%90#s18e3271]] -[[Salome-Mecaの使用法解説:http://opencae.gifu-nct.ac.jp/pukiwiki/index.php?SALOME-Meca%A4%CE%BB%C8%CD%D1%CB%A1%B2%F2%C0%E2]] (先頭が07のpdfが参考になるかも) -[[Salome-Meca非線形解析:https://sites.google.com/site/codeastersalomemeca/home/code_aster-1/kouzou-hisenkei]] (古いver.みたいだけど、参考になるかも) -[[code-asterの説明:https://code-aster.org/V2/doc/default/en/index.php?man=commande]] (asterstudyで書かれているコードの説明が書かれている。ただ英語で書かれているので、翻訳する必要あり)