WCTE2010(イタリア、リバデルガルダ)
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サンマルコ寺院って、ビバルディが楽団の一員をやってたとこでは。 ビバルディって、ベネチアに生まれたのだけど、 当時のベネチアって、今みたいにごみごみはしていなかったのだろうか。 ビバルディのノリノリの協奏曲や、 緩徐楽章(特にニ長調のラルゴ)に現れる 至上の美しい旋律たち (例えば、マンドリン協奏曲ニ短調 RV.540(2楽章ラルゴ)、協奏曲ニ長調RV.564(2つのバイオリン、2つのチェロ、2楽章ラルゴ)、協奏曲ニ長調RV.90(ソプラニーノ、2楽章ラルゴ)、リュート(またはギター)協奏曲ニ長調RV.93(2楽章、ラルゴ)、協奏曲 RV.94(2楽章ラルゴ、リコーダー)などなど) は、いったいどういう生活環境の中で着想されたのだろうか。 実際、ビバルディの美しい旋律を聞いても、現在のベネチアの 建物が密集した風景は私には浮かばない。 どちらかというと豊かな自然を連想する。 (標題音楽だろうとあくまで絶対音楽として鑑賞する) 純粋芸術主義の私にとっては、その辺はどうでもいいのだが。