目次
FEMISの使い方(ほんのさわりだけど...)
モデルの作り方
節点を作るには
- 生成→節点→座標値
- 節点番号、座標値を入力しOKをクリック。
- 座標値指定は...
- 第一成分はx、第二成分はy、第三成分はzで空白にすると0が設定される。
- ここではコーナーとなる点(例えば四角形の角4点)を設定する。
二次元四角形要素の生成
- 生成→ブロック→4角形
- ブロック番号を設定(番号は重複しないように!)。
- 対象は要素、要素タイプは2次元4角形、要素名はQUADを選択。
- サイドの生成節点数を設定。(全サイドの節点数を同じにするときは節点数同一に
チェックを入れる。そうでないときはチェックを外し、サイド1〜4に節点数を入力する。)
- コーナー点指定をスクリーンにすると画面から4 点を選択する。シートにすると
4点の座標を打ち込まないといけない。
- コーナー点を指定するときはxy平面などの2次元の画面にしておいたほうがいい。
- OKをクリック。
4角形ブロックを平行移動して、6面体ブロックを生成
- 生成→移動
- ブロック番号を設定(番号は重複しないように!)。
- 生成ブロックは要素、要素タイプは3次元要素、要素名はHEXA、移動元形状指定は
ブロックを選択。
- 入力方法を選択(スクリーンのほうが楽かも)。
- 生成節点数を入力。
- 移動先指定方法は平行移動を選択する。
- 移動先を指定するため移動先をクリック。
- 移動方向指定はここではベクトルを選択。
- VX=0、VY=0、VZ=1を入力(z方向に平行移動して6面体ブロックを生成する場合)。
- 移動距離を設定。
- 平行移動ダイアログボックスの閉じるをクリック。
- OKをクリック。
解析に不要な2次元要素を削除
- 変更→削除
- 削除データはFEMIS要素名、要素タイプは全2次元要素を選択しOKをクリック。
- 2次元要素を削除しないと、3次元要素を作った後でも2次元要素は残ったまま?
マージを実行
- 変更→節点併合
- 処理範囲は構造物全体、許容誤差は最小要素辺1/4を選択しOKをクリック。
節点番号及び要素番号の欠番処理
- 変更→番号→欠番
- 処理範囲は構造物全体、処理対象は節点・要素を選択しOKをクリック。
要素の構成節点回りを統一
- 変更→構成節点→回り
- 処理タイプは3次元要素内向き、指定方法は構造物全体を選択しOKをクリック。
節点番号及び要素番号の付け直し
- 変更→番号→ソート
- 範囲指定は構造物全体、対象は節点番号または要素番号を選択。
- 節点番号と要素番号どちらもこの処理を行った方がいい。
- ソート方法ではソートの順序を選択。
- 座標値の優先順位は[第1キーで指定した軸]→[第2キーで指定した軸]→
[第3キーで指定した軸]の順番。
- X1はx座標、X2はy座標、X3はz座標で昇順、降順をそれぞれ選択。
- 第1キー、第2キーを設定した後、第3キーでは昇順、降順しかでてこないが、
これは残りの軸に対するもの。
- OKをクリック。
単位をmmからmに変更
- 変更→モデル修正→乗数
- mmからmに変更する場合、指定方法は乗数指定、乗数は0.001を設定しOKをクリック。
拘束条件について
拘束条件の設定
- 条件→拘束→自由度
- セット番号を入力し、拘束する自由度のチェックボックスをチェックしてOKをクリック。
拘束位置の設定
- 条件→拘束位置
- 拘束条件の設定でセットした番号と同じセット番号で、拘束する節点の位置を指定。
- セット番号を指定し、拘束位置はここでは節点を選択。入力方法はスクリーンのほうが楽かも。
- OKをクリックして位置を指定する。
伝達面の設定について
伝達面の熱伝達条件の設定
- 生成→ブロック→表面
- ブロック番号を設定(番号は重複しないように!)。
- 要素タイプは2次元4角形を選択し、要素名はHEAT4を選択。
- 指定方法はここでは要素面を選択しOKをクリック。画面から要素を選択していく。
- 熱伝達面となる3次元ブロックのブロック面に、熱境界要素で要素分割された
2次元ブロックを作成しないと熱伝導解析できない?
材料定数等の設定
熱伝導解析用の物性値の設定
- 伝熱→熱物性→熱定数
- セット番号を設定(番号は重複しないように!)。
- 熱定数では等方性か異方性かを選択。
- 熱伝導率、熱容量を設定してOKをクリック。
- オプションをクリックすると熱容量を入力するとこがでてくる。
熱伝導解析用の物性値の位置設定
- 伝熱→熱物性位置
- セット番号は熱伝導解析用の物性値の設定のところで設定したセット番号を入力する。
- 設定位置は要素を選択。
- 入力方法を指定しOKをクリック。
連成解析用の物性値の設定
- 条件→物性→等方性 または 条件→物性→異方性
- セット番号を設定(番号は重複しないように!)。
- 弾性係数、ポアソン比、熱膨張係数を入力し(異方性の場合はせん断弾性係数も)、
OKをクリック。
材料定数の位置設定
- 条件→物性位置
- 物性種類は材料を選択。
- セット番号は連成解析用の物性値の設定のところで設定したセット番号を入力する。
- 設定位置は要素を選択。
- 入力方法を指定しOKをクリック。
伝達面の熱伝達率の設定
- 伝熱→熱境界→熱伝達境界
- 対象は熱伝達率を選択。
- セット番号を設定(番号は重複しないように!)。
- 熱伝達率を入力しOKをクリック。
伝達面の熱伝達率の位置設定
- 伝熱→熱境界位置
- 対象は熱伝達率を選択。
- セット番号は伝達面の熱伝達率の設定のところで設定したセット番号を入力する。
- 設定位置はここではブロックを選択。
- 入力方法を指定しOKをクリック。
伝達面の周囲温度の設定
- 伝熱→熱境界→熱伝達境界
- 対象は周囲温度を選択。
- セット番号を設定(番号は重複しないように!)。
- 周囲温度を入力しOKをクリック。
伝達面の周囲温度の位置設定
- 伝熱→熱境界位置
- 対象は周囲温度を選択。
- セット番号は伝達面の周囲温度の設定のところで設定したセット番号を入力する。
- 設定位置はここではブロックを選択。
- 入力方法を指定しOKをクリック。
非定常熱伝導解析用の初期温度の設定
- 伝熱→初期温度→初期温度
- セット番号を設定(拘束条件のセット番号と重複しないように!)。
- 初期温度を入力しOKをクリック。
初期温度の位置設定
- 伝熱→初期温度位置
- セット番号は非定常熱伝導解析用の初期温度の設定のところで設定したセット番号を入力する。
- 設定位置はここでは構造物全体を選択しOKをクリック。
非定常熱伝導解析用に周囲温度の時間関数を設定
- 伝熱→時間関数→生成
- 周囲温度は一定値だから、解析の開始時間(0秒)と終了時間にそれぞれ倍率1としたプロット点を指定する。
- カーブ番号を設定する。
- 指定方法はプロット点入力を選択。
- 時間関数はXが時間でYが倍率。それぞれ入力しOKをクリック。
時間関数を確認するためのグラフ表示
- 伝熱→時間関数→表示
- セット番号は全て表示を選択しOKをクリック。
設定した時間関数を周囲温度に指定
- 伝熱→時間関数→条件設定
- 時間関数依存データは周囲温度を選択。
- 依存データセット番号はここでは任意を選択。
- 非定常熱伝導解析用に周囲温度の時間関数を設定のところで設定したカーブ番号を入力する。
- 時間関数番号を設定しOKをクリック。
標準入力ファイルに保存
- ファイル→名前を付けて保存
- 定常熱伝導解析と非定常熱伝導解析の両方の解析を流すため、それぞれにファイル名を
変えた2つのファイルに保存する。
LISAの実行について
定常熱伝導解析の実行
ファイルの読み込み
解析タイプの選択
解析の実行
- ファイル→解析開始[定常熱伝導]
- 保存するファイル名を変更できるが、そのままのファイル名でよければOKをクリック。
非定常熱伝導解析の実行
ファイルの読み込み
解析タイプの選択
非定常熱伝導解析のパラメータの設定
- 解析パラメータ→非定常熱伝導
- 時間積分手法を選択。
- 解析時刻ステップ、出力時刻ステップ、出力カウント数をそれぞれ入力しOKをクリック。
- ここで総時間は、非定常熱伝導解析用に周囲温度の時間関数を設定のところで設定
した終了時間と等しくなるように設定する。
解析の実行
- ファイル→解析開始[非定常熱伝導]
- 保存するファイル名を変更できるが、そのままのファイル名でよければOKをクリック。
連動熱弾性解析の実行
ファイルの読み込み
解析タイプの選択
連動熱弾性解析のパラメータの設定
- 解析パラメータ→連動熱弾性
- ゼロ応力温度を設定。
- 入力温度指定を選択しOKをクリック。
解析の出力位置等の設定
- 特別→オプション
- AUTO-SPCレベルを選択。
- リナンバリングを行う、反力計算を行う等の必要と思われるところにチェックを入れる。
- 出力位置、積分法、プレート/シェル要素の選択をそれぞれ選択しOKをクリック。
解析の実行
- ファイル→解析開始[連動熱弾性]
- 保存するファイル名を、前の2つの解析ファイルと名前が重ならないように指定してOKをクリック。
LISAの終了
- ファイル→LISAの終了
- 解析の実行履歴でエラーのないことを確認した後、LISAを終了。
FEMOSの使い方(少しだけ)
連動熱弾性解析の解析結果表示
ファイルの読み込み
解析結果を出力するケース番号の選択
- 選択→単一ケース
- 選択条件はケース番号を、ケース番号は自分の表示したいケースの番号を入力しOKをクリック。
濃淡図の描画
- 結果→濃淡図
- 成分名、成分をそれぞれ選択し、必要と思われる箇所にチェックをいれOKをクリック。
- 下のような図が出力される。
補足
未解決リスト
- Turbolinux8にはインストールできてコンソールでは問題ない
- cygwinからX-windowで立ち上げると文字化けする
- LinuxMLD7にインストールできない
- Vine Linux3.0にはインストールできた。
- 画像を張り付けたいときは、そのURLを直接書き込めば、
張り付けられるはず。絶対パスだと読み込んでくれるけど、
/kako/j2004/takahashi/png/siken.pngとか ../../kako/j2004/takahashi/png/siken.png
みたいな相対パスだとダメ。
後藤メモ
高橋さんのXPをパーティッション分割して、
femleegがインストールできるLinuxを入れようか。
vineにfemleegは入るかな。
fedoraとかも試してみたいな。