ワイン評価の見方
例
- オー・メドック地区ポーイヤック村
ラフィット・ロートシルトぶどう園
- 村名AOC/シャトー第1級
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン他
- フルボディー/辛口
- 深い濃いレッド
- 希有の洗練された芳香
- きめ細かく、豊かなボディー
- 4万円前後
- S
- S
- 私が今まで飲んだワインの中で一番好きなワインです。とにかく〜
- ぶどうの産地
文字通りぶどうの産地です。
- 原産国のワイン法による格付け
各国・各地区によって格付けの方法が異なりますが、共通しているのは、格付けを行うことは単にワイン自体の評価を表すためだけではなく、ワインの品質低下を防止するという意味合いも持つのです。
やはりフランスの法は特に厳しく、ワインを生産する世界中の国々のお手本となっています。
フランスの格付けには4種類ありますが、特に厳しいAOC(原産地統制名称)ワインは高級品といえます。高級品といっても値段が高いという意味ではなく(無論高い物が多いですが)、原産地(地方、地区、村、畑等に細分化されている)、ぶどうの品種、醸造法などを厳しく規定したAOC法にのっとって作られた高品質品と捉えるべきでしょう。
つまり、AOCと名が付けばまずはずれがないということです。
- 原料ぶどう品種
実はワインの色、香り、味わいを決定づける要因は、原料ぶどうの品種によるところが大きいのです。
フランスの赤ワインは主だったところでボルドー系とブルゴーニュ系に大別されますが、ボルドーはカベルネ・ソーヴィニヨンを主に用いるのに対し、ブルゴーニュはピノ・ノワールを用います。
またボルドーはカベルネ・ソーヴィニヨンにメルロ、カベルネ・フランなどを混合して用いるのに対し、ブルゴーニュはほとんどピノ・ノワール単一種だけを用います。
もし、ボルドー系の赤ワインを飲んで気に入らず、もうワインは結構という方は、ブルゴーニュ系を飲んでみてください。
ひょっとしたら、いけるかもしれませんよ。
無論その逆もしかりです。
- ワインのタイプ
- ワインの色合い
- ワインの香りの特徴
- ワインの味の特徴
- 国内販売価格の目安
- 一般的な評価
日本の各メディア・雑誌等の一般的な評価です。
Sは極めて素晴らしい、Aは素晴らしい、Bは普通、Cは低評価を表します。
- 我式評価
私個人の評価です。Sは値段の高いものなら、無理してでも飲んでほしい物で、安い物なら安価にもかかわらず高級な物と変わらない物を指します。
超お勧め品です。Aは確かに素晴らしいが、お金に余裕があれば飲んでほしいという物です。市場評価がSでも少し期待はずれだった物も含みます。
お薦め品です。Bは安いワインなら値段相応の味と感じられた物で、高いワインならちょっとブルーが入ってしまったようなワインです。
名前が有名だから一度くらいは飲んでおこうという方にはいいかも。Cはとにかく何も言いたくありませんというワインです。買わない方が無難でしょう。
- うんちく
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