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#author("2021-11-02T08:51:28+09:00","default:kouzouken","kouzouken")
#author("2021-11-02T09:30:54+09:00","default:kouzouken","kouzouken")
#contents
*pythonとは [#mcaa6e9b]
Pythonとはプログラミング言語の1つで、C言語などと比較して分かりやすい文法が特徴。
Salome-MecaでもPythonを利用することができる。
*geometry [#md42c234]
まずジオメトリで適当なモデルを作成。
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/ishikuro/python/p_1.png
大きい方のbox(box_1)が□200×200、小さい方(box_2)が□100×100でx方向へ200移動させた。
ここで、上のメニューから、「ファイル→スクリプトを保存」をクリックし、.pyファイルを適当なところへ保存。
*.pyファイルの編集 [#l39e8c84]
その後、viなどで.pyファイルを開く。
すると、中段に
O = geompy.MakeVertex(0, 0, 0)
OX = geompy.MakeVectorDXDYDZ(1, 0, 0)
OY = geompy.MakeVectorDXDYDZ(0, 1, 0)
OZ = geompy.MakeVectorDXDYDZ(0, 0, 1)
・・・・・・・・・
と続く箇所がある。
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/ishikuro/python/p_2.png
ここにジオメトリでどのような作業を行ったかが書いてあるので、ここを書き換える。
Salome-Mecaをやったことある人は、Asterstudyの.commファイルを出力するときと同じようなイメージだと思ってもらえれば分かりやすいかも。
試しに、box_2を□300×300にしてみる。
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/ishikuro/python/p_3.png
編集したら、viで.pyファイルを保存して終了。
*.pyファイルの読み込み [#qa9e48eb]
Salome-Mecaへ戻り、ジオメトリのところで上のメニューから「ファイル→スクリプトを読み込み」で、さっきの.pyファイルを読み込む。
すると、新たにオブジェクトブラウザーのところにジオメトリができる。
確認すると、小さい方のbox_2が大きくなっているのが分かる。
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/ishikuro/python/p_4.png
*応用編 [#p7219a37]
.pyファイル内では、座標を文字に置き換えることもできる。
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/ishikuro/python/p_5.png
このように、座標を「X_box1」「X_box2」とし、それぞれに数字を割り当てる。
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/ishikuro/python/p_6.png
すると、そのとおりの座標でジオメトリを作ってくれる。
今回は立方体2個で行ったが、橋の全体解析を行ったりする場合は、複数の桁高や幅を一気に変えられるので便利かも。