#author("2022-10-12T12:59:31+09:00","default:kouzouken","kouzouken")
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*ケーブル腐食を考慮した斜張橋のケーブル破断挙動に関する解析 [#p11b0b7b]

***簡易モデルの作成[#ra8475f1]
ケーブル部を梁要素、桁をシェル要素でつくる
***model-300作成 [#g9bd061c]
主径間長300mの斜張橋モデルを作成していく。簡易モデルと同様にケーブルを梁要素、桁をシェル要素でつくる。~
・5月27日 橋桁、タワー完成~
スイープと再番号付けまでは完了した。今後、ケーブルを作成しモデルを完成させる。~
・5月30,31日 モデルの完成~
来週のゼミまでには形状・材料特性を設定し、梁ピン結合を行う。~
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/umemiya/model300_1'.png~
・6月3日 梁ピン結合~
ケーブルをタワーと桁にピン結合した。来週はこの続きとバネ結合、境界条件の設定をする。~
また、次回ゼミまでには最低一回は解析を行いたい。~
・6月7日 梁ピン結合完了~
・6月9日 境界条件、バネ結合の設定完了~
チェックはできたが、回らないので試行錯誤中~
・6月10日 検討1~
境界条件や材料特性に問題はなさそう。~
角田さんが桁のみで解析を行ったときは解析ができたが、変位図を見てみると一体化されてないかもとのこと。~
サーフェス設定時の向きも考えながら、桁のみで一度モデルを作ってみる。~
・6月13日 検討2~
桁からモデルを作り直した。桁の一端を固定端に、もう一端を自由にして載荷。model 300と同様の荷重をかけた結果、一体化の問題はなさそう。~
Marcにおけるシェル要素の一体化の問題は、サーフェス設定時のポイントの選択の順を統一することで解決できた。~
・6月14日 検討3~
桁のモデルにタワーも作成して解析したがエラー。~
エラーメッセージはmodel 300の解析時と同じ(終了番号2004)だった。~
・6月15日~
タワーを梁要素として設定、解析を行った。~
しかし、同様のエラー(終了番号2004)。~
・6月22日~
タワーだけのモデルにして点荷重を与えて解析してみた。~
結果は今までと同じエラー(終了番号2004)。~
・6月27日~
タワー(梁要素)と桁(シェル要素)のモデルの解析に成功した。~
また、同時進行で作成していたタワーのみ(シェル要素)のモデルも解析に成功した。~
シェルで行けそうか確認して引き続きモデル作成していく。~
・6月28日~
新しいmodel300(タワー、桁→シェル要素)が完成した。以下model300_1~
・7月1日~
model300(タワー→梁要素、桁→シェル要素)の作成。以下model300_2~
model300_2の作成と同時進行でmodel300_1の断面照査を行い、model300_2が完成次第、2つのモデルを比較していく。~
・7月14日~
スパン中央の変位が10m。明らかに大きすぎる。中央と塔の部分に橋軸方向と垂直方向の仕切りを入れてみる。~
・7月20日~
変位が10mから約2m程度に小さくなった。まだ角田さんの解析結果と比較しても大きいのでケーブル位置に同様の仕切りを入れてみる。~
・7月22日~
主径間には入れ終わった。ただ部分的に変位が大きくなっており、最大の変位がスパン中央部になっていない。もう少し検討する。~
・7月29日~
桁の10mごとに仕切りを入れることにした。その結果、部分的に大きくなっていた変位がなくなり、2Dモデルの変位と比較しても違和感のない結果になった。~
・8月19日~
ケーブル部の節点が分離している。スイープの方法が適切でなかった。~
そのため、スイープ時に節点番号を打ち込む方法で無事に結合できた。モデル完成。~
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/umemiya/SENNKEI.png
緑:D+CW、赤:D+CW+Pr、黄:D+CW+Pr+L

・10月5日~
要素による変位の影響~
元のモデル(四辺形(4),1次要素)~
変位:-1.18244mm~
2次要素~
変位:-1.18553mm~
四辺形(8)~
要素タイプ75~
変位:-1.17581mm~
要素タイプ22~
変位:-1.17581mm~
要素タイプによる変位の変化はあったものの、許容できる範囲であると判断し弾塑性解析に進む.~







***弾塑性解析 [#f009cddd]
・8月22日~
弾塑性解析開始。回りはするが、解析時間マックスまで解析してくれない。~
・9月13日~
簡易モデルでは弾塑性解析成功。model300のケーブル無しでも成功した。~
・9月16日~
model300のケーブルを減らして解析してみた。スパン中央のケーブル8本(C13,14)だけなら最後まで解析してくれるが段階的に荷重がかからない..~
簡易モデルの弾塑性解析も、少し挙動がおかしいかも...~
要素タイプを75にして解析してみる.~
・9月28日~
model300の弾塑性解析成功.もう少しステップ数を増やして解析する.~
また,クラス変更から2次要素や四辺形(8)へ変更できることが分かった.~
一度弾塑性解析をストップして要素のモデルへ与える影響を検討する。~

・10月7日~
ステップ数を増やした弾塑性解析を試したが回らない。また、要素を4変形(8)に変更したモデルでもまわらなかった。~
・10月11日~
角田さんの2Dモデル、中村先生のモデルとの比較.~
黄色:3D、青色:2D、赤色:中村先生~
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2022/umemiya/model300_elapla.png  







*創造工房 [#sb3ff0d7]

,日時,作業時間,作業内容
,10/15,90分,顔合わせ
,10/21,30分,タッチタイプ
,10/22,90分,コマンド練習、タッチタイプ
,10/29,90分,gnuplot練習
,11/5,90分,salome片持梁の解析
,11/9,80分,片持梁の課題
,11/12,90分,salome単純梁の解析
,11/17,60分,単純梁の課題
,11/19,90分,salome単純梁(異方)の解析
,11/25,60分,単純梁(異方)の課題

10/29~ 
作成のグラフ画像
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2021/umemiya/ryoumenkaidan2.png

11/5~
片持梁の解析結果~
片持梁の先端変位(集中荷重)の理論値
Pl^3/3EI
,メッシュ長さ,要素数,先端変位,相対誤差,計算者
,0.5,333932,6.564,-1.54,新谷
,0.7,218976,6.541,-1.89,安部
,0.9,71718,6.431,-3.54,梅宮
,1.2,33635,6.304,-5.45,七五三
,1.4,7699,6.316,-5.26,柴田
,1.5,4444,6.121,-8.19,小池
,1.8,2293,5.737,-14.0,岩崎
,2,2296,5.738,-13.9,畠山
,3,3487,5.474,-17.9,新谷
,4,1255,3.616,-45.8,安部
,5,516,4.824,-27.6,岩崎
,6,520,4.818,-27.7,小池
,7,339,1.412,-78.8,七五三
,8,183,4.041,-39.4,柴田
,9,191,4.002,-40.0,畠山
,10,596,3.463,-48.1,梅宮
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2021/umemiya/katamoti0.png

11/12~
単純梁の解析結果~
単純梁の変位の理論値
Pl^3/48EI
,メッシュ長さ,要素数,変位,相対誤差,計算者
,0.5,662117,0.429,2.89,新谷
,0.7,145352,0.424,1.7,安部
,0.9,105952,0.4235,1.68,梅宮
,1,89494,0.420,0.719,
,1.2,32647,0.405,-2.83,七五三
,1.4,36747,0.406,-2.53,柴田
,1.5,15675,0.396,-5.04,小池
,1.8,11493,0.394,-5.5,岩崎
,2,10495,0.395,-5.09,畠山
,3,2356,0.321,-23.0,新谷
,4,1470,0.330,-20.9,安部
,5,429,0.143,-65.7,岩崎
,6,355,0.125,-70.0,小池
,7,415,0.0997,-76.1,七五三
,8,109,0.124,-70.3,柴田
,9,91,0.135,-67.7,畠山
,10,237,0.0776,-81.4,梅宮
今回、荷重の逆向きをy軸正としたので変位は負となり、グラフは下図のようになった~
http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2021/umemiya/tanjyun.png


11/19 ~
単純梁(異方)の解析結果~
ティモシェンコ梁理論による変位の理論値
(PL^3/48EI)+(PL/4kGA)

・1次~
,メッシュ長さ,要素数,変位,相対誤差,計算者
,0.5,939345,0.552,12.2,新谷
,0.7,169112,0.540,9.76,安部
,0.9,105952,0.537,9.15,梅宮
,1.2,32647,0.518,5.29,七五三
,1.4,17737,0.514,4.47,柴田
,1.5,15675,0.511,3.86,小池
,1.8,11710,0.507,3.05,岩崎
,2,10495,0.506,2.79,畠山
,3,3885,0.451,-8.33,新谷
,4,2311,0.447,-9.14,安部
,5,431,0.290,-41.1,岩崎
,6,347,0.341,-30.7,小池
,7,415,0.220,-55.3,七五三
,8,109,0.243,-50.6,柴田
,9,91,0.251,-48.9,畠山
,10,237,0.211,-57.1,梅宮

・2次~
,メッシュ長さ,要素数,変位,相対誤差,計算者
,0.5,939345,0.563,14.4,新谷
,0.7,169112,0.567,15.2,安部
,0.9,105952,0.565,14.8,梅宮
,1.2,32647,0.555,12.8,七五三
,1.4,17737,0.554,12.6,柴田
,1.5,15675,0.552,12.2,小池
,1.8,11710,0.551,12.0,岩崎
,2,10495,0.549,11.6,畠山
,3,3885,0.540,9.76,新谷
,4,2311,0.535,8.74,安部
,5,431,0.525,6.71,岩崎
,6,347,0.527,7.11,小池
,7,415,0.508,3.25,七五三
,8,109,0.508,3.25,柴田
,9,91,0.508,3.25,畠山
,10,237,0.507,3.05,梅宮


http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2021/umemiya/tanjyun_ihou0.png

11/26 ~
,メッシュ長さ,要素数,変位,相対誤差,計算者
,0.5,652354,0.089,-10.2,新谷
,0.7,192792,0.09193,-7.3,安部
,0.9,104548,0.0919,-7.26,梅宮
,1.2,45045,0.09192,-7.27,七五三
,1.4,24237,0.0919,-7.27,柴田
,1.5,19998,0.0919,-7.29,小池
,1.8,12624,0.092,-7.07,岩崎
,2.0,10716,0.0919,-7.29,畠山
,3.0,6000,0.092,-7.07,新谷
,4.0,2993,0.09087,-8.3,安部
,5.0,1010,0.090,-9.09,岩崎
,6.0,836,0.0886,-10.62,小池
,7.0,1167,0.0865,-12.741,七五三
,8.0,284,0.0847,-14.53,柴田
,9.0,261,0.0832,-16.1,畠山
,10,607,0.0874,-11.8,梅宮

http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2021/umemiya/2zai0.png~
2次で解析を行ったので、要素数が大きくなればなるほど理論値に収束する予想だったが、
グラフが予想に反した形となった。~
また、単純梁や張出梁と比較すると変位がかなり小さくなった。

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