#author("2023-11-23T11:21:13+09:00","default:kouzouken","kouzouken")
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・振動試験メモ
タブレット端末を使った振動測定を行うための方法をいかに示す。
**実験実施前の準備(タブレットの準備:研究室内で行っておくこと) [#d0b322f8]

-タブレット端末のPhyphoxアプリケーション内にあるデータを整理し、必要がないものは消しておく。(基本的には前回の調査終了後、データをエクスポートして各自のパソコン、K2に保存している)

-タブレット端末とモバイルバッテリーはすべて充電しておく。タブレット端末のバッテリーは持ちが悪いため、本番で使用する機材は、モバイルバッテリーなどで充電しながら持ち運ぶことが望まれる。

-タブレット端末は、電源を切った状態が長く続くとタブレット端末内部の時間がズレていることがある。そのため、試験を行う際は必ず、インターネットを介して時間の修正を行うことが必要である。(基本的にwifiに繋げば自然に時間が合う)

一応ここまでが研究室で行っておくこと!!!!

**実験実施前の準備(タブレットの準備:現場で行うこと) [#b17931ae]

-タブレット端末の裏側に養生テープと強力両面テープを貼り付ける。タブレット端末の横幅の中心位置、長さの中心位置に印をつけておく(図参照:これは、タブレットを床版に設置する際に平行方向、直角方向を合わせるための印)

-タブレット間の時間誤差をなくすため、タブレット同士を重ねた状態で一定の振動を与える。(重ねたタブレットを鉛直方向に一回振ってその振動を測定する)測定した振動のMAXの時刻(タブレット端末を重ねて振っているだけなので振動はすべてのタブレットで同時刻に行われたものと仮定して)とタブレット端末に記録されている開始時刻の差からタブレット端末間の誤差を算出する。

  **実験実施前の準備(橋の床版上で行うこと)
 
 -振動測定を行うため、タブレット端末の設置位置と加振場所の位置づけを行う。基本的には、支間長に対して1/4, 1/2, 3/4の幅員両端にタブレットを設置する(図を参照)。タブレットを設置する位置が決まったら、貼り付ける場所に養生テープを貼り、設置位置の中心に床版と並行の線、直角の線を書いておく(図を参照)。

-歩行試験を行う場合は、歩行試験用の印をつける。歩行試験用の印は、歩行試験を行う場合の条件にもよるが、現在までの行ってきた歩行試験では、歩幅70cmで行っています。

**振動試験の実施 [#vfed9b5a]


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