兼田の卒論日誌はこちら
研究テーマ†
- ケーブルを有する橋梁のリスクアセスメントの提案ー秋田県由利橋について
- 実橋において,その橋がどのような危険にさらされているか,ケーブルが破断する状況や可能性について,現地でも調査を行い,適宜,県の方々やコンサルの方との打ち合わせあり(ISS・神戸大との共同研究)
- リスクアセスメントは橋梁がどのくらいの割合で危険にさらされているか定量的に見極める方法で,海外ではかなり広く使われているが,日本ではあまり使われていない.時にケーブルを有する橋梁においてのリスクを提案するのはあたらしく,ケーブル小委員会でWGが立ち上がっている.由利橋のモデルをFEMで作成し,実際にはどのようなリスクでどのような崩壊過程になるか,これまでの連鎖崩壊との関係もある
由利本荘市の路線バス事情(6/16)†
エリア全体図
秋田県バス路線
本庄エリアバスマップ
秋田県全域及び由利本荘市のバス路線マップ図
由利橋を通っている路線バスもある
迂回路はネットになかった



由利橋を通る路線バスは何本かあった.しかし,それがどの路線かはわからなかった.
由利橋通行止め時の迂回路は3番目の写真の通りである.
由利橋が通行止めになったことで,朝と晩の交通状況は不便であったらしい.苦情もいくつかきたとのこと.
400℃のときの解析結果_主塔・ケーブル(7/9)†
まずは鋼材が降伏するとされている400℃を主塔とC1ケーブルの一部に加熱した


解析モデルはmodel300を使用

主塔の高さ2mの位置に火災があったとして,400℃に加熱

180MPaまでの応力が出てグラフが線形でなくなった

C1ケーブルの高さ4mの位置に火災があったとして,400℃に加熱

470MPaまでの応力が出たが,主塔とは異なり線形グラフになった
一般に主塔および桁は400℃で降伏,ケーブルは700℃で降伏と言われているため?
