春休みの課題†
2/18†
- SS400について
- ヤング率…205\( GPa \)
- 降伏応力…235\( N/mm^2 \)
- 弾塑性とは
- 加えた力が降伏応力に満たない場合は物体が元の形に戻る弾性の性質を持ち、
加えた力が降伏応力を上回る場合は物体が元の形に戻らなくなる塑性の性質の両方を持っている性質のこと。
また弾塑性体は上記の性質を持つ物体の事を呼ぶ。
- ミーゼス応力
- ある物体にかかる応力が複数ある場合(x軸方向に垂直応力が、z軸方向にせん断応力がかかっている等)においてせん断エネルギーが1軸の応力と同じになる応力のこと。
式は応力の差を2乗した和を2で割り、各方向のせん断応力の2乗の和に3を掛けたものを足して√をつけたもので表される。
- また式が平方根で表されているためミーゼス応力は引張や圧縮に関係なく常に正の値をとる。また方向の情報を持たないスカラーである。
2/7†
- 弾塑性班
- 鋼材の長方形断面の梁(想像しやすい大きさ)の片持ち梁と単純梁を曲げる
- 軸方向:\( z \), たわみ方向:\( y \)
- SS400ぐらいのヤング率と降伏応力で弾塑性解析の設定
- 載荷点での荷重、たわみのプロット
- 軸方向直応力が最大となる点での直応力-直ひずみのプロット(降伏点付近で折れ曲がるか)
- その点での相当応力(ミーゼス応力)―相当ひずみのプロット(上記との違いは)
- 曲げモーメントが最大となる断面の軸方向直応力\( \sigma_{zz} \)を各荷重レベルでプロット(\( yz \)の2次元と、できれば3次元も)し応力の三角形分布を確認する
- 上記の三角形分布において、上下縁から徐々に降伏が入ってきて、最終的に全塑性の状態になるか。
- 上記を確認できたら、I型断面とかの三角形分布や全塑性が、どういう応力分布になっているのかを確認。
- やること
- SS400のヤング率と降伏応力を調べる
- salome上でモデル作成
- 荷重条件を変化させながらたわみを測定
Last-modified: 2025-02-18 (火) 12:43:19