座屈箇所の変化について,
全体的に細長いときは,曲げ(梁の断面力)が支配的になるため
支間中央側が座屈し,
全体的にごついときは,せん断(梁の断面力)が支配的になるため
支点周辺部が座屈するものと思われる.
座屈荷重の変化については,
支間中央側の座屈の場合,
桁高が低い方が座屈荷重が低くなり,
支点周辺部の座屈の場合,
桁高が高い方が座屈荷重が低くなる.
また,支点周辺部の座屈について,
橋長が短くなるほど積雪深が高くなっているのは,
荷重自体も橋長に合わせて小さくなるからだと考えられる.
いずれにせよ,積雪が10m以上積もることはないと思われるので,
ほとんどたわみ制限で寸法が決まりそう.