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基礎工学後藤班での パソコンのセットアップ方法 (03/6/27準備開始)

05年度から後藤班パソコンはLinuxになったので、 このページの情報は特に更新されません。 以下の内容は、現行のWindows環境にとっては、やや古いでしょう。 基礎研での Windowsパソコンの各種設定については、 Windowsメモをまず参照してみてください。

目次
はじめに
下準備(掃除)

不要ファイル・ソフトの削除
Outlook Express の削除
Internet Explorer 一時ファイルの削除
クイック起動の解除
クリーンアップとデフラグ

環境整備 (画面のデザインとマイコンピュータの設定)
ネットワークの設定
ソフトをインストールするフォルダ/個人ファイルを置くフォルダ

ソフトのインストールの手順
ゲーム等のインストールについて

ブラウザー(Opera)のインストール
解凍ソフト(eo)のインストール
ファイル管理ソフト(WinFD)のインストール
テキストエディター(QX)のインストール
グラフ作図ソフト(Ngraph)のインストール
究極の描画ソフト(Qfig)のインストール
文書整形ソフト(TeX)のインストール

TeX本体のインストール
GhostScript及びGSViewのインストール
dviout のインストール

UNIXエミュレータ(Cygwin)のインストール
その他のソフトのインストール・周辺機器の接続

Windows Update の定期的な実行

有用な各種ソフト へのリンク

その他のソフト
アスキー デジタル用語辞典

はじめに

 去年は後藤が学生用のパソコンをかれこれ10台以上セットアップした。 学生さんに自分のパソコンを持ってきてもらったり、 デスクトップだから持ってこれないという学生さんの下宿に出張セットアップに 行ったりさえした。 しかし、そういうサービス業はどうも生産的じゃないし、 学生さんができない・分からないことを代わりにやってあげることは、 近い目で見れば親切かも知れないけど、教育的ではないし、ほんとは、 学生さんができない・分からないことを自力でできる・分かるように 指導してあげるのが、本来の教育だということは百も承知し続けていたのだけど、 実際問題として、 こういう(学生さんが自力でセットアップできるような) マニュアルページを作る手間を考えたら、 10台以上のパソコンを自分でセットアップしてあげた方がよっぽど楽なのである。 しかし、教育効果ということを考えて (ウェブ書きという趣味と実益を兼ねた作業は、 現実逃避のための恰好の大義名分になるので)、 ぼちぼち準備してみることにした。 恐らく、以下の説明を読んでも、 (いろんな常識的なことが省略されているために) いっぱい分からないことにぶつかると思う。 そんなときは、 後藤に訊きにくる前に、自分で ウェブ検索 するぐらいの 最低限の努力 は払ってから訊きにきてほしい。 例えば、「ショートカットを作るにはどうすればいいか」 「そもそもショートカットってなに?」 という初歩的な次元の話が分からないのであれば、 「 ショートカットを作るには 」 とか 「 ショートカットを作る方法 」 みたいなキーワードでウェブ検索すれば、いくらでも解説が出てくる。 その他、分からない (常識的な) コンピューター用語に関しては アスキー デジタル用語辞典 とかで調べてほしい (後藤もまだまだ分からない用語が多いし、 常に新しい用語が生まれてくるのでしょっちゅう使っている)。 そして、 自分が分からないことを調べるために割いている努力の量が、 後藤がこうしたマニュアルページを作ったりするのに割いている努力 (現実逃避?)の量に 見合うものかどうかを、少しは想像してみてほしい……

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下準備 (掃除)

不要ファイル・ソフトの削除 : 研究室の先輩が使っていた (中身がごちゃごちゃになってる) Windows パソコンを譲り受けたものをセットアップする場合、 不要なファイル (つまり、データファイルとか文書ファイルとか) は、 (システムに関係のない不要なファイルと判別) できる限り削除しておく。 また、(研究に)使わないであろう 不要なソフト (ゲームとか、 プロバイダーのインターネット接続支援ソフトとか、 なんちゃら楽々アシストとか、 なんちゃらプレイヤーとか、その手の)は、 「スタート」→「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」 (XP とかだと「プログラムの追加と削除」) のリストに現れるものは、そのリスト画面上で選択して 削除(アンインストール)する。 その際に、 「他のアプリケーションが使用している可能性のあるファイルを削除 するか残すか」みたいなことを訊かれる場合があるが、 まあ、よく分からなければ「残す」を選択しておく。 「アプリケーションの追加と削除」のリストに現れないソフトは、 そのソフトのインストールされているフォルダ内に、 uninst.exe みたいな名前の アンインストーラーっぽいソフトが 入っていれば、それを立ち上げてアンインストールする。 あるいは、readme.txt とかにアンインストールの方法が書いてあれば、 それに従ってアンインストールする。 なければ(めんどくさければ)、そのソフトがインストールされている フォルダとその中身を全て削除する。 ……と、このように中身がごちゃごちゃになったパソコンを 綺麗な状態に戻すのはなかなか大変で、まる1日かかってしまったりする。 なので、 大学のパソコンにインストールした自分しか使わないようなソフトは、 卒業時にちゃんとアンインストールしていってちょうだい。

Outlook Express の削除 :  という訳で、それなりに中身の綺麗な Windows パソコン(win95,98,ME,2000,XP等)が手に入ったとする。 まず最初に、 Outlook Express を削除すること。 本学科では、 セキュリティーの設定の関係でどうせ Outlook Express は使えないし、 Outlook Express は ウイルス感染の原因になることが多いので、 How to Manually Uninstall Outlook Express in Windows 2000を参照して、 Outlook Express をアンインストールすること。 winME 以前の OS では、「アプリケーションの追加と削除」のリストに Outlook Express が現れていれば、まずは 「アプリケーションの追加と削除」から削除を試してみて、 それでは完全にアンインストールされてないようだったら (例えば、C:\Program Files\Outlook Express とかのフォルダの中に 一連のファイルが残ってたりとか)、 How to Manually Uninstall Outlook Express in Windows 2000 のやり方でアンインストールする。 その際、セーフモードで作業しないと、せっかく削除した一連のファイルが 自動的に(勝手に)復元されたりしてしまうことがあるので、 その場合は、セーフモードで作業する。 セーフモードで起動する方法は、OS によって違うようだけど、 電源を入れた直後に Ctrlキー か F8キー を押し続けると、 「セーフモードで起動しますか」みたいな選択肢が出てくるので、 そこでセーフモードを選択する。

 尚、Microsoft Office を標準インストールすると、 Outlook がインストールされてしまうので、 Office のソフトをインストールする時はくれぐれも 「今すぐインストール」とか 「標準インストール」ではなく、 「カスタマイズ」とか「カスタムインストール」を選択して、 (ワードとかエクセルとかの)必要なソフトのみをインストールすること。

  因みに、研究室の先輩から譲り受けた? Microsoft Office の CD で、 そちこちのパソコンにワードやエクセルをインストールするのは違法行為である。 後藤班における研究や論文作成においては、 Microsoft Office は基本的に不要であるが、 (レポートをワードで提出しなさいとか、パワーポイントで発表しなさい みたいな 理不尽な世間 と折り合いを付けるために) どうしても Microsoft Office をインストールしたい場合は (不法コピーではなく、ちゃんと製品を購入するか)、 Microsoft Office と同じ形式で読み書きできる フリーソフトである OpenOffice を インストールすることを薦める。

Internet Explorer 一時ファイルの削除 (ブラウザーは Internet Explorer ではなくOpera を使うように したいので) Internet Explorer を使っていた場合には、 Internet Explorer が吐き出した一時ファイルを削除し、 今後 吐き出す一時ファイルの容量を制限する。 Internet Explorer を立ち上げ、 「ツール」→「インターネットオプション」 で、「Cookieの削除」と「ファイルの削除」「履歴のクリア」 を実行し、「設定」で、 「使用するディスク容量」を最低にしておく。

クイック起動の解除 : ワープロなどのソフトを標準インストールした際、 勝手に「クイック起動」みたいな設定にされてしまったりして、 パソコンを立ち上げた時に、そのソフトを使わない時も常に立ち上がっていて、 メモリーを無駄に喰いつぶしてパソコンの動作を重くしてしまっていることが ある(こういうふうに、 常にソフトが立ち上がっている状態を「常駐」と言う)。 これをやめさせるためには、 タスクバーのプロパティーを開き、 「スタートメニューの設定」→「詳細」 の中の「スタートアップ」というところを捜して、 起動時に常駐する必要のないソフトがあったら削除しておく。 ここのスタートアップのリストに現れない常駐ソフトを消去するには、 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」 のところで msconfig と打ち込むと、「システム設定ユーティリティー」 とかいうのが立ち上がるので、それの「スタートアップ」のリストの中から、 不要な常駐ソフトのチェックマークを外す (msconfig のスタートアップのリストは、常駐ソフトが必要か不要かの 判断がつきにくいので、確信がない場合には薦めない)。

 ワープロなどのソフトをインストールする際に、 「クイック起動に設定しますか (クイック起動にすると、とても速く立ち上がります!)」 みたいに訊かれてくることがあるんだけど、 その時に、 よく考えずに「OK」を押しまくると後で困るので、 常駐する必要のないソフトは、クイック起動にしないこと。 あと、ブラウザーで 音声ファイルやムービーファイルを再生するプラグインとかも 常駐するタイプのものが多いかも知れない。 変なウェブサイトを見ていて、変なファイルをむやみにダウンロードしたりして、 デスクトップやタスクバーに変なアイコンができたりしたら、 ちゃんと後始末すること。

クリーンアップとデフラグ :  さて、できる範囲でハードディスクの中身を綺麗にしたら、 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリー」→「システムツール」→「ディスククリーンアップ」 で、ハードディスクをクリーンアップする。 次に、同じく「システムツール」の中の「デフラグ」を選んで、 ハードディスクを最適化する(数時間以上かかることもある)。 以上の作業は、新品のパソコンをセットアップする場合には不要である (あ、でも新品でも不要な(邪魔な)ソフトがいっぱい 入ってたりする)。

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環境整備

 好みの問題ではあるが、 win の初期設定では、スクロールバーや タイトルボタンやメニューのフォントなどが小さすぎることがあるので、 「画面のプロパティー」→「デザイン」 で、ボタンやフォントの大きさなどを自分好みの大きさに変更する。

 これも好みの問題ではあるが、 マイコンピューターの初期設定は、 パソコンの中身が実に見えにくいように設定されているので、 マイコンピューターを立ち上げ、 「表示」(XPだと「ツール」)→「フォルダオプション」 で、 「タイトルバーにファイルのパスを表示する」 「各フォルダの表示設定を保存する」 「すべてのファイルを表示する」 などにチェックを入れ、 「登録されているファイルの拡張子は表示しない」 のチェックを外す。 で、 「すべてのフォルダを同じ設定で表示できます」 のところで 「現在のフォルダ設定使用」をクリック。

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ネットワークの設定

 いろんなソフトをインストールするにあたって、 ネットワークからダウンロードできた方が便利なので、 まずはネットワークの設定をしておく。 予め、自分が使わせてもらう IPアドレスなどの必要な情報 (下記に示すような)を後藤から教えてもらっておく。

 因みに、上に書いたアドレスなどの例はデタラメなので、 この例の通りに設定したりしないこと。 「スタート」→(「設定」→)「コントロールパネル」→「ネットワーク」 →「ネットワークの設定」→ 「TCP/IPのプロパティ」 を選択する。 「TCP/IPのプロパティ」が二つあるかも知れないが、 「ダイヤルアップアダプタ」と書かれてる方ではなくて、 「Ethernet Adaptor」とか「Network Connection」みたいな 横文字や型番の書かれてる方。 「IPアドレス」を選び、 「IPアドレスを指定」をチェックし、 IPアドレスの欄に指定されたIPを書き込み、 サブネットマスクに「255.255.255.0」と書き込む。 「WINS設定」を選び「WINSの解決をしない」にチェック。 「ゲートウェイ」を選び (古いゲートウェイアドレスが設定されていたらそれを削除してから) 「新しいゲートウェイ」に指定されたゲートウェイを書き込んで「追加」。 「DNS設定」を選び、 「DNSを使う」をチェックし、 ホスト名、ドメインを書き入れる。 (古いDNSアドレスが設定されていたらそれを削除してから) 優先(プライマリー)DNS、次候補(セカンダリー)DNSの順に書き込んで「追加」。
「マイコンピューター」→「ネットワーク」→ 「識別情報」 で、必要事項を書き込む。 そして再起動する。

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ソフトをインストールするフォルダ/個人ファイルを置くフォルダ

 ソフトをインストールするフォルダは、 一般的には C:\Program Files が使われるようだが、 「Program Files」のように空白を含む名前のフォルダは、 色々と不都合があるし (dos窓から、cd などでフォルダ変更できなかったり)、 なんでもかんでも C:\Program Files の中にインストールしてしまうと、 どれが最初からあったソフトで、どれが後から自分がインストールした ソフトかが分からなくなったりするので、 C:\exe みたいな適当な名前のフォルダを作って、 その中にソフトをインストールしていくことを薦める。 あと、ソフトのインストーラーの指示に従ってインストールしていくと、 「インストール先フォルダ」は「C:\Program Files」でいいかみたいに 訊いてくるところがあるので、 そこでむやみに「OK」を押したりせずに、 「参照」ボタンで「C:\exe」などのインストール先を指定すること。
 学生が卒論やレポートのために作成する各種ファイルは、 Cドライブしかないパソコンの場合は、 C:\gakusei などのフォルダを作り、 (同一のパソコンを複数の学生で使う場合には、その中に更に C:\gakusei\satou とか C:\gakusei\suzuki みたいなフォルダを作って) その中を使うこと。 Dドライブが使えるパソコンの場合には、 (同一のパソコンを複数の学生で使う場合には、 D:\satou とか D:\suzuki みたいなフォルダを作って) D:\ を使うこと。

ソフトのインストールの手順

 という訳で、ソフトのインストール場所を C:\exe とする場合について インストールの手順をまとめておく。 ウェブ上から hoge というソフトを ダウンロードしてインストールしたいとする。

  1. hoge.exe という実行ファイルそのものをダウンロードできる場合 :hoge をインストールするためのフォルダーを C:\exe の中に、 C:\exe\hoge のように(マイコンピュータかWinFDで)作る。 その中に、hoge.exe をダウンロードする。 hoge.exe をダブルクリックすればソフトが起動する (必要な dll ファイルがないとか言われて起動しない場合もあるが、 その時は必要な dll ファイルをダウンロードするなり、 他のパソコンからコピーしてくるなりして、 適切なフォルダー (C:\windows とか C:\windows\system とか)に入れる。 あるいは、hoge でしか使わない dll なら C:\exe\hoge の中でもいいかも)。 必要があれば hoge.exe のショートカットをデスクトップに作成する。
  2. インストールファイルが自己解凍ファイルの場合 : hoge のインストールファイル (インストールするためのファイル。 インストーラーとかセットアップファイルとかとも言う)が、 hoge_zikokaitou.exe みたいな自己解凍型の実行形式 (つまり拡張子が .exe になっている)の圧縮ファイルになっている場合、 1.と同じように C:\exe\hoge というフォルダーを 作成し、その中に hoge_zikokaitou.exe をダウンロードする。 マイコンピュータで C:\exe\hoge の中を開いて、 hoge_zikokaitou.exe をダブルクリックするとファイルが解凍される。 そこで hoge.exe みたいな実行ファイルが現れれば、後は、 1. と同じ。 しかし、ファイルがいっぱい出てきて 更にセットアップが必要な場合もある。 たいてい、readme.txt みたいな説明テキストファイルがあるので、 それの説明に従ってインストールする。 一般には、setup.exe みたいな名前のセットアップファイルが出てきて、 それをダブルクリックして指示に従うと インストールされる(QX の例)。 解凍後も hoge_zikokaitou.exe という圧縮ファイルが残っている場合、 ハードディスクの容量に余裕がある場合は再インストールする場合のために そのまま残していて構わない。 ハードディスクの容量に余裕がない場合は、 インストール用の圧縮ファイルは、インストールが終了したら削除する。
  3. インストーラーが圧縮ファイルの場合 : インストールファイルが lzh 形式や zip形式の圧縮ファイルで hoge.lzh とか hoge.zip みたいになっている場合、 1., 2.と同じように、 そのインストールファイルを C:\exe\hoge の中にダウンロードする。 さて、解凍ソフトがインストールされていないパソコンでは、 lzh形式やzip形式の圧縮ファイルは解凍できないので、 まずは適当な解凍ソフトをインストールする(解凍ソフトのインストール)。 もし、C:\exe\hoge をマイコンピューターで開いてみて、 ダウンロードしてきた hoge.lzh などの圧縮ファイルが解凍ソフトのアイコンの 絵になっていたら(eoだったら茶色いファイルの絵)、 解凍ソフトと圧縮ファイルが「関連づけ」されているということなので、 その hoge.lzh のアイコンをダブルクリックすると、 勝手に解凍ソフトが立ち上がって圧縮ファイルを解凍してくれる (但し、解凍ソフトの解凍先の指定が適切になっていないと、 デスクトップとか変なところに解凍されてしまうので注意: eoの設定参照)。 解凍されたあとは、2.と同じ。 解凍ソフトと圧縮ファイルが関連づけされていない場合は、 解凍ソフトを立ち上げて、そのソフトの操作方法に従って、 圧縮ファイルを選択し、解凍先を指定して解凍する。

ゲーム等のインストールについて

 研究に関係のないゲームなどのソフトを大学のパソコンにインストールする ことは原則として認めないが、 ゲームを利用したタイピング練習のソフトとか、 語学学習を支援する単語当てゲームのようなソフトとか、 3次元空間における物体の移動を、 並進移動と回転移動の効率的な組み合わせで実現するにはどうすればよいかを 学習するのに適しているかも知れないゲーム (Takalith とか言ったかな) とか、あるいは、どうしても息抜きが必要な時に、 短いプレイ時間で瞬時に気分転換できて研究の効率も飛躍的に上がるゲーム?とかを インストールしたくて研究が手につかない時は、 いつでもアンインストールできるように、 C:\gakusei\gomi みたいなフォルダ (D:\ がある場合は、D:\gomi とか)を作って、その中にインストールすること。

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ブラウザー(Opera)のインストール

 ネットワークからソフトをダウンロードしてインストールするには、 ブラウザーが使えるようになっていた方が便利であるので、 ブラウザーをインストールする。 Win に最初から入っている Internet Explorer を使うことにするなら、 それでも構わない(その場合は、プロキシーなどの設定は自力でやること)。 ここでは、軽くて (新規ブラウザーを開いたり、ブックマークの追加などが) 割と使いやすい Operaを インストールすることにする。 といっても、まだブラウザーが使えてない状態であれば、 ブラウザーからダウンロードはできないので、 ブラウザーが使える他のパソコン (例えば、今、このページを見れているパソコンとか) で、 フリー版ダウンロードのページ から、日本語版、Java付きのインストールファイル (ow32jaja605j.exe みたいな感じの名前の) をダウンロードする (Internet Explorer などのブラウザーが使えているパソコンに Opera を インストールする場合のダウンロード方法については、 解凍ソフトのインストールのところを参照)。 Opera をインストールするパソコンの ソフト置き場のフォルダ(C:\exe)をマイコンピューターで 開き、その中に、「ファイル」→「新規作成」→「フォルダ」で opera みたいな 名前のフォルダーを作る(つまり、パスは、C:\exe\opera )。 そして、C:\exe\opera の中に、ダウンロードしたインストールファイルを コピーするのだが、なんせ、10MB 以上のでかいファイルなので、 フロッピーとかでは移動できない。 なので CD-RW とか MO とかネットワークコンピューターとかを利用して 移動することになる(CD に焼くのは著作権的に問題があるかも知れなくて、 MO を使うには MO ドライバーをインストールしなければならなくて、 ネットワークコンピューターを使うには、その設定をしなければならなくて、 とか色々あるんだ)けど、その辺は省略(自力で対処して)。
 で、ともかく C:\exe\opera の中に Opera のインストールファイルを コピーできたとする。そしたら、それをクリックすると、 「承諾するか」とか色々と訊いてくるので、 適宜、「OK」を選択。 但し、「インストール先のディレクトリ」は、 「C:\Program Files\Opera」ではなく、 「参照」をクリックして、「C:\exe\opera」を選択する。 「アイコンの作成」のところで 「クイック起動に追加する」のチェックを 外す。 Java をインストールするかと訊かれるので、OK をクリックすると、 Java のインストール先フォルダが 「C:Program Files\Java 」?みたいな場所でいいかと訊いてくるので、 C:\exe\opera\java とかに書き換える。 インストールが完了すると、 マルチウインドーで開くかシングルウインドーで開くかを訊いてくるので、 (後藤の好みでは)シングルウインドーを選択する。 「Opera を標準のブラウザーに設定しますか」とか訊いてくるので、OK する。 「ファイル」→「設定」→「ネットワーク」のプロキシサーバーの画面を開き、 プロキシサーバーとポートを設定する (設定済みの Opera の例を見てちょうだい)。

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解凍ソフト(eo)のインストール

 ネットワークからダウンロードしたソフトは、 圧縮されていることが多く (拡張子が hoge.lzh とか hoge.zip とかになってるやつ)、 それをインストールするには、まず解凍ソフトで解凍する必要があることが多い。 そこでまず、適当な解凍ソフトをインストールする。 (フリーソフトなら)なんでもいいんだけど、取り敢えず、 eoを 入れることにする。 ダウンロードのページ に行き、「FTPでダウンロード」を選ぶ。 そうすると、「ファイルを開く」か「ファイルを保存」かを訊いてくるので、 「ファイルを保存」を選ぶ。 そうするとマイコンピューター(のような画面)が開いて、 保存先フォルダを訊いてくるので、 C:\exe を選び、そこで、 「新しいフォルダの作成」 (フォルダの右上が光ってるようなアイコン)をクリックして、 eo というフォルダを作り(つまり、パスは C:\exe\eo)、 その中に eo のインストールファイル(eo152.exe)をダウンロードする。 一般に、hoge というソフトをインストールする場合は、 C:\exe\hoge というフォルダを作り、その中に、 hoge のインストールファイルをダウンロードしてインストールするのが 後藤の好み。
 さて、C:\exe\eo の中をマイコンピューターで開いた状態で、 eo152.exe をダブルクリックすると、 インストール先ディレクトリ(フォルダ)が 「C:\Program Files\eo」でいいかみたいに訊いてくるので、 Opera のインストールの際と同じ要領で 「C:\exe\eo」を指定する。 「インストール後に実行」を指定すると、 「解凍先ディレクトリの指定」を訊いてくるので、 「アーカイブと同じ」を選択する(これも後藤の好み)。 「デスクトップにショートカットを作成」は (関連づけをするなら) 特に不要だけど、 「送るメニューに追加」とか 「ドラッグアンドドロップメニューに追加」とかはチェックしておいた方がいい。 他の解凍ソフトを特に使わないのであれば、 「関連づけを行う」にチェックを入れておく (そうすると、関連づけられた圧縮ファイルのアイコンをクリックするだけで、 eo が立ち上がって自動的に解凍されるようになる)。

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ファイル管理ソフト(WinFD)のインストール

WinFD は、 1500円のシェアウェアなので、特にインストールしなくてもいいが、 (DOS 窓で実行するコマンドを登録しておくことができて) フォートランや TeX ファイルの編集とコンパイルの際にとても 便利なので、できれば、インストール(して送金)することを薦める Vector のシェアレジ を使うと割と簡単に送金できる)。

 で、 ソフトのインストール手順に従って、 C:\exe\winfd の中に WinFD をインストールしたとする。 フォートランや TeX のコンパイルなどのコマンドを登録するには、 「設定」→「外部コマンド」の画面を開いて、

文字  タイトル   コマンド
C      gcc        C:\cygwin\bin\gcc.exe $x.c -o $x $r
E      gra2eepi   C:\exe\ngraph\gra4dosv\gra2eepi.exe $x $x
F      g77        C:\cygwin\bin\g77.exe $x.f -o $x $r
G      g77 -O     C:\cygwin\bin\g77.exe -O $x.f -o $x $r
J      jlatex209  C:\usr\local\bin\jlatex209 $x $r
P      platex     C:\usr\local\bin\platex $x $r
W      gnuplot   c:\exe\gnuplot\wgpl+w32\wgnuplot $r

みたいに設定しておく (但し、 パスの設定は各ソフトをどこにインストールしたかによって異なるので、 このページで示している例とは違うところに各ソフトをインストールした場合には、 各自の設定に応じたパスを書く)。 そうすると、Altキー + 設定した文字キーで登録コマンドが使える。
 また、テキストエディターとして QXなどを インストールしてあるのであれば、 「設定」→「設定」→「プログラム」の画面を 開いて、「テキストエディタ」の欄に C:\exe\qx\Qxw32.exe みたいに 指定する(パスは各自の設定に対応させること)。 そうすると、WinFD の画面で、ファイルを選択して e を押すと、 指定したエディター(QX)が立ち上がるようになる。

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テキストエディター(QX)のインストール

  ものを書く最も基本的な道具が鉛筆やボールペンであるというのと同じような意味で、 パソコンをいじる最も基本的な道具はテキストエディターと言える かも知れない。 フォートランのプログラムを書くのも、 入出力データを加工するのも、 TeX ファイルを書くのも、HTML ファイルを書くのも (まあ、支援ソフトみたいなものもあるにせよ基本的には) テキストエディターである。 つまり、テキストエディターなるものを使ったことがないというのは、 「ものを書くのに鉛筆やボールペンを使ったことがない」というのと ある意味で似たようなレベルである。 それはともかく、Windows には、ノートパッドとかワードパッドという テキストエディターが付いていることにはついているが、 これらのエディターは機能的にあまりにもしょぼいので、 もっとちゃんとしたテキストエディターをインストールすることを薦める。 テキストエディターはフリーソフトも色々と出ているので、 その中の適当なものを使うのも良い。
 後藤は QX という 3000円のシェアウェアを使っているが、 これはとても使い勝手がいいので、 3000円ぐらいなら払ってもいいという人にはお薦めである。 Vector からダウンロードでき ( シェアレジ で送金できる) が、 鐸木能光『ワードを捨ててエディタを使おう第2版』(SCC) を買うと、CD-ROM に QX が付いている (後藤はダウンロード版に送金したから、この本の CD 版の QX は誰か一人には あげてもいいんだけど、そうすると学生さんは確実に不法コピーするだろうからなあ ……) 。

 で、QX を C:\exe\qx の中にインストールするとする。 インストールファイルを解凍すると、setup.exe というセットアップファイルが でてくるので、それをクリックするとセットアップが始まる。 「QX をインストールする場所を指定して下さい」 と言われるので、 「別の場所にコピーしてインストール」にチェックを入れ、 C:\exe\qx を指定する。 「キー操作&メニュー」とかをどうするかとか訊いてくるので、 (後藤の好みでは) 「DOSエディタ風」「ツールバーの表示:文字」 にチェックを入れる。 あと、(後藤の好みでは) 「背景:黒」「画面表示:たくさん」を選ぶ。 そうすると、「(拡張子が TXT とか INI とかの)テキストファイルは ノートパッドで開くように関連づけられているけど、それを QX で開くように置き換えるか」と訊いてくるので「はい」と答える。

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TeX とか Cygwin とかまだまだいっぱいあるので以下簡単に……

グラフ作図ソフト(Ngraph)のインストール

ソフトのインストール手順に従って、 Ngraph ver 5.45 を C:\exe\ngraph の中にインストールする。 たぶん、C:\exe\ngraph\ngrp545\dg.exe という実行ファイルが できるので、それのショートカットをデスクトップに作っておく。 さて、Ngraph で作成した gra 形式のファイルを tex 形式に変換する には、gra2eepi という変換ソフトをインストールする必要がある。 ここの DOS-V 用(gra4dosv.lzh) を C:\exe\ngraph の中にダウンロードして解凍する。 そうすると C:\exe\ngraph\gra4dos\gra2eepi.exe という実行ファイルができる。 WinFD を使う場合には、外部コマンドに gra2eepi を加える。 WinFD を使わない場合は、 Cygwin 窓でコマンド操作できるように、 Cygwin の.bashrc の alias に gra2eepi を加える

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究極の描画ソフト(Qfig)のインストール

 ソフトのインストール手順に従って、 ここの「ライブラリ付き」 (qfigwdll.lzh)を、 C:\exe\qfig にダウンロードして解凍する。 C:\exe\qfig\qfigwdll\vb32-dll の中に、dll ファイルや olb ファイルができるので、 それらすべてを 適切な場所(まあ、一つ上の階層の C:\exe\qfig\qfigwdll でもいいけど)に 移動する。そして、C:\exe\qfig\qfigwdll\qfig.exe のショートカットを デスクトップに作る。

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文書整形ソフト(TeX)のインストール

TeX本体のインストール

 TeX (正確には LaTeX だけど、ここでは TeX と書いておく) のインストールは他のソフトのインストールに 比べるとやや難しいです (これでも昔に比べると飛躍的に簡単になってるんです)。
 TeX本体のインストールのインストールは、 ここの 「 TeX本体のインストール 」 に従ってインストールしてほしいが、若干の修正をする。 TeX の最新版は、 この辺 から手に入る (2004年4月現在の最新版は Web2C-7.5.2 だが、 Web2C 7.3.7 以降のやや古いバージョンのインストールファイルを 入手できるなら、それでも構わない) 「 TeX本体のインストール 1. 」 では、一連のファイルをまず C:\usr\local\tmp にダウンロードすることに なっているが、ここでは、C:\usr\local の中にダウンロードすることにする。 まず、texinst737.zip みたいな名前の圧縮ファイルがインストーラーなので、 それを解凍する。 (解凍ソフト(eo)の設定が こうなっていれば)、 C:\usr\local\texinst737 の中に、解凍ファイル群ができるので、 それらすべてを、C:\usr\local に移動する。 DOS 窓を開いて、(cd c:\usr\local みたいに打って) C:\usr\local に移動し、texinst737 c:\usr\local と打つ ( 「 TeX本体のインストール 3. 」 では、「texinst*** c:\usr\local\tmp」と打つとなっているが、ここでは、 \tmp はいらない。 ) 「 TeX本体のインストール 4. 」 の「環境変数にpathを追加します.C:\usr\local\bin」 というのは、Win95, Win98, WinME の場合は、 C:\autoexec.bat の中に、 PATH=C:\usr\local\bin という行を書き加えるということ。 但し、既に他のソフトのインストールでパスの設定がしてあって、例えば、 PATH=C:\cygwin\bin みたいに書かれていたとすれば、その PATH= の行の 一番末尾に C:\cygwin\bin;C:\usr\local\bin のように ; の区切り文字を入れてから C:\usr\bin を書き加える。 autoexec.bat を書き換えたらパソコンを再起動する。 Win2000, WinXP の場合は、「スタート」→「コントロールパネル」 →「システムのプロパティ」→「詳細設定」→「環境変数」のところで、 「変数」のところに PATH と書き(既にあるかも)、 「値」のところに C:\usr\local\bin と書く。 既に他のソフトの PATH の設定があるなら、「値」のところの末尾に C:\cygwin\bin;C:\usr\local\bin みたいに ; の区切り文字を入れてから C:\usr\local\bin を書き加える。

TeX本体のインストール 5. 」 の c:\usr\local\share\texmf\web2c\texmf.cnf の書き換えは、以下のようにしてほしい。 tex のバージョンによって 140行目とは限らないが、その辺にある、
TEXINPUTS.jlatex209 = .;$jtexroot/{latex209,generic,latex,}//

TEXINPUTS.jlatex209 = .;c:/usr/local/usr_sty//;$jtexroot/{latex209,generic,latex,}// に。少し下にある
TEXINPUTS.platex = .;$ptexroot/{platex,latex,generic,platex209,latex209,}//

TEXINPUTS.platex = .;c:/usr/local/usr_sty//;$ptexroot/{platex,latex,generic,platex209,latex209,}//
に。 「 TeX本体のインストール 5. 」 では、.jlatex209 = .; c: の ; と c の間に半角スペースが入っているが、 このスペースはいらない。 そして、後藤から(あるいは既に TeX がインストールされているパソコンから) 後藤班用のスタイルファイル集を(MO か CD で)もらい、 それを C:\usr\local\usr_sty の中に入れる。

GhostScript及びGSViewのインストール

 TeX で(eps に変換した)画像ファイルを貼り付けたりする際に必要なので、 GhostScript をインストールする。 ここに書いてある通りにすればインストールできるが、 V7.04 以降(gs7.05以降かも?)では、 インストール先のファイルが、 C:\Aladdin ではなく C:\gs になるので、 その場合は、パスの設定も C:\Aladdin\gs6.01\bin ではなく、 C:\gs\gs7.05\bin みたいになる。パスの設定方法については、 上述のTeX本体のインストール参照。

dviout のインストール

 TeX ファイルをコンパイルしてできる dvi ファイルを表示するには、 dviout をインストールする必要がある。 dviout は、 ここ に書いてある通りにインストールすれば、たぶんインストールできる (尚、 6. METAFONT及びGhostscriptの設定をするには、まず GhostScript が 最初にインストールされてパスも設定されている必要がある)。 インストール場所は、C:\exe\dviout とかでいい。

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UNIXエミュレータ(Cygwin)のインストール

 Cygwin というのは、Windows 上で UNIX窓を開いて、 UNIX 的な一連のコマンド操作ができるようなシステムである。 後藤班では、主に Linux の計算サーバーにアクセスしたり、 Win 端末上でフォートランのプログラムを走らせるために使う。 ここに書いてある通り にすればインストールできるが、 いくつか補足する。 大学内でインストールする際には、 ここの「5.ダウンロードする方法を指定」 のところで、プロキシの設定をする必要がある。 プロキシサーバーとポート番号が分からない人は、 Opera のプロキシの設定のところで確認できる。 それを、 このように書き込む (この proxy.nihon.kagi-u.ac.jp というのは適当に書いた例なので、 この通りに書き込まないこと)。 あと、 デフォールトの設定 (つまり、標準インストールの設定) では、インストールされない(かも知れない)必要なパッケージ群を選択しておく。 ここの「7. V1.1.2以降インストールするアプリケーションを選択可能になりました」 のところまで行って、 (ssh でサーバーにアクセスするのに必要な関係) Net の mod_ssl, openssh, openssl, openssl096 を選択する(3.6.1p1-2 みたいなバージョン番号が表示されるようにする)。 最近は、必要なパッケージを一つ(opensshとか) 選べば他の必要なパッケージ類も自動的に選択されるようになっているようだ。 あと、フォートランのコンパイラー関係 Devel の gcc, gcc-mingw, gcc2, gdb を選択する(既に既に最新版がインストール済みの場合は keep でいい)。 それから、 計算サーバーの gnuplot を使ったり、大計センターの汎用ソフトを使ったりする可能性のある人は、 XFree86のパッケージを選択する (XFree86のパッケージのところに Install と表示されるようにする)。 尚、Cygwin の TeX をインストールしてしまうと、 Windows の TeX をおかしくしてしまうこともあるそうなので、 Text の tetex 関係はインストールしないこと (Skip になってればよい)。 くれぐれも、フルインストールなんてしないように ( All のところで Install を選ぶと、全てのパッケージを インストールすることになってしまう)。

 あとは、 ここに書いてある通り でインストールできる(筈)。 環境変数の設定は、TeX本体のインストール のところ参照。 WinFD からフォートランのコンパイルができるようにするための設定は、 WinFD のとこ参照。

その他、使い勝手をよくするために、 (C:\cygwin\home の中のユーザーディレクトリの中にある) .bashrc に適宜 alias などを書き加える。 例えば、ls と打った時に日本語のファイルも表示されるようにするには
alias ls="ls --show-control-char"
という行を .bashrc に加える。
cygwin窓を終了する時にいちいち exit と打つのがめんどうなので q と 打つだけでいいようにするには
alias q=exit
という行を .bashrc に加える。
keisan.nihon.kagi-u.ac.jp という計算サーバーに hoge というユーザーIDを持っている人が、 計算サーバーに ssh でアクセスする際に、いちいち ssh hoge@keisan.nihon.kagi-u.ac.jp と打つのがめんどうなので k3 とだけ 打てばいいようにするには、
alias k3="ssh hoge@keisan.nihon.kagi-u.ac.jp"
という行を .bashrc に加える。
ここにもちょっと書いたけど 計算サーバーにアクセスしてX窓を使う際に、いちいち、 xhost keisan.nihon.kagi-u.ac.jp みたいに打つのがめんどうなので xh とだけ 打てばいいようにするには、
alias xh="xhost keisan.nihon.kagi-u.ac.jp"
という行を .bashrc に加える。
尚、上の keisan.nihon.kagi-u.ac.jp というFQDNは適当に書いた例なので、 この通りに書き込まないこと(後藤班の計算サーバーの FQDN は、設定済みのパソコンから調べるなり、後藤に訊くなりすること)。

Cygwin から(sshで)計算サーバーにログインする方法につていは、 いずれまたどこかに書く(かも知れない)けど、 取り敢えずは、gnuplot の使い方 のところ参照。

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その他のソフトのインストール・周辺機器の接続

 さて、上に列記したソフト群の他にも必要なソフトは、 色々 とある。 例えば、計算サーバーとファイルのやりとりをするのに必要な、 FFFTPとか、 TeX に画像を取り込む際に、 jpeg や bmp 形式の画像を eps 形式に変換するのに必要な EPS-convとか。でも、ここに書いたソフト群のインストールが一通りできたのなら、 あとは、自力でたいがいのソフトはインストールできることと思う。
 それから、MOドライブやプリンタ、デジカメなどをパソコンに接続するには、 (デバイス)ドライバーの設定が必要になるし、 ネットワークプリンターを使うにはネットワークプリンターの設定が必要になる。 プリンタやデジカメなどの 周辺機器には、普通、ドライバーをインストールするための CD やフロッピーが 付属されていてその方法も書いてあるので、 それをよく読めば大抵はインストールできる。 付属 CD とかをなくしてしまった場合とかでも、そのメーカーのウェブサイトを 調べると、「ダウンロードサービス」とか「サポート」のページで ドライバーを無償ダウンロードできる場合も多い。 ネットワークプリンターの設定は、「 ネットワークプリンターの設定 」みたいなキーワードで ウェブ検索 すれば、いっぱい出てくる。 ということで以下省略。

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Windows Update の定期的な実行

 セキュリティー上の対策はいくつかあるが、 Windows Update を定期的に実行して、 Windows の欠陥を修正しておくことは最低限やっておくこと。 Windows Update はスタートメニュー (→プログラム)辺りを捜すと現れる。 現れない場合は、Internet Explorer* を立ち上げて、 http://windowsupdate.microsoft.com/ にアクセスする (Opera など他のブラウザーでは、 Windows Update がうまく機能しない)。

* Windows Update は Internet Explorer の Ver.5 以前(未満?)の バージョンだと実行できないので、その場合は、 Internet Explorer 6 Service Pack 1 をインストールしなければなくなります。 Internet Explorer 6 をインストールする際には、 「標準インストール」ではなく「最小構成インストール」の方を選択して下さい。 そして、インストールする項目をチェックする画面では、 「Internet Explorer 6 Web ブラウザ」 「オフラインブラウズパック」 「Visual Basic スクリプトサポート」 だけにチェックを入れて下さい。 くれぐれもせっかくアンインストールしてある 「Outlook Express」 などにはチェックを入れないように。

「Windows Updateへようこそ」というページが表示されるので、 「更新をスキャンする」をクリックする。 そうすると、 「お使いのコンピューター用の重要な更新が3個見つかりました」 みたいに表示される。 で、「更新の確認とインストール」をクリックすると、 更新プログラム一覧が表示されるのだが、 Outlook Express をアンインストールしている人は、 Outlook Express 関係の修正プログラムは、 インストールせずに、 「削除」を選択して一覧から消してから 「今すぐインストール」をクリックすること。 Outlook Express をアンインストールしている状態で、 Outlook Express 関係の修正プログラムをインストールしてしまうと、 せっかくアンインストールしたOutlook Expressが 再インストールされてしまったりする。 で、Windows Update の修正プログラム群のインストールが終了したら、 必ず再起動すること。

 Windows 2000 や XP では、Windows Update の自動更新機能 (Windows自動updateとか言ったか?)があって、 自分で Windows Update を実行しなくても、 時々ネットから、修正プログラムを(少しずつ?)ダウンロードして、 時々 勝手に修正プログラムをインストールしてくれる機能があるようだが、 この機能を利用することは、 個人的には薦めない。 というのは、 私は XP マシンで Windows 自動アップデートを利用していたのだが、 ダウンロードされた修正プログラム群を(時間がないから) インストールしないで終了した翌日にパソコンを起動したら、 STOP: c0000218 Unknown Hard Errorという重篤なエラーが出て XP が起動しなくなり、数日間 色々やったけど、復帰できなくて、結局XPを 再インストールしたことがある (その前からも、 無線LANの設定が壊れるなどのおかしいことが起きることがあったが、 そう言えば、それらの現象が現れるのは、どうも Win自動アップデートをインストールしないで終了して 次に起動した時であったと思う)。 まあ、私の場合は、 Outlook Express をアンインストールしていたりするから、 その辺との連成現象なのかも知れない。 という訳で、 Windows Update を実行するときは、 ちゃんと暇がある時に、 自分で不要な(Outlook Express関係の)修正プログラムを削除してから インストールし、その後に必ず再起動することにしている。 Windows Update を実行する際には、重要なファイル類のバックアップを 取っておいてから始めた方が無難だろう。

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有用な各種ソフト へのリンク

Vector
構造強度研での各種ソフトインストール法(LaTeX, Cygwin等)
Ngraph ver 5.45 (グラフ作成ソフト。 graファイル形式で保存したグラフは、 gra2eepi(DOS-V 用)を使って、 (倍率を変えながら) eepic.sty 用に変換して TeX に取り込むことができます (参照)。
Qfig (究極の描画ソフト。 eepic形式で保存して、TeXに取り込むことが出来ます。graファイルで保存することもできます)。
WinFD (マウスを使わずに、キーボード操作だけでファイル管理ができるソフト。 ファンクションキーに フォートランやTeXのコンパイルや、 gra2eepi などのコマンドを登録しておくと、 DOS窓を開かずにコマンド操作ができて便利)。
AL-Mail(テキストで保存できる。勝手に添付ファイルを開いたり、勝手にプレビューしたりしない)
AntiSpam for AL-Mail32(AL-Mail で受信拒否の設定ができるプラグイン)
QX for 95,98,ME,NT,2000(DOS時代MIFES仕様にできるので、ファンクションキーだけで選択や箱選択ができる)
FFFTP(FTP)
eo(解凍ソフト)
Character Code Filter 1.20(文字コード変換)
Opera(「世界最速」のブラウザー。 確かに軽くて早い。ソース表示に使うエディターも指定できる。 IE をやめるならこれかな。ルビタグ表示機能はまだない。 日本語版)。
モジラを使おう! (IE をやめるとすればこれかなあと思ったけど、割と重い。Linux版は割と快適)
Netscape6/Mozillaでルビ表示(ネットスケープやモジラでルビタグを表示させる方法)
メモ帳トラッパー(IE でソースを見るときに、自分が使ってるテキストエディターで開ける)
Tikuwa Brand - DivCat (ファイル分割。分割ファイルの一つを実行することで自動的に結合される)
ViX (軽くて有用な機能を備えた画像ビューアー)
たいむぼっか〜ん(国立天文台のタイムサーバーを利用したパソコンの時計合わせ)
OpenOffice (ワード、エクセル、パワーポイントと同じ形式で読み書きできる フリーのオフィスソフト。 なんせ標準の保存形式は XML を zip で圧縮した形式だから、 他のソフトでも扱えるし、 なんといってもマイクロソフトのワード/エクセル/パワーポイント で書かれた流用困難な形式の図でも、eps など (TeXとかでも)流用可能な形式にも 出力してくれる実に良心的で有用なソフト。pdf 化もしてくれる。 他人の作成したマイクロソフト/オフィス関係のファイルを 読み書きするためだけにマイクロソフト/オフィスなんて高額のソフトを 不本意ながら買ったり不法コピーしたりしてる人は、 この OpenOffice を試してみましょう。 Windows版の他に、Linux版、FreeBSD版、Solaris版、MacOS X版とかも あるようだから、Linux上でワードのファイルを扱ったりもできるようだ。 Linux を使いながらもマイクロソフト帝国主義な世間との折り合いを つけるにも恰好のソフトでは)。

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