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3Dプリンターメモ - *ものづくりセンター

目次

ものづくりセンター

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2016のCAD室の予定

造形手順

起動

切替器1がEden260V(プリンター)、2がホストPC(Objet Studio)側のモニタ

樹脂交換

3Dプリンター内には2つの樹脂を入れられるようになっているが、ミスをなくすために左片側しか使用していない。

Left model material compalamentを選択

新しく交換する樹脂(RGD525)を選択

FullCure720からRGD525に交換する際はEconomyを選択

(RGD525からFullCure720に交換する際はHigh-perfomanceを選択)

3Dプリンターの左中腹にあるスペースを開けて、左側に入っているFullCure720を取り出して、RGD525を挿入後チェックをつけてNEXTを選択。

パージ

8本あるヘッドの温度を上げる。

これが上がらないと印刷できなく、冬は時間がかかる。

だいたい70度くらいである。

パージ中の画面

パージ終了すればPurgeからStandby1になる

デイリーメンテナンス

ワイパークリーニング

ヘッドクリーニング

パターンテスト

ピンクの紙を写真のようにセットして、縁を水で濡らしてズレないようにする。

すると8本のヘッドの状態が確認できる。

今この写真では一番右側のヘッドが消耗しているが、あまり印刷に影響はないと思われる。

造形

内部の材料(モデル材/サポート材)設定

造形終了後

スケールに関して

(例)

方向プログラム(fortranのファイル)上の寸法Objet Studio上の寸法
$x$33mm(半径)66.00mm(直径)
$y$33mm(半径)70.45mm(直径)
$z$122mm124.35mm

3Dプリンターに関して

ものづくりセンター

材料

FullCure72050円/g
サポート材30円/g

 公式による材料の紹介サイト

http://www.stratasys.co.jp/3d-printers/design-series/precision/objet-eden260v

 3DP wiki(英語)

http://3dpwiki.org/index.php?title=Objet_Eden_260V

このページによると、FullCure720のヤング率は2$\sim$3GPaということだが、製作状況によってヤング率が変わるということだろうか。試験体を製作する際に、同時に引っ張り試験片も製作しなければならないのだろうか。 ここによるとFullCure720の引張ヤング率は、2.870GPa(リンクが切れています) ここによると比重は1.18$\sim$1.19

Eden260Vで利用可能な材料(硬質タイプ)

材料名曲げ強度係数(MPa)曲げ弾性係数(MPa)材料費(US$/kg)備考
FullCure72080-1102700-3300去年使った材料
VeroClear? RGD81075-1102200-3200
VeroWhitePlus? RGD83575-1102200-3200281
VeroGray? RGD84060-701800-2500
VeroBlackPlus? RGD87575-1102200-3200281
DurusWhite? RGD43030-401200-1600
RGD525110-1303100-3500359

引用元

http://www.moderntechstore.com(材料費)

2014年度は強度が強いRGD525が有力。

ムトーエンジニアリングMF-2000の材料

材料名曲げ強度係数(MPa)曲げ弾性係数(MPa)材料費(円/kg)備考
ABS樹脂6822505400
PLA樹脂(非晶質)94.532005400
PLA樹脂(結晶化)77.338005400

引用元

ABS樹脂 http://homepage1.nifty.com/seas/database/ep/abs.htm

PLA樹脂 http://img.jp.fujitsu.com/downloads/jp/jmag/vol59-2/paper04.pdf

その他の3Dプリンター

sudo add-apt-repository ppa:tor-krill/curappa
sudo apt-get update
sudo apt-get install cura

PRN3Dでの造形

Gcodeの作り方

Curaの設定

 Gcodeを作るときに、プリンターの情報(造形スペース、ノズル径、フィラメントの太さ、温度、造形速度など)の設定が必要。一回設定すれば、次にCuraを起動したときも覚えていてくれる。

Slic3rのインストール

 Ubuntu16.04の公式パッケージになったようなので、端末で
$ sudo apt-get install slic3r
と入力するだけで簡単にインストールできる。

Slic3rの設定

 Slic3rの方がCuraよりも細かな設定ができそうなので、上記の問題点を解決できるのではないかと思い、やってみた。下記の方法で作ると結構綺麗にできる。 単位はmm.

G28
G92 E0
M104 S0
M140 S0
G91
G1 E-1 F300
G28 X0 Y0
G1 Y160 F3000
G04 P6000
M84
G90

Slic3rでのエラー

PRN3Dの設定

G-code

なかなか可読性が高く、(格子板やハニカム板ぐらい幾何学的に単純な構造なら)いかにもプログラムで生成しやすそうなフォーマット。 自前のプログラムならgcodeを思いのままに生成できるので、「意図的に積層方向を交互に直交させる」ことも容易なはず。 とはいえ、「FEMと3Dプリンターの連携」性が全く無くなってしまうのも勿体無い気がする(brepやstepをgcodeに変換するようなとても高度なプログラムなら話は別だけど)。 なお、gcodeのヘッダーとフッダーについては、PRN3D-A4用の設定をする必要があると思うので、例えばこの辺を参考にするのがいいかも。

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