#author("2021-12-04T15:37:46+09:00","default:kouzouken","kouzouken") #contents *Marc User's Guide [#p5d8b924] -Marc起動-->ヘルプ-->ユーザーズガイド でMarcに関する基本的な操作や 例題についてはアクセスできる~ -Marcに関する資料~ [[Marc2014.2User's Guide:https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/Marc_Mentat/p1.pdf]]~ [[MSCの紹介:https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/Marc_Mentat/p2.pdf]]~ #br #br **他ページ [#he8ae88f] -[[Marc/mentat2018メモ:https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?Marc/Mentat2018%E3%83%A1%E3%83%A2]]~ -[[Marc/mentatメモ:https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?Marc/Mentat%E3%83%A1%E3%83%A2]]~ -[[Marc接触メモ:https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/cgi-bin/pukiwiki/?MarcMentat-%E6%8E%A5%E8%A7%A6]]~ #br #br *Marcの基本操作 [#gf9921aa] **モデルを作成する [#n3a56ee4] ***ばね要素 [#y0384e5f] --形状特性--3D・軸対称・平面-->リンク(バネ/ダッシュポット)~ 自由度を一方向設定してその設定した方向の自由度を考慮したバネになる。~ 並進と回転両方設定可能。剛性はEAと思われる。~ ***RBE2 [#rb0b9c3d] --リンク-->RBE2~ (RBE2とは、Nastranで定義されているRigid Body element type 2を意味する。)~ ノードとノードの自由度を自由に設定することができる。~ RBE2:剛体接続(節点の変位を制御)~ RBE3:柔体接続(力の分布を制御)~ 弾塑性解析で計算すると自由度Y方向を固定しているはずが、変形図を見るとY方向固定されていなくなってしまう。~ →非線形解析時は使えない? ***自由度固定(全て・単一・A~B) [#o9db6985] --リンク-->自由度固定~ ノードとノードのを自由度に設定することができる。~ ばね要素とも同時に使える。~ ***荷重ケースと解析job [#xa0d37e0] --解析の種類(機械的、熱伝導など)に応じて、メインメニューの解析パネルにある LOADCASE プロセッサでロード~ ケースを指定する。~ メインメニューのLOADCASEでは、負荷の増加(境界条件の選択)、ステップ数、自動ステップか固定ステップか、~ およびこの負荷ケースの制御を指定できる。~ 解析jobは、解析プロセスの全体的な流れを制御するために使用される。これには、解析クラス、ロードケースの~ ロードケースの選択、解析オプション、要求される結果、初期荷重、接触制御、その他のパラメータが含まれる。~ また、要素タイプの指定、ジョブの整合性チェック、ジョブの実際の投入もこのプロセッサで行う。~ #br #br **弾塑性解析 [#c6264e85] -材料の構成則はテーブルで入力する -収束条件を緩くしすぎる(0.5くらい)と挙動がおかしくなる -増分荷重はテーブルのtimeで入力する -荷重1を加えて計算したものを10回ループさせる=固定荷重増分と, 最終的に荷重10を加えるけど,その増分の仕方をプログラムが自動的に 調整する方法=自動荷重増分がある. -注意すべき点として、点と点を結ぶ線を作成するとき、線の方向によってモデルが異なってしまう。 (ローカル座標等の影響か) #br #br *メモ [#r4cbb759] ***崩壊解析 [#hf07068d] -【非正定】非正定値マトリックスを強制的に解くコマンド~ 崩壊点を通過する場合にだけ利用する~ #br #br ***鋼材の破断 [#s6f72685] -相当塑性ひずみをしきい値として,ひずみがある値を超えた場合に,要素を消すあるいは,~ 拘束を解くといった手法がある.~ また,相当塑性ひずみではなく,延性破壊式(例えば大矢根式)に着目した手法をとる方法もある~ #br #br ***時刻歴解析 [#wd0a20be] -複数荷重ステップを定義した場合、前のステップの評価結果(応力、ひずみ)の状態から次のステップの負荷が作用する #br #br ***節点座標の出力 [#yd85d713] -PARTICLE TRACKINGという機能で,リメッシュ機能を使用しても,元の節点があった位置(連続体力学で言う物質点のイメージ?)の変形後の座標や, その位置での応力の値などを追跡して,各タイムステップで出力する機能がある #br #br ***テーブル [#u9a14b3b] -Table機能は時間増分法に固定増分法であるAuto Loadを選択すると,ひとつのLoadCase内で,変化するようなEdge Loadをかけることができるが,AutoStepなど,Marcが自動で次のタイムステップ~ を決める増分手法を選んだ場合,ひとつのLoadCase内で,荷重は線形的にしか変化できない制約がある.ひとつのLoadCase内で複雑に変化するような荷重を定義したい場合は,ユーザーサブルーチン~ を使用して記述するしかない #br #br ***ガウスポイントの結果 [#ce263d12] - MentatでJOBS> JOB RESULTS> OUTPUT FILE> Full Element and Node Printを選択すると、ガウス点要素の結果を出力ファイルに直接出力することができる。 点要素の結果を直接出力ファイルに出力する。 #br #br ***計算精度 [#kd3b4afa] -特異性比が1e-6以下だと、計算結果の信頼度はない。そのため、再計算などする必要がある。 #br #br ***Marcが立ち上がらない [#x7e01703] ショートカットのアイコンをクリックしてMarcを立ち上げても、 Security check failed! Check that the license server is running or contact MSC Software Support. OK と表示され、起動しない。 コマンドプロンプトには License server is not at or above the minimum required version. Verify that your license server is at FLEXlm version 11.13.1.0 or above と表示される。 ▸時間を空けて再起動したら、問題なく立ち上げることができた。~ もしかするとサーバーが落ちていて、それが復旧したために起動できるようになったのかもしれない。 #br #br **エラーメッセージ [#q47d21dc] <終了番号:3015>~ Unable to reduce the time step below the minimum value allowed, and to still satisfy the user criteria in the AUTO STEP history definition option. Either change the criteria or reduce the minimum time step allowed. ー時間ステップを許容される最小値以下にすることができず、なおかつAUTO STEP履歴定義オプションのユーザー基準を満たすことができない。ー~ #br 解決策 -荷重ケース->複数条件_パラメータ->最小比における減衰の追加に☑を入れる -荷重ケース->解法管理->最大反復回数を上げる #br #br <終了番号:3002>~ Analysis has failed to converge to required convergence tolerances. One of several error conditions has been detected and the run aborted. The output will specify additional messages. ー解析が収束許容値に収束しなかったー~ #br 解決策 -荷重ケース->解法管理->最大反復回数を上げる #br #br <終了番号:2004>~ The determinant of the stiffness matrix becomes zero ornegative when indicated node has been reached during the Gaussian elimination phase of the solution process. Thismeans that the stiffness matrix is non-positive definite. If this happens at the start of the analysis, the conditionis usually caused by the existence of rigid body modes. It may also be caused by incorrect material properties (e.g.Poisson's ratio greater than 0.5; note that such situations may arise through temperature dependence of properties). Innonlinear cases, the structure may have buckled or reached a plastic limit load. In rubber analysis, it may also be dueto the strain state being in a region where the input data for the strain energy function is invalid. In contactanalysis with friction, lack of normal forces may result in friction being absent. If desired, the program may be forcedto continue by use of the parameter PRINT or the model or history definition option CONTROL. Either one of theseprocedures may be used for restart. Whenever a non-positive definite situation occurs one must exercise caution, as theresultant numerical solution may be infeasible. ー剛性マトリックスが非正定値であるー~ ー非線形の場合は、構造物が座屈したり、塑性限界荷重に達している可能性があるー~ #br 解決策 -荷重ケース->解法管理->非正定に☑を入れる -材料定数の確認 #br #br <終了番号:13>~ Data errors have been detected during data input. Refer to output for location of error. Likely causes are misspelled keywords, mistyped lines or invalid input options. ー入力データがエラーであるー~