4月21日(月)
後藤さんから集成材関係とFEM関係の文献をドサっと渡されて、
ちゃんと目を通しておくように言われる。
英語の文献ばかりなんで、
目を通したって何が書いてあるのかさっぱり分からない。
おまけに、それぞれの文献の末尾に書かれている参考文献の中に
後藤さんが線を引いたやつも
図書館で調べて(可能なら複写して)くるように言われた
(これ以上、読むもの(しかも英語)が増えるのはイヤだなあ)。
という訳でとりあえずは図書館に行ってみることにした。
検索端末で調べると、調べたい二、三の文献は図書館の中に所蔵してある
ことになってるんだけど、図書館の隅々を捜してもまるでそれらしいものは
見当たらない。もちろん(子供じゃないんだから)
図書館の人に聞けばいいことだけど、
「宝探しゲーム」のつもりで、更にしばらく捜してみる。
結局3時間以上も図書館の中を隅々まで捜してみたけど見つからなかった。
4月22日(火)
という訳で今日は朝一で図書館に行ってみた。
検索端末で打ち出した紙を持って係の人に聞いてみると、
「ああ、第*&%書庫ですね」とか言って案内してくれた。
いったいどこだろうと思ってついていくと、
係の人は、
私がてっきり蔵書運びのための業務用エレベーターか非常出口だとしか
思っていなかった鉄扉の脇についてる目立たないボタンを押した。
すると、その「私がてっきり蔵書運びのための
業務用エレベーターか非常出口だとしか思っていなかった鉄扉」
がガラガラと開いて、その奥に更に廊下と部屋がつながっているではないか!
この他にも図書館には目立たないところにいくつかの(秘密の隠し)扉があって、
それぞれの扉の奥には、第一書庫、第二書庫、第三書庫みたいに名前がついて
いるのであった。
書庫の中には、電動で動く書架が整然と並べられていて、
それらの中に学術雑誌がABC順に並んでいるようなのだけれど、
目当ての雑誌を捜すのがまた一苦労だった
(J というのは Journal の略だとか、頭についてる The は省略して
ABC順にするとか、色々と決まりがあるみたいだ)。
結局、私が一時間以上ねばって「宝探しゲーム」しても見つけられなかった文献を、
係の人はほんの数分ですべて見つけてくれた。
こんなことなら最初から捜してもらっていればよかったが、
あちこちを物色したおかげで色々と面白そうな文献も見つかった
(だいぶ前に構造**学の授業で**先生が紹介していた Timoshenko の本とか)。
今回は、必要な文献だけを複写したが、
また今度 日を改めてゆっくりと一日ぐらいかけて書庫の中を探索してみたい。
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(中略)
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1月30日(金)
後藤さんから細かく添削されていた卒論原稿と
支部原稿もようやく書き上がった。
卒論要旨は支部原稿をちょっと書き換えればいいし、
OHP原稿の TeX ファイルもだいたいできた。
2月2日(月)の発表練習には万全の体制で臨めるだろう。
卒論発表会の本番が待ち遠しい……
以上は勿論フィクションである(念のため)。